WiMAXルーターに通信機器を複数台同時接続する注意点

全国のサービスエリア内であれば場所を問わずどこでも高速モバイル通信が行えるポケットWiFiルーターのWiMAXですが、使用するにあたって複数の通信機器を同時に接続することはできるのかと疑問に思うことがあるのではないでしょうか。

自宅で家族と共有したいという場合もあれば、パソコンやスマホを外出先で同時接続したいという場合もあるでしょう。

そこで今回はWiMAXルーターに複数台の通信機器を接続することができるのか、気をつける点はあるのかについて説明していきます。

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1台のWiMAXルーターに複数のデバイスを同時接続することはできる?

結論から言うと、WiMAX端末1台につき複数の通信機器を同時に接続してデータ通信を行うことは可能です。

もちろんWiMAXに通信機器を複数台同時に接続するためにオプションに加入する必要もないので課金も一切発生しません。

ただしWiMAXは接続する台数が多くなると通信速度が遅くなったり、通常プランの7GB制限やギガ放題プランの3日10GB制限の速度制限にかかりやすくなったりするので、WiMAXに複数台の通信機器を同時接続する場合はこれらの点に注意しながら使用するようにしましょう。

またWiMAXルーターと通信機器の接続方法にはWi-Fi、Bluetooth、USBの3通りがありますが、それぞれ接続可能な台数が異なるほか、接続方法の組み合わせによっては同時接続できない場合がありますので、これらに関しては以下で説明していきます。

Wi-Fi接続の場合

まずWiMAX本家であるUQコミュニケーションズで申し込みできるWiMAX機種をもとに同時接続可能な通信機器の台数を下記の表にまとめました。

WiMAX機種最大同時接続台数
W06Wi-Fi16台  / USB1台
WX05Wi-Fi10台 / Bluetooth3台 / USB1台

上の表を見てみると、WiMAXに接続可能な通信機器の台数は機種によって異なります。

特に接続方法としてよく利用されるWi-Fi接続の場合、1台のWiMAXルーターではほとんどの機種が最大10台の通信機器を同時に接続することができるので、家族と共有する場合や外出先でパソコンやタブレット、ゲーム機器などを同時に接続してインターネット通信を行う場合にも使用することができます。

これなら固定回線の代わりにWiMAX機器を使用することができますし、インターネット回線を一本化することで節約効果にも期待できますね。

パソコンにUSB接続をしているときにもWi-Fi接続はできる?

パソコンでWiMAX通信を行う場合、Wi-Fi接続よりも安定した高速通信が行えることからUSB接続にてインターネット通信を行うことがあるでしょう。

このとき気になるのが、USB接続しているときでもWi-Fi接続を行って他の端末でも同時にWiMAX通信を行えるのかということではないでしょうか。

嬉しいことにWiMAXはUSB接続しているときでも同時にWi-Fi接続を行うことができます。

つまりWi-Fi接続が10台可能な機種ならUSB接続と合わせて計11台の通信端末を同時にWiMAXに接続することができるのです。

メインで通信を行いたいパソコンでは安定性のあるUSB接続、それ以外の端末ではWi-Fi接続など使い分けることができるのはいいですね。

Wi-FiとBluetoothの同時使用は不可

Wi-FiとUSBを同時に接続することができるということは、Wi-FiとBluetoothも同時接続が可能ではないかと考えるかもしれません。

しかし残念ながらWi-FiとBluetoothは同時接続を行うことができないので、Bluetooth接続を行う場合は他の接続方法よりも接続可能な通信端末の台数が減ることに気をつけておきましょう。

多くのデバイスをつなぐならホームルーターのL02

現在UQコミュニケーションズで取り扱っているホームルーターはL02とHOME01の2種類がありますが、多くの通信機器を接続するのであれば最新機種のL02がオススメです。

小規模オフィスにも使える最大40台以上の接続可能台数

UQコミュニケーションズで購入できるホームルーターは2種類ありますが、下記の表の通り接続可能な通信端末の台数はそれぞれ異なります。

ルーター最大接続可能数 / LANポート
L02Wi-Fi40台 / LANポート2台
HOME01Wi-Fi20台 / LANポート2台

L02はWiMAXモバイルルーターを含めたどの機種よりも同時接続可能な台数が多く42台も接続することが可能です。

自宅で家族と共有する場合、必ずしも1人につき1台の通信機器しか接続しないとは限らないのでWiMAXの最大同時接続数10台では足りないという場合があるかもしれません。

またビジネス面でも10人以上のオフィスで複数のパソコンを接続してWiMAX通信を行うことも可能です。

さらにL02は有線LAN接続時に下り最大1Gbps、無線接続時でも867Mbpsに対応しており、スペック上はHOME01の約2倍も高速です。

ただこの速度はあくまで月間7GBまでしか利用できないハイスピードプラスエリアモードを利用した際のものですので、接続台数が少なく利用時間も短いときにのみ実用的です。

通信量の上限がないハイスピードモードのみで比較するならL02のカタログスペックは558Mbpsまで下がるため、純粋に接続したい台数で比較するのもありです。

同時接続台数が増えるほど1台あたりの通信速度は劣る可能性が高いので、元々通信速度がより速い機種を選ぶのが最適です。

ホームルーターとなると外へ持ち運んで使用することはできませんが、L02はこのように特定の場所で多数の通信機器を接続したい場合にはオススメの機種です。

まとめ

場所を問わずどこでもインターネット通信が行えるモバイルルーターのWiMAXですが、実は同時に接続できる通信機器は1台に限らず複数台可能であるというメリットがあります。

USB接続とWi-Fi接続を組み合わせれば最大11台の通信機器をWiMAXに接続することができ、家族と共有する場合や外出先でパソコンやタブレットなどを同時に使用したい場合にも適しています。

またオフィスや自宅など特定の場所でしか使用しない場合は、ホームルーターのL02を使用することで最大42台まで通信機器を接続することが可能です。

このようにWiMAXは固定回線代わりに使用できますし、使い方次第で通信費を一本化することもできるので料金を抑えたいという場合にもおすすめです。

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