WiMAX WX02とWX03の比較

WiMAX人気3機種WX03・W03・WX02を徹底比較!

投稿日:2016年11月22日 更新日:

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WX03は下り440Mbps・上り30Mbpsの最大通信速度(それまでの通信速度は下り最大370Mbps上り最大10Mbps)を実現するモバイルWi-Fiルーターです。

拡張アンテナ搭載の専用クレードルを使うことによりホームルーターとして快適に利用することもできます。

より速い通信速度を求めるユーザーやWiMAX2+を固定回線代わりに使うユーザーにはWX03はおすすめです。

個人的にもWiMAX2+の性能を最大限高めたWX03のほうが魅力的に映ります。

しかしその一方で、バッテリーの持ちはW03と比較して最大約2時間短く、au 4G LTEの通信に対応していないことから、W03の方が万人向きの機種といえます。

 

WX03とは?

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2016年12月上旬に発売予定の「Speed Wi-Fi NEXT WX03」(以下WX03)は、4×4MIMOとキャリアアグリゲーション(以下CA)という2つの通信技術を採用することで、下り最大440Mbpsの通信速度(それまでは最大370Mbps)を実現するWiMAX2+用モバイルWi-Fiルーターです。

またWX03では上り回線にCAと64QAM変調方式を導入することにより、上り最大30Mbpsの通信速度(従来は最大10Mbps)を実現します。

その他の主な特徴としては、2.4インチ大画面のタッチパネル採用、拡張アンテナを搭載した専用クレードル利用によるホームルーター化があげられます。※1

WX03・W03・WX02の比較

WX03の比較対象となるのは、2016年11月現在UQコミュニケーションズでWiMAX2+を契約した際に選択できる機種「W03」「WX02」です。

以下の表で3機種を比較します。

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※2

 

WX03を選択するメリット

W03・WX02と比較してWX03を利用するメリットとしては以下4つがあげられます。

 

下り最大440Mbps・上り最大30Mbpsと高速

WX03の通信速度は下り最大440Mbps(上り最大30Mbps)で、W03の下り最大370Mbps(上り最大10Mbps)、WX02の下り最大220Mbps(上り最大10Mbps)と比較すると高速化しました。

ただし、下り最大440Mbpsの通信は東名阪エリアを中心に利用可、上り最大速度30Mbpsの通信は一部エリアから提供開始となっており、WiMAX2+を使いたい場所でいつからこの通信速度が利用できるか現時点ではわかりません。

この点は提供エリアの早めの拡大が望まれます。

W03の最大370Mbpsの通信速度も東京都渋谷駅周辺エリアから提供を開始し、愛知県名古屋駅周辺、大阪府梅田駅周辺、山手線 主要駅周辺へ拡大予定となっています。

 

なおW03で最大370Mbpsの通信を利用する場合はWiMAX2+とau 4G LTE両方の回線を使うことになり、1,005円/月のハイスピードプラスエリアモードの料金が加算されます。

WX03では追加料金なしで最大440Mbpsの通信が使えるのはうれしいですね。

 

なお、最大220MbpsのWiMAX2+の通信で動画鑑賞やホームページ参照が快適に行えているような場合は、それ以上の通信速度は必要ないので最大440Mbpsの恩恵を活かせないです。

重いデータファイルをダウンロードする時には、より高速な通信速度を利用できる方がダウンロード完了までの時間が短いので最大440Mbpsのメリットを活かせるでしょう。

たとえば実効速度が最大440Mbpsの2割(88.00Mbps)だとすると、100MBのファイルをダウンロードするのに約9秒かかると計算できます。

最大220Mbpsの2割の実効速度(44.00Mbps)の場合は、100MBのファイルをダウンロードするのにかかる時間は約18秒です。

このようにダウンロードの時間短縮が図れるので、頻繁に重いファイルをダウンロードする場合は高速な通信速度が活かせますね。

 

タッチパネルの採用で操作が直観的に

製造元が同じ先行機種であるWX02と比較すると、WX03でタッチパネルを採用しスマホのような直観的な操作が可能になったのはユーザーにはうれしいメリットですね。

WiMAX2+の通信を日常的に利用していたとしてもモバイルWi-Fiルーターの本体操作は時々しか行わないかもしれませんが、いざという時にボタン式の操作でもたもたしてストレスをためてしまうよりタッチパネルでスムーズに操作できた方がずっと快適です。

私自身はこういった機械ものの操作が好きなので本体操作をよくいじって設定を変更します。

私のようにモバイルWi-Fiルーターに興味があっていろいろと試してみたいなら、タッチパネルでの操作を特に快適に感じるでしょう。

 

拡張アンテナ搭載のクレードルで室内でも繋がりやすく

WiMAX2+はLTEと比べると屋内で電波が届きにくいというユーザーの声を聞くことがあります。

私自身もWiMAX2+を使っているユーザーの1人ですが、大きなショッピングモールの中や飲食店の窓から離れた場所でWiMAX2+を利用すると電波が届かず、仕方なくスマホのLTE回線に切り替えてインターネット接続することがあります。

 

WX03では、拡張アンテナを搭載したクレードルを併用することで室内でもWiMAX2+が繋がりやすくなりました。

特に本体の厚みがある方向で電波が強化されています。

ご自宅でモバイルWi-Fiルーターをホームルーターとして使う予定のある方には便利な機能ですね。

なおクレードルはWX03本体とは別売りなのでご注意ください。

 

本体デザインが洗練され都会的に

前モデルのWX02は本体デザインが簡素で色味が少ない一方、新しいWX03は縁に色がつきよりシャープな設計のデザインになっています。

普段持ち歩くモバイルWi-Fiルーターはデザインが良いものを使いたいですね。

 

WX03を選択するデメリット

W03・WX02と比較した場合のW03を利用するデメリットは以下3つです。

 

バッテリー使用時間が短い

WX03・W03・WX02のバッテリー使用時間を比較した場合、WX03は前モデルのWX02より向上しているもののW03より短いです。

ハイパフォーマンスモードで約2時間の差があります。

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※3

モバイルバッテリーを持参すれば仮にバッテリー切れを起こしても外出先で充電できますが、本体のバッテリーの持ちが良い方がモバイルバッテリーに頼る機会が減り便利ですね。

W03の方が充電を忘れて外出先で困ることも少ないでしょう。

 

なお、WX03とWX02はW03と違って、消費電力が少ないBluetoothテザリング機能に対応しています。

WX03でBluetooth接続した場合のバッテリー使用時間は以下の通りです。

  • ハイパフォーマンスモード設定時:約9時間40分
  • ノーマルモード設定時:約15時間
  • エコモード設定時: 約16時間30分

Bluetooth接続であればWX03よりバッテリーの持ちはよいです。

しかしBluetoothテザリング機能の通信速度は最大3Mbpsなので、Wi-Fi接続(IEEE802.11acなら最大6.9Gbps)と比較すると低速です。 ※4

動画鑑賞やビデオ通話のように高速な通信速度が必要とするインターネットサービスを利用する際は、Wi-Fi接続の方が適しています。

 

au 4G LTEの通信に未対応

WX03は前モデルのWX02と同様、つながりやすいau 4G LTEの通信に対応していません。

W03はau 4G LTEに対応しているので、本体設定でハイスピードプラスエリアモードに切り替えればWiMAX2+の電波が届かない場所でもau 4G LTEで引き続き通信できる可能性があり便利です。

ただしハイスピードプラスエリアモードを利用する場合、以下の2点に注意が必要です。

 

1,005円/月の追加料金が発生

ハイスピードプラスエリアモードを1度でも使うと、その月は1,005円/月の追加料金が発生します。※5

料金の日割はされません。

月間7GBのデータ通信量制限がある

ハイスピードプラスエリアモードでWiMAX2+及びau 4G LTEの通信を利用し通信量の合計が7GBを超えた場合、速度制限に抵触し月末まで通信速度が最大128Kbpsと低速になります。

この制限は、au 4G LTEだけでなくWiMAX2+の通信(ハイスピードプラスエリアモード・ハイスピードモード両方)や月間データ通信量の上限がないギガ放題プランも対象です。

最大128Kbpsでは動画鑑賞ができないことはもちろん、ネットサーフィンもページが開くのが遅くなり快適ではないでしょう。※6

 

W02と比較すると本体が重い

WX03はW03と比較すると本体重量が約17g軽量である一方、前モデルのWX02と比較すると約15g重くなっています。

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私はW03・WX02の両方を使った経験がありますが、約32g重量が増えたW03を持った時には「重くなったな」とはっきり感じました。

わずかな重量の違いでも普段使いするモバイルWi-Fiルーターはできるだけ軽量な方が快適でしょう。

 

WX03はこんなユーザーにおすすめ

WX03の最大通信速度は下り440Mbps、上り30Mbps。下りの最大通信速度は東名阪エリアを中心に提供、上りの通信速度は一部エリアから提供開始と公式では通知されており最初から全国で使えるわけではありませんが、W03・WX02と比較してもより速い通信速度を利用したい場合はWX03が最適です。

W03は一部エリアで最大370Mbpsの通信に対応しているものの、この速度を使うためには1,005円/月の追加料金が発生し、なおかつ月間7GBまでの通信量制限があるハイスピードプラスエリアモードを利用する必要があります。

制限を気にしたくないならば、WX03に軍配が上がるでしょう。

 

WiMAX2+では初めての対応となる上り最大30Mbpsの通信も便利です。写真をメールやLINEでアップロードする際は上りの通信速度が速い方が早く終わります。

 

また固定回線代わりにWiMAX2+を利用しているユーザーにもWX03はおすすめです。

拡張アンテナ搭載のクレードルを利用できるため室内で繋がりやすくなります。

 

おすすめはW03

WX03・W03・WX02を比較した場合W03がおすすめです。

W03は3機種の中でバッテリーの持ちが最もよく、いざという時にau 4G LTEの通信を利用することができます。

より速い通信速度を求める場合はWX03の方が適していますが、ホームページ参照やLINEのメッセージ送受信、音声通話、動画鑑賞では、最大220Mbps・最大440Mbpsのどちらでも快適さに変わりはないでしょう。

そのため、W03はWX03と比較すると万能で、多くの人に使いやすい機種と言えます。

 

またWX03では拡張アンテナ搭載のクレードルによって室内で繋がりやすくなるメリットがある一方、W03でクレードルへWi-Fiの品質の高い市販の無線LANルーターを接続すれば、たとえば窓際にクレードルを設置し室内はWi-Fiで通信するという方法をとることもできます。

 

まとめ

WX03は通信速度が下り最大440Mbps・上り30Mbps(それまでの最大速度は上り最大370Mbps上り最大10Mbps)と高速なことから、通信速度を重視するユーザーにはおすすめです。

拡張アンテナ搭載の専用クレードルを使うことでホームルーターとして利用する場合にも適しており、自宅でも外出先でもシームレスに運用できるでしょう。

前モデルのWX02と比較するとタッチパネル搭載で使い勝手も良くなっています。

一方、W03と比較すると440Mbpsの速度も名阪東名の一部地域に限定され、バッテリーの持ちも最大約2時間短くau 4G LTEに対応していないため、総合的な評価としてはW03の方が万人向けの機種と言えます。

ですがLTEを捨ててWiMAX2+だけで440Mbpsを叩き出すWX03が魅力的な端末であることに変わりはありません。

W03はユーザーあらゆるニーズを最大公約数的にカバーできる端末であるからおすすめしているだけで、個人的に所有して徹底活用してもらいたい推し端末はWX03です。

 

 

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