URoad-Stick WiMAX

WiMAXのUSB型端末URoad-Stickを解説!無理せずモバイルWi-Fルーターを選ぼう

投稿日:2016年12月4日 更新日:

WiMAXにしろ他の事業者にしろ、モバイルWi-Fiルーターを利用するのに気がかりなのがバッテリーの問題です。

その点USB接続タイプの機器ならば、充電や電源の心配をする必要がありません。

WiMAXのUSB機器URoad-StickはモバイルWi-Fiルーターと比較してサイズが1/3以下、重量は1/5以下とコンパクト・軽量な他、Wi-Fi接続の際の電波干渉や通信傍受の心配がないメリットがあります。

 

しかし現行のWi-Fiルーターの最大通信速度が220Mbpsである一方、URoad-Stickの最大通信速度は110Mbpsと低速である上、スマホで利用することはできません。

Wi-FiルータータイプではUSBケーブルで接続し、USB機器と同様に通信することもできます。

あるときはスマホで使い、あるときはパソコンで使ったりする現状のモバイルルーター事情を考えると、USB接続のWiMAX機器よりWi-Fiルーターのほうが色々と便利です。

USB型のWiMAX機器とは

WiMAX2+に接続するためのネットワーク機器にはモバイルWi-Fiルータータイプやホームルータータイプだけでなく、USBで接続するタイプのものがあります。

USBで接続するタイプはノートパソコンやデスクトップパソコンで利用が可能です。

現在販売中のUSB型のWiMAX機器としてはURoad-Stickがあります。

URoad-Stickとはどんな端末?

URoad -Stickの仕様は以下の通りです。

 

URoad-Stick
製造元 シンセイコーポレーション
発売日 2015年1月9日
PCインターフェース USB TypeA準拠/USB2.0 High Speed
重量 18g
外形寸法 27(W)×62(D)×11(H)mm
対応ネットワーク WiMAX2+/WiMAX
表示インターフェース LED×1
機能 WEB画面設定対応、DMZ/ポートフォワーディング、VPNバススルー(PPTP)対応

USB型のWiMAX端末(URoad-Stick)を使うメリット

USB型のWiMAX端末(URoad-Stick)は仕組みや構造がWi-Fiルーターとは異なります。

そのためWi-Fiルーターと比較すると以下にあげる5つのメリットがあげられます。

充電や電源がいらない

URoad-StickはUSB給電を行うので充電や電源は不要です。

バッテリーを搭載するモバイルWi-Fiルーターが充電か専用アダプタが必要なのと比較すると便利ですね。

URoad-Stickなら充電忘れで使えず困ることはありませんし、モバイルバッテリーを使う必要もありません。

コンパクト・軽量で持ち運び楽々

WiMAX用のモバイルWi-Fiルーターはコンパクトで軽量ですが、URoad-StickはモバイルWi-Fiルータータイプと比較してもさらにコンパクト・軽量です。

たとえば、モバイルWi-FiルータータイプのW03の本体は約W120×H62×D11.4mm(重量:約127g)、WX02の本体は約W110×H66×D9.3mm(約95g)ですが、URoad-Stickは約W27×D62×H11mm(重量:約18g)です。

URoad-StickはW03やWX02と比較すると大きさでは3分の1以下、重量は5分の1以下となっています。

いずれもバックやパンツのポケットに入れても荷物にならないサイズですが、URoad-Stickならペンケースの片隅に入れて持ち運ぶこともできますね。

設定がいらない

Wi-Fiの設定はSSIDで利用するネットワークを特定して必要な暗号化キーを入力するだけなので簡単です。

一方のURoad-Stickはその簡単な設定さえ必要はなく、OS標準のドライバを利用するのでパソコンのUSBポートに挿すだけで利用できます。

Wi-Fi設定も難しくはないですか、URoad-Stickならより手間なく使えて便利ですね。

 

Wi-Fiのように電波干渉に悩まされることがない

Wi-Fiで特に2.4GHz帯の電波を利用している場合、同じ周波数帯を使う他のWi-Fiユーザの機器や電子レンジ・Bluetoothによって電波干渉が発生して、WiMAX2+による接続ができなくなったり通信速度が遅くなったりという問題が発生することがあります。

USBに挿して使うURoad-Stickなら、もちろんWi-Fiのような電波干渉の問題は発生しません。

WiMAX本来の安定した高速通信が期待できるメリットがあります。

 

Wi-Fiにあるようなセキュリティの心配がない

Wi-Fiによる無線の通信では、電波を不正に盗聴されて通信の内容を悪意のある第三者に知られてしまう危険性があります。

現代ではその盗聴を防ぐためのAESという強力な暗号化方式がありますが、確実に盗聴を防ぐことを約束するものではありません。

AESに対応していないネットワーク機器ではより強度の低い暗号化技術を利用する必要がある点にも注意が必要です。

その点URoad-Stickでは、Wi-Fiのような盗聴の心配はありません。

このセキュリティの高さは特にビジネスユースには喜ばれるでしょう。

USB型のWiMAX端末(URoad-Stick)を選ぶデメリット

URoad-Stickにはメリットもありますが、以下にあげる6つのデメリットもあります。

URoad-Stickを選ぶ前に、ここにあげるデメリットをあらかじめ把握しておきましょう。

スマホ・タブレットでは利用できない

スマホ・タブレットには、URoad-Stickが挿せるUSB端子がありません。

一方モバイルWi-Fiルータータイプであれば、Wi-Fi対応機器ならスマホ・タブレットに限らず、パソコンやゲーム機も接続できます。

最大440Mbpsの通信に対応していない

URoad-StickはWiMAX2+に対応しているものの最大通信速度は110Mbpsです。

最大440Mbpsの通信に対応しているWiMAX端末と比較すると、通信速度が遅くなる可能性があります。

どの機種を使うとしても月額料金が変わるわけではないので、できるだけ速い通信速度を利用できる機種を選びたいですね。

URoad-Stickの取り扱いプロバイダが少ない

URoad-Stickを取り扱うWiMAX2+プロバイダは少ないようです。

2016年11月6日時点で著者が調べた限り、取り扱っているのはWiMAX2+の元祖であるUQコミュニケーションズとBroad WiMAXのみで、so-net・nifty・GMOとくとくBB・DTI・AsahiNetでは取り扱っていませんでした。

WiMAX2+のプロバイダは各社独自のキャンペーンや割引、オプションを展開しています。

URoad-Stickを使う場合は選択できるプロバイダが少なくなり、利用したいキャンペーンや割引・オプションが使えなくなる可能性があるので注意しましょう。

USBポートの少ないモバイルノートでは利用できない可能性がある

モバイルノートはUSBポートが少ない場合があり、マウスやプリンタなどで埋まってしまっていると新たなUSB端末が挿せなくなるので注意しましょう。

URoad-Stickを選ぶ場合は、パソコンにUSBポートの空きがあるかあらかじめ確認することが必要です。

仮にURoad-Stickを入手する時点で余分に使えるUSBポートが余っていても、URoad-Stickで1つ使ってしまうと、そこへ他のUSB機器が接続できなくなります。

もともとUSB端子が少ないパソコンであれば、将来性を考えWi-Fiルータータイプを選んだ方が無難ですね。

同時に複数台接続ができない

Wi-Fiルーターならパソコンやスマホなどを同時に複数台インターネット接続することができます。

一方URoad-StickのようなUSBタイプのWiMAX機器では、インターネット接続するパソコンに直接挿して利用する必要があるため、複数の端末を同時にネットワークへ繋げることができません。

スマホとパソコンを同時にWiMAX2+へ接続する場合やご家族でWiMAX2+の回線を共有して使う必要がある場合は、Wi-FiルータータイプのWiMAX機器を選びましょう。

USBtype-c搭載のMacBookなどでは変換アダプタが必要

USBtype-cはUSB端子の規格の1つで、従来のUSBのように向きの区別がありません。

またコネクタのサイズはスマホやタブレットなどにも搭載可能なほどコンパクトで、今後利用が拡大する可能性があります。

2015年3月に発売された新しいMacBookにはUSBtype-cが搭載されており、このようなパソコンでURoad-Stickを利用する場合は別途変換アダプタが必要です。

au 4G LTEの通信に対応していない

WiMAX機器の中でも、W03・W02・W01・HWD15・HWD14はつながりやすいau 4G LTEの通信を利用できます。

これらの機種では、WiMAX2+の電波が届かない場所でもau 4G LTEでインターネット接続できる可能性があり便利です。

しかし、残念ながらURoad-Stickはau 4G LTEに対応していません。

こんな場合はUSB型のWiMAX機器を検討するのもあり

URoad-Stickをおすすめできるのは、現在だけでなく将来的にもパソコン1台でしかWiMAX2+に接続する予定がない方です。

URoad-Stick を使うことでUSB端子が1つ埋まることになるので、将来的なことも含めてパソコンに十分な数のUSB端子があるか検討することも必要です。

ご自宅や外出先でスマホやタブレットをWiMAX2+に接続する可能性がある場合や、ご家族やご友人などと同時にWiMAXでインターネット接続する可能性が少しでもある場合は、Wi-Fiルータータイプを選ぶとよいでしょう。

ビジネス利用でセキュリティを重視する場合は、Wi-Fiのような通信の盗聴が起こらないという点で、URoad-Stickを選択する意味はあります。

こんな場合はUSB型のWiMAX機器は利用できない

スマホやタブレットをWiMAX2+へ接続する場合はUSBポートがないのでそもそもUSB型のWiMAX機器は選択できません。

またUSB型では複数台の端末を同時にインターネット接続することはできないので、2つ以上の端末を同時に接続する可能性がある場合は、Wi-Fiルータータイプを利用する必要があります。

URoad-StickはWiMAX2+の最大220Mbpsの通信に対応していないので、高速な通信速度を求める場合は最大220Mbps以上の通信が可能なW03やWX02・WX03といったWi-Fiルータータイプを選びましょう。

USBにコダワリがないならWiFiルーターを選ぼう

現在販売されている唯一のUSB型WiMAX端末「URoad-Stick」の最大通信速度は110Mbpsです。

最大220Mbps・最大440Mbpsの提供エリア内での利用であれば、最新の対応機種「WX03」を検討したいですね。

WX03はモバイルWi-Fiルータータイプですが、USBケーブルを一緒に持ち歩けばUSBでの接続も可能です。

USBケーブルで接続すれば電波干渉やWi-Fiの電波干渉の心配がなくなり、より高速な通信が期待できます。

まとめ

USB型のWiMAX機器は、充電が不要で軽量・コンパクトである上、Wi-Fiのような電波干渉・通信傍受の心配がないというメリットがあります。

しかしUSB型のWiMAX端末はスマホ・タブレットで利用できませんし、Wi-Fiルータータイプが最大220Mbps以上の通信に対応している一方、現在提供中の唯一のUSB型のWiMAX端末「URoad-Stick」の最大通信速度は110Mbpsです。

モバイルWi-Fiルーターなら、USBケーブルを携帯すればUSB接続ができます。

Wi-Fiルータータイプを選んだ方がWiMAX2+を便利に使えますね。

URoad-Stick, WiMAX

Copyright© ワイMAX!-WiMAX&ポケットWiFi比較- , 2017 AllRights Reserved.