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WiMAX・LTE/AXGPとスマートフォン3者比較!

投稿日:2017年6月19日 更新日:

 

外出先でも手軽にタブレットやノートパソコンでインターネットをするために必要なモバイルWi-Fiは、WiMAX回線を使った事業者とLTE回線およびAXGP回線を使った事業者に分けられます。

またほかに、LTEスマートフォンのテザリングで通信を行う方法もあります。

この2つの通信は、対応するサービスエリアや利用できるデータ量、通信速度が異なります。

 

検討ポイント別比較!WiMAX・LTE・AXGP

モバイルルーターを選ぶときには、いくつか重視するポイントがありますよね。

使いやすさやエリア、はたまたスマホのテザリングで間に合う範囲なので不要だという判断をするにしても、重視するポイントに誰もが納得する正解はありません。

 

月間データ通信量の制限がないことを重要視するか、通信量はそれほどでもエリアを重視するかによって選択肢は変わります。

 

WiMAX AXGP LTE(スマートフォン)
通信速度
月間データ通信量
通信速度制限 ×
スマホ含む料金
利用の手軽さ
サービスエリア

 

 

通信速度

通信速度はWiMAX2+が最大440Mbps、AXGPが最大187.5Mbps、LTEが最大150Mbpsです。

しかしすべてベストエフォート方式なので、回線の込み具合や電波の状況により実際の速度はもっと遅くなります。

 

実際にある地方都市で同じ時間(午後7時ごろ)に計測した、WiMAX2+とLTEの通信速度の測定結果です。

カタログスペックの最大速度は大きく違いますが、実効速度はそれほど変わりません。

 

月間データ通信量

WiMAX2+はどのプロバイダを選んでも、月間データ量に上限がない「ギガ放題プラン」があります。

WiMAXはモバイルデータ通信なのでデータ通信の安定性が光回線より劣る面はありますが、容量を気にせず高速通信を利用できるので、ネットや動画鑑賞程度なら固定回線代わりに十分使えるスペックです。

 

LTEとAXGPが使えるモバイルルーターでは、 AXGP通信を使ったアドバンスモードがデータ量の上限なしで利用できます。

LTE回線自体は7GBまでしか使えませんが、到達前にポケットWi-Fiの通信モードをアドバンスモードに切り替えておくことで使い続けることができるのが特徴です。

ただし、対応機種のみでしかアドバンスモードを使えないことに留意しましょう。

 

スマートフォンの場合は30GB、家族でシェアするプランでは100GBなどと上限が決まっているのが特徴です。

AXGPで使い放題できるポケットWi-Fiでも、LTE自体は7GBが上限なので、標準モードのまま7GB使ってしまうと通信速度制限をされる憂き目にあってしまいます。

 

速度制限

WiMAXもLTEも共通して、直近の3日間で10GB以上のデータ量を使ってしまったときに通信速度制限がかかります。

規制がかかっている間の通信速度は最大1Mbpsなのも同じですが、かかる時間帯はWiMAXが10GBを超えた翌日の18時~翌々日2時、LTEが翌日18時~翌々日1時とLTEのほうが短いです。

しかし、一般的に夕食~寝る前にあたるこの時間をメインに利用しているなら、どちらにしろ変わりはないでしょう。

 

徹底比較!WiMAXとLTEとスマホの料金

WiMAXとLTEのポケットWi-Fi、スマートフォンの料金を比較しました。

 

UQコミュニケーションズ ワイモバイル ドコモ
料金プラン名 UQ Flatツープラス ギガ放題(3年) Pocket WiFiプランL ウルトラデータLLパック
月額料金 4,380円 4,380円 8,000円
契約期間 3年 3年 2年
通信方式 WiMAX2+ LTE・AXGP LTE
月間データ通信量 上限なし 上限なし 30GB
通信速度制限 直近の3日間で10GB以上データ通信を行った場合は翌日18時~翌々日2時まで1Mbpsに低速化 直近の3日間で10GB以上データ通信を行った場合は翌日18時~翌々日1時まで1Mbpsに低速化 月間のデータ通信量が30GBを超えると128kbpsに低速化
備考 2年プランも同料金で選択可 ポケットWi-Fiの通信モードをあらかじめ「アドバンスモード」に設定することが必要

(「標準モード」のままだと月間7GBを超えた後は128kbpsに低速化、500MBごとに500円で追加可能)

通信量が30GBを超えた後は1GBにつき1,000円で追加可能

 

一見するとドコモのデータパックがとびぬけて高く見えますよね。

WiMAXやワイモバイルの場合、通話するための電話回線を別に確保する必要があります。

特にWiMAXを選ぶ場合は、WiMAX2+の電波が入らない地域でもデータ通信をしたいなら、小容量のデータ通信契約も行わなければなりません。

たとえばドコモで最低限の通信を確保したい場合、カケホーダイライトプランと2GBのデータ通信で5,500円かかります。

WiMAXのギガ放題プランは4,380円ですので、合計9,880円が毎月の通信料金になる計算です。

容量30GBウルトラデータLLパックとカケホーダイライトプランを合計すると10,000円ですから、毎月ウルトラデータLパックの20GBを超える通信をしている状態ならばWiMAXを使ったほうがお得になります。

 

利用の手軽さ

スマートフォンのほうが面倒な設定が必要なくすぐに使えるので、インターネットをすべてスマホだけで行うならば最も手軽です。

ただテザリングをしてスマホのデータ通信をPCなどで使うとなると、設定が必要になります。

 

WiMAXにしろLTEにしろモバイルWi-Fiルーターを使う場合は、PCやタブレット、スマートフォンのデータ通信をポケットWi-Fiで賄うのならスマートフォンにも設定をしなければ使えません。

説明書を読みながらできるものではありますが、普段PCのWi-Fi設定に慣れていなければ初めのうちは戸惑うでしょう。

 

対応エリア

対応エリアはLTEよりWiMAXのほうが狭いですが、AXGPとWiMAXならWiMAX2+のほうが広いです。

そのため、WiMAX2+のルーターの一部にはWiMAX2+通信にLTE通信を併用できるハイスピードプラスエリアモードを搭載しており、電波が届きにくいエリアをカバーすることができます。

ただし、LTE回線を使えない端末があるだけでなく、ハイスピードプラスエリアモードを少しでも利用した月にはLTEオプション料が1,005円かかりますので、常にハイスピードプラスエリアモードで通信しないといけない状況にいるならば契約を見直したほうがいいでしょう。

 

それに対してLTE回線はサービスエリアが広く、スマートフォンや携帯と同様の広さなので、離島や山間部などで使うことが多いのならばLTE回線を使ったポケットWi-Fiのほうがおすすめです。

 

AXGPはWiMAXよりエリアが狭いことに注意

LTEが使えるエリアはWiMAX2+のそれより広いですが、AXGPが使えるエリアはWiMAX2+より狭いです。

つまり、LTEやWiMAXは入るけれどもアドバンスモードが使えない地域があります。

LTEのほうが通信が安定するからという理由でポケットWi-Fiを選ぶと、いざアドバンスモードで使い放題にしようと思ったときに困ることになりかねません。

 

LTEがおすすめなのは少量しか使わないとき

LTE回線の場合、月間データ量の上限は必ずつきものです。

そのため、日常的に動画配信サービスを利用したり、ビジネスでほぼ常時接続が必要だったりする場合には向いていません。

AXGPが使い放題だからいいのではと考えるかもしれませんが、AXGPはエリアがWiMAX2+よりも狭くなるのが難点です。

動画は固定回線だけで観て、モバイル通信ではメールとウェブの閲覧程度でしたらLTE回線だけで十分使えます。

スマホのテザリングを利用する際は通信量の管理に注意

スマートフォンの回線をテザリングして使えば、少なくとも荷物が増えるわずらわしさからは解放されます。

しかし、特にPCで使う場合は送受信するデータ量がどうしても多くなりがち。

そのため通信量を管理したいなら、パソコン用には大容量データ通信に耐えられるだけの通信手段を確保するのがおすすめです。

 

WiMAXがおすすめなのはたっぷり使う場合

日常的に動画を観たり、日中にビジネスユースをしたりなど、月間データ通信量に縛りがあると困るような使途の場合はWiMAXのほうがおすすめです。

AXGPのポケットWi-Fiの場合はあらかじめアドバンスモードにしておく必要がありますが、WiMAXは標準の「ハイスピードモード」が使い放題のWiMAX2+通信にあたるので、余計な操作が必要ありません。

またベストエフォート型とはいえ、最大速度はWiMAXのほうが高いので、大容量のデータを早く送りたいときや超高画質の動画を観たいならばWiMAXのほうがいいでしょう。

 

まとめ

WiMAXとLTE回線のモバイルルーターのワイモバイル、そしてスマートフォンのデータ通信にはそれぞれ得手不得手があるため、自分の使うスタイルや生活圏に応じて慎重に選ぶのがおすすめです。

インターネットを簡単に使いたい、超高画質の動画を観るようなヘビーユーザーではないのでスマートフォンのデータ量で十分といった場合はわざわざ別にモバイルルーターを契約する必要はありません。

しかしパソコンやビジネスでも通信を行いたい、外出中でも動画をたくさん観たい場合には月間のデータ通信量に上限のないポケットWi-Fiを別に持つのがおすすめです。

 

月間データ通信量に上限のないモバイルルーターには、WiMAX系とLTE/AXGP系の2種類があります。

当サイトのおすすめはWiMAXです。

その理由は、

  • LTE/AXGP系はLTE回線が使える7GBまではWiMAX2+よりエリアが広いが、7GBを超えてAXGPでの通信になるとWiMAX2+のほうがエリアが広くなる
  • WiMAXは標準モードのハイスピードモードで上限なく使えるが、LTE/AXGPは当月の通信量が7GBを超える前にアドバンスモードに設定しなければ上限なしの通信ができない

ことにあります。

 

WiMAXの回線事業者であるUQコミュニケーションズの場合は月額料金が高めですが、MVNOならばもっと安い値段で契約できるのも特徴です。

何も考えなくても標準モードが使い放題のWiMAX2+で、月間データ通信量の縛りがない状態ならばエリアが広くなるWiMAX系モバイルルーターが使いやすくておすすめです。

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