WiMAXを契約しようと思っても、プロバイダがありすぎてどこを選択すればいいのか分かりづらいですよね。
回線を提供するUQコミュニケーションズだけでなく、さらに低料金で使えるプロバイダがいろいろありますが、WiMAXの場合通信品質はプロバイダで変わりがないので、高ければ使いやすいとは限りません。
それに料金が安いところとそうでないところでは、WiMAXを3年使うとトータルで3~4万円程度の差が出てしまいます。
安さと契約期間、支払い方法を総合的に検討し、当サイトおすすめのWiMAXプロバイダ5社を紹介します。
WiMAXはプロバイダ経由で契約するのが正解
スマートフォンにキャリアがあるように、WiMAXにもキャリアがあります。
そのキャリアとはUQコミュニケーションズで、WiMAXサービスを提供するすべてのプロバイダはこのUQコミュニケーションズの回線を利用しているのです。
しかしスマホや携帯とは違い、WiMAXはプロバイダで契約するのがおすすめです。
- 通信品質に差がない
WiMAXは1つのキャリアがすべてのプロバイダに対して回線を提供しているので、プロバイダ間で品質が違うことも通信速度が遅くなったりすることもありません。
端末の品揃えは若干差がありますが、少なくとも大手のWiMAXプロバイダならば、型落ち機種を指定されるプランをあえて選ばない限り最新機種も問題なく入手できます。
ちなみに型落ち機種を利用したとしても実効速度が不快なほど遅いということはありませんので安心してください。
- 月額料金割引やキャッシュバックでお得
WiMAXのプロバイダの多くは、新規契約者を対象に月額料金を安くしたり高額のキャッシュバックを行ったりなどよりお得に使えるキャンペーンを行っています。
いつも同じ内容のWiMAXキャンペーンを行っているところや月によって内容が変わるところなどいろいろですが、本家よりも安く契約できるという点ではプロバイダに利があります。
- プロバイダで契約するデメリット
結論から言えばWiMAXをプロバイダで契約するデメリットはありません。
障がいがありハート割が使いたいとしても、UQコミュニケーションズのハート割の金額よりプロバイダで普通に契約したほうがお得です。
WiMAXプロバイダおすすめランキング
1位:BroadWiMAX

引用:BroadWiMAX
当サイトで最もおすすめなのはBroadWiMAXです。
BroadWiMAXは月額料金割引を行うプロバイダの中では人気が高く、また月々の支払い金額が安くなるので手続きミスなどのリスクがなく割引を受けられます。
いつ契約してもギガ放題が月額2,999円スタートとわかりやすく、またシンプルに3年プランしか取り扱っていないためこれから契約するユーザーでも迷う余地がありません。
また最新端末もUQコミュニケーションズと同時に発売されます。
端末が即日発送なので早ければ翌日には自宅に届きますし、急いでいるなら東京、埼玉、大阪にあるセンターでの受け取りが可能なのもうれしいですね。
初期費用免除の対象からは外れますが口座振替に対応していますし、他社Wi-Fiサービスから乗り換える場合は前の契約先に支払うべき違約金相当額を上限20,900円までキャッシュバックしてくれるなどのサービスもあります。
BroadWiMAXの運営会社による他の回線に違約金無料で乗り換えられる「ご満足保証」という制度がありますから、契約期間中にWiMAXが不要になってしまった場合も安心です。
こんな人におすすめ
・可能な限り早く端末を受け取りたい
・他のWiMAXプロバイダから乗り換えたいが違約金が負担
2位:GMOとくとくBB

引用:GMOとくとくBB WiMAX
なんとしても価格で選びたいという場合には、月額料金が安くキャッシュバックが受けられるGMOとくとくBBが最も適しています。
毎月GMOを始めとする多くのプロバイダがキャンペーン内容やキャッシュバックの額を変えますが、トータルコスト最安なのはいつもGMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバックキャンペーンです。
ただ最新機種を契約したい場合は月額料金割引のほうがお得です。
2年プランに対応しなくなったのは残念ですが、かつて別回線でとくとくBBを利用していたなどでキャッシュバックキャンペーンを利用できないのならばこちらで契約しましょう。
こんな人におすすめ
・1年間を超えて使うことが確実
・キャッシュバックを受け取るための準備を確実にできる
3位:BIGLOBE WiMAX
2019年10月からBIGLOBEでは従来の3年プランの販売をやめ、1年プランの取り扱いを始めました。
従来の「Flat ツープラス」に相当する上限7GBプランはなくギガ放題だけの取り扱いです。
主な特徴は、
- クレジットカード払いでも口座振替でも契約翌月に10,000円キャッシュバック
- 契約解除料が1,000円と安く、1年経過すればいつ解約しても解除料は必要ない
- 端末代金19,200円の支払いが別に必要
(クレジットカード払の場合月800円×24回、口座振替の場合一括)
です。
契約解除料が非常に安いので、たとえ1年未満しか使用しなかった場合にも違約金の額を気にして解約を待ったりする必要はありません。
auスマートバリューmineもこれまで通り使えますから、auユーザーはさらにお得に使えます。
キャッシュバックの受け取りが契約翌月なので、手続きを忘れてしまうことも少ないです。
ただクレジットカード払いの場合端末は2年縛りで回線は1年契約ですから、1年以上2年未満の解約では契約解除料がなくても端末の残債の支払いが発生することを覚えておきましょう。
こんな人におすすめ
- キャッシュバックを早めに受け取って安心したい
- 契約期間に縛られたくない
- 口座振替でしか支払えないがお得にWiMAXを使いたい
4位:カシモWiMAX

引用:カシモWiMAX
カシモWiMAXは最安級プランを選べば月額料金を安く抑えられます。
他のプロバイダと同じく3年契約のみの扱いになってしまいましたが、それでもオプション加入なしで月額料金が適用できるため、その明瞭な料金体系が人気です。
hi-hoが20,000円キャッシュバックの2年プランを販売していたときは当サイトからの契約も大きく減少しましたが、それが廃止された現在ではふたたび契約数も上がってきています。
ただauスマートバリューmineが適用できないので、auユーザーにとっては携帯の料金もWiMAXの料金も節約できずお得感が少ないです。
こんな人におすすめ
・キャンペーンを適用するためのオプションの契約・解約が面倒
5位:UQ WiMAX
UQコミュニケーションズはすべてのWiMAXプロバイダに回線を提供する回線事業者です。
機器の取り揃えやサポートにおいては最も安心でき、支払い方法もクレカ払いだけではなく口座振替が選べます。
2019年10月から「新ギガ放題」というプランを導入し、2年契約ではあるものの契約解除料が1,000円と安いので、3年縛りを重たく感じてWiMAXの契約に二の足を踏んでいたユーザーにとっては購入しやすくなったといえます。
ただBIGLOBEと同様端末代の支払いが別途発生するので、契約時の負担は高くなります。
BIGLOBE WiMAXとの違いは、クレジットカード払いの場合は一括か分割が選べ、口座振替の場合は端末代金が初月の料金と一緒に請求されることです。
またWiMAXプロバイダの中で唯一、SIMカードのみの契約が可能になりました。
W01など古い端末に対応したバージョンのSIMカードもありますから、手元にまだ使えるWiMAX端末があって新しく15,000円を出して買うのももったいないと感じるなら、UQコミュニケーションズでSIMのみ契約するのも1つの手です。
契約の途中で新しい端末が必要になった場合は、機種変更のページから15,000円で購入できるので安心ですね。
こんな人におすすめ
- 契約期間に縛られたくない
- 昔使っていた端末や安く入手した中古端末を利用してWiMAXを使いたい
このランキングに入らなかったWiMAXプロバイダは使うに値しないのかというと必ずしもそうではありません。
この5社に共通しているのがいつ契約しても同じ価格で使えることです。
つまり契約する時期によってお得なときとそうでないときが発生するということがありません。
たとえばSo-net WiMAXはBIGLOBEと同様UQコミュニケーションズ経由での機種変更がいつでもできます。
So-netやnovasWiMAXでは機種限定キャンペーンを行っていましたが、そういう一時的なものはそのタイミングで出会えたユーザーが得をする仕組みです。
その点、いつも同じ内容の割引を行っているWiMAXプロバイダならば拙速に契約を考える必要もありませんし、お得なキャンペーンを逃してしまったという不公平感も出ません。
WiMAXの契約は基本的に2年または3年縛りが伴い、中途解約では高額な違約金がかかりますから、プロバイダ選びは慎重に行いましょう。
なお、毎月変わる各プロバイダのキャンペーン内容をまとめましたので、今安いWiMAXプロバイダを知りたいのならばこちらの記事も合わせてご覧ください。
自分に合ったプロバイダを選ぶためのポイント
WiMAXプロバイダを選ぶためのポイントはたった2点しかありません。
- 契約期間
- トータルコストと月々の支払い金額のどちらを安くしたいか
- 契約期間
これらのプロバイダでは2019年10月に始まった「新ギガ放題」とその流れをくむプランを販売しています。
そのため月額料金以外に端末代の支払いが発生します。
WiMAXの契約期間は1年、2年、3年または4年から選べますが、4年プランを選ぶくらいなら安いプロバイダで2年契約を繰り返したほうがお得なので選択肢から外してください。
1・2年プランは2019年10月に発表された「新ギガ放題」に準拠した契約形態、3年プランはそれ以前の契約形態です。
新ギガ放題プランと従来の3年契約では、それぞれにメリットとデメリットがあります。
新ギガ放題に準じた1年契約が可能なのはBIGLOBEだけで、契約解除料が1,000円と安く1年を超えて利用すればそれも要らなくなります。
また口座振替も選べるなど、ユーザーの様々なニーズに対応しています。
ただし契約は複雑ですので、こちらの記事をチェックしてしっかり理解してから契約することをおすすめします。
UQコミュニケーションズ「新ギガ放題」や家電量販店の2年契約は縛り期間が短く契約解除料が1,000円と安いのですが、端末代を月額料金とは別に支払わなければならない他、au 4G LTEを併用する「ハイスピードプラスエリアモード」を利用した月にはLTEオプション利用料を支払わなければならないというデメリットがあります。
他の多くのプロバイダで扱っている以前からの3年契約は、端末代金とLTEオプション料こそなくなりますがWiMAXの縛り期間が長くなりますし、新ギガ放題と違い中途解約する場合は10,450円~20,900円という高額な契約解除料がかかります。
さらに2年契約が主流のスマホとは違ってきますので解約月の把握が大変です。
auユーザーはauスマートバリューmineの特典としてLTEオプションの利用料が無料ですから、3年プランをあえて選ぶメリットは大きくありません。
ただ3年契約しかできないWiMAXプロバイダもまだ多く、選択肢が増えるので契約期間だけで判断するのも考えものです。
端末代を負担する必要があるけれども契約解除料が安い新ギガ放題と、端末代は実質無料になるけれども契約解除料が高い従来のプランでは、契約解除料が安く縛り期間が短い前者のほうが負担感は少ないです。
ただ縛りがゆるいと言っても実際に掛かるコストが高いようでは意味がありません。
端末代と契約解除料を考慮したときに、実際にどちらが安くなるかを調べました。
契約の翌月から起算して12ヶ月間利用した場合(12ヶ月目が解約月)
BIGLOBE WiMAX ギガ放題(1年) | Broad WiMAX ギガ放題プラン(3年) | |
---|---|---|
契約月 | 0円 | 2,999円の日割り |
1・2ヶ月目 | 3,980円 | 2,999円 |
3~12ヶ月目 | 3,980円 | 3,752円 |
端末代 | 19,200円 | 0円 |
キャッシュバック | 10,000円 | なし |
契約解除料 | 1,000円 | 28,500円 |
合計 | 57,960円 | 70,788円(最大) |
1年しか利用しない場合は圧倒的にBIGLOBEが安くなりますが、もしLTEオプション料を毎月払う場合はここに約13,000円加算されるのでほぼ同額になります。
契約の翌月から起算して24ヶ月間利用した場合(24ヶ月目が解約月)
BIGLOBE WiMAX ギガ放題(1年) | UQ WiMAX 新ギガ放題(2年) | Broad WiMAX ギガ放題プラン(3年) | |
---|---|---|---|
契約月 | 0円 | 0円 | 2,999円の日割り |
1・2ヶ月目 | 3,980円 | 3,880円 | 2,999円 |
3~24ヶ月目 | 3,980円 | 3,880円 | 3,752円 |
端末代 | 19,200円 | 15,000円 | 0円 |
契約解除料 | 0円 | 0円 | 23,500円 |
キャッシュバック | 10,000円 | なし | なし |
合計 | 104,720円 | 108,120円 | 106,720円(最大) |
2年間使う場合は、LTEオプション料が加算される月が2回を超えるなら従来のプランのほうが安くなります。
・au 4G LTEを使うかどうか
auユーザーかどうか
auユーザーがWiMAXを利用するメリットとして、多くのプロバイダでauスマートバリューmineの適用ができることがあげられます。
スマホや携帯電話の料金をauの契約プランに応じて割引してくれるだけでなく、ハイスピードプラスエリアモード利用時の料金がかからないため、auの料金が最大月額1,000円、WiMAXのオプション利用料月額1,005円の合計約2,000円を通信費から節約できるのです。
もしあなたがauのスマホやケータイを持っているのなら、WiMAXを利用するのにこの制度を使わない手はありません。
WiMAXを3年契約したとしてもauの利用料金が安くなるのは変わりませんので、auスマートバリュー対応のプロバイダの場合は契約と同時に適用するのがおすすめです。
au 4G LTEを使うかどうか
3年契約にするかどうかは、LTE回線をどれくらい利用するかによって変わってきます。
現在販売されているWiMAX機種はau 4G LTE回線に対応しているものがほとんどですし、LTEオプション利用料はハイスピードプラスエリアモードに切り替えた時点で発生してしまう上日割りもないので、たとえ月に1回30分程度だったとしても毎月使うのならば3年契約にしましょう。
現在は地下街など電波が届きにくい場所でも使えるように基地局も増えつつあるため、WiMAXのサービスエリア内ならよほど建物の奥にいるかあるいは新幹線などでの高速移動中でない限りWiMAXの回線が使えなくて困ることは少ないのですが、サービスエリアの境界や圏外に当たる地域に行くことが多いならば、3年契約にしてLTEオプション料金を節約するほうが賢い選択です。
- トータルコストか月々の支払い金額か
WiMAXプロバイダ全体の傾向として、月額料金を割り引くプロバイダよりキャッシュバックを行うプロバイダのほうが月額料金が高く、トータルコストは安いです。
月々の支払額を抑えたい場合には、キャッシュバックを検討することなく月額料金割引を行うところを選ぶか、キャッシュバックもほどほど、月額料金割引もほどほどのところを選びましょう。
キャッシュバックの場合受け取れた場合には安くなりますが、受け取りにミスがあったりWiMAXを解約したりして受け取れなかった場合は逆にただの高いプロバイダになります。
キャッシュバックは受け取りに成功するのが前提
様々な比較サイトで、「WiMAXは『実質月額』で選びましょう」という記述を見かけます。
たしかに実質月額はトータルコストを契約月数で割ったものですので、トータルコストが安いプロバイダほど安くなります。
ただ、キャッシュバックで安くなるには確実な受け取りが必要ですが、実際に受け取れるのはユーザーの4割程度という情報もあります。
たとえばGMOとくとくBB WiMAXの3年プランでは35,000円のキャッシュバックが受けられますが、受け取りができた場合とできなかった場合の価格の差を比較してみましょう。
GMOとくとくBB (キャッシュバック) | BroadWiMAX | |
---|---|---|
1・2ヶ月目 | 3,969円 | 2,999円 |
3~24ヶ月目 | 4,688円 | 3,752円 |
25ヶ月目以降 | 4,688円 | 4,412円 |
支払い金額合計 | 152,160円 | 128,626円 |
キャッシュバック | 35,000円 | ― |
実質月額 | 3,254円 | 3,573円 |
キャッシュバック未受取 | 4,227円 | ― |
キャッシュバックの受け取りに失敗すると実質月額は1,000円ほど上がる計算ですから、キャッシュバックの受け取りに失敗するくらいなら、月額料金割引を受けたほうがマシですね。
なお、キャッシュバックを受け取るための条件は
・キャッシュバックの案内メールを確認し、指示通りに手続きする
・振込先口座の登録を間違えない
の3点です。
まずクレジットカードで支払っているなら、月々のWiMAX料金の滞納はほとんど心配する必要がないでしょう。
また、手元に通帳を置いたりネットバンキングで口座情報を確認したりしながら登録すれば、振込先口座を間違えることも殆どありません。
しかし最も難しいのが案内メールの確認です。
GMOとくとくBBでも他のWiMAXプロバイダでも、案内メールは契約時にプロバイダが付与したメールアドレスに届きます。
つまり自分が普段から使っているメールアドレスには来ないので、その時点で見落としてしまいがちです。
さらに、契約からキャッシュバックの案内までの期間が長ければ長いほど忘れてしまいがちですし、ライフイベントによって中途解約しなければならないリスクも増大します。
キャッシュバックをもらえる時期はGMOとくとくBBで11ヶ月目、3WiMAXで13ヶ月目と非常に長いので、その間に解約してしまうと高い月額料金と高い契約解除料のダブルパンチを食らうだけです。
また案内メールを確認できたはいいものの、手続きできる期間が限られているため後回しにしてしまうと手続きしそこねる可能性もあります。
これでは受け取りに失敗するユーザーが続出するのもうなずけます。
一方hi-hoはキャッシュバックの案内が来るのがWiMAXを契約して3ヶ月目と早いのですが、メールが到着してから2週間しか手続き可能な期間がありません。
案内メールを見つけたらすぐ確認、すぐ手続きする気持ちでいなければ受け取りは難しいでしょう。
受け取りに成功する4割に必ず入るつもりならば、案内メールが送られる月をリマインダーに登録するなどの対策が必要です。
自信がない場合やライフイベントによってWiMAXを中途解約しなければならない可能性があるのでしたら、月額料金割引を選びましょう。
クレジットカードを持っていない場合
もしクレジットカードを持っていないなら、WiMAXプロバイダの選択肢は非常に狭まります。
VISAデビットなどの国際ブランドのデビットカードは、WiMAXの契約には利用できません。
GMOとくとくBBのキャンペーンを利用すればカードの作成とWiMAXの契約が同時にできますが、口座振替に対応しているプロバイダがありますから、そこまでしてWiMAXをGMOで契約しなければいけない理由はありません。
また口座振替に対応しているプロバイダでも、BroadWiMAXではキャンペーンの目玉である初期費用の免除がなくなります。
BIGLOBEは端末代の支払いこそあるものの、WiMAXの契約の翌月にキャッシュバックを受け取れますし、契約期間が1年なのでそれを過ぎれば違約金を支払う必要がありません。
口座振替に対応しているプロバイダから選ぶなら現状ではBIGLOBE WiMAX一択といえるでしょう。
ルーターの選び方
WiMAXのルーターを選ぶ際の大原則は、その時に出ている最新の端末を契約しておけばほぼ間違いないということです。
WiMAXルーターに搭載される技術は日進月歩なため、型落ち機種を指定されている場合以外にあえて最新以外のルーターを選ぶ理由はありません。
現在WiMAXルーターで最速なのはW06で、WiMAX2+単独で558Mbps、利用できるデータ量に限りはありますがau 4G LTEと併用するハイスピードプラスエリアモードでは1.2Gbpsです。
一方NEC製のWX05はWiMAX2+単独で440Mbpsと通信速度こそ低いものの、月間の容量制限があるハイスピードプラスエリアモードからハイスピードモードへの切り戻しを自動で行う機能や電波の弱いところでルーターから基地局への出力を上げるWiMAXハイパワーという機能を搭載しています。
またバッテリー交換ができるため3年という長期の利用でも消耗を心配する必要がなく、使いやすさではW06を上回ります。
また通信速度のカタログスペックの差があるからといって、使用感に差が出るほど実効速度が低くなるかというとそうでもありません。
hi-hoWiMAXで入手できたtriprouterは2世代前の機種で、WiMAX2+のカタログスペックは最大220Mbpsと非常に見劣りします。
しかし、平日昼間の地方都市にて当サイトが調査した結果は実効速度が21Mbpsでした。
この速度があれば超高画質の動画も問題なく観られますから、WiMAXのカタログスペックが440Mbpsの機種ならばなおさら気になる速度差は出ないと考えられます。
またW06の1.2Gbpsという速度はあくまでハイスピードプラスエリアモード利用時の数字なので月間データ量に7GBの上限があります。
実際に利用するのは月間のデータ消費量に上限がないハイスピードモードですから、通信速度を比較するならWiMAX2+単独の数字どうし、つまりW06の558MbpsとWX05の440Mbpsで比較しなければ判断を誤ってしまいます。
しかしWiMAX2+のエリア内に住んでいて生活圏から出ることがないならば型落ち機種でも十分な実効速度が出ます。
安いプランがいいけど型落ち機種に不安がある、WX05は遅いから使えないのではないか、などの不安を持つ必要はありません。
WiMAXプロバイダはいくつもありますが、選ぶ基準は
のみです。
プロバイダによる2年プランがほとんどない今では、auユーザーのLTEオプション無料はアドバンテージになりません。
そして、WiMAXキャンペーンは月額料金割引を選びましょう。
そうすれば、中途解約することになってもその月の料金まではリスクなくお得になるからです。
現在、おすすめのWiMAXプロバイダはBroadWiMAX、口座振替の場合はBIGLOBEです。
WiMAXを購入する際には納得行くプロバイダ選びをし、快適なインターネットライフを始めてください。