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WiMAXのハイスピードプラスエリアモードの利用は慎重に!厳しい速度制限と便利さのトレードオフ

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WiMAX2+の電波が届かない場所でau 4G LTEによる通信が使えるWiMAX ハイスピードプラスエリア(LTEオプション)はとても便利です。※1

しかし1度でも使えば日割りなく1,005円の料金が加算されること、月間7GBまでの利用で最大128Kbpsという厳しい速度制限が実行されます。※2

そのため、普段はハイスピードプラスエリアモードを使うのを控えたほうがよいでしょう。

 

ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)とは?

WiMAXには3つの通信モードがあり、通信モードによって利用可能な通信方式・通信速度が異なります。

3つの通信モードとは、最大13.3MbpsのWiMAXの通信が行えるノーリミットモード、最大220MbpsのWiMAX2+の通信が使えるハイスピードモード、最大220MbpsのWiMAX2+とau 4G LTEの通信の両方が使えるハイスピードプラスエリアモードです。※3

 

この中でも、ハイスピードプラスエリアモードを利用する場合は月間1,005円のLTEオプションを追加する必要があります。

WiMAX2+とau 4G LTEの通信の切り替えはWiMAX端末本体によって、その場所で最適な方が自動的に選択されます。※4

このようにモードごとに通信の性格が異なるのでWiMAXを利用の際は、その違いを覚えておくとよいですね。

 

WiMAX端末によって使える通信モードが違う

WiMAX端末によって使える通信モードが異なるので注意が必要です。

多くの場合、3つのうち2つ以上の通信モードに対応しています。

この中でもハイスピードプラスエリアモードは最も新しい通信モードで、古い機種は対応していません。

そのため、ハイスピードプラスエリアモードを利用したい場合は、申込時に購入するWiMAX端末が対応しているか確認する必要がありますのでご注意ください。※5

 

ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)のメリット

WiMAXの3つの通信モードのうち、高速なWiMAX2+(最大220Mbps)の通信が利用できるのはハイスピードモード・ハイスピードプラスエリアモードの2つで、中でもLTEオプションによってau 4G LTEが使えるのはハイスピードプラスエリアモードだけです。

これを踏まえて、ハイスピードプラスエリアモードには以下4つのメリットがあります。

 

WiMAX2+よりau 4G LTEの方が使えるエリアが広い

WiMAX2+ とau 4G LTEを比較した場合、au 4G LTEの方が提供エリアは広いです。

そのため、ハイスピードエリアモードが使える端末をもっていれば、旅行や出張などで郊外へ行ってWiMAX2+が圏外でもau 4G LTEでインターネットが継続して使える可能性があるわけです。

このことから旅行・出張で郊外へ行くことが多いユーザーは、いざという時のために契約時にハイスピードプラスエリアモードに対応したモバイルWi-Fiルーターを選んでおいてもよいでのではないでしょうか。

 

建物の奥まった場所ではau 4G LTEの方が繋がりやすい

WiMAX2+はau 4G LTEと比較して障害物に弱いと言われていることがあります。

https://twitter.com/osaru222/status/732488029177188353

 

そのため、高い建物に囲まれた場所や建物の地下、窓から離れた建物の奥まった場所などではWiMAX2+では接続できず au 4G LTEなら接続できるといったことがあるようです。

 

ただし、ハイスピードプラスエリアモードを利用するとLTEオプションによって月1,005円が追加されてしまうので、少し移動してWiMAX2+が使えるくらいであれば、WiMAX2+を使った方がよいでしょう。※6

一方、たとえば仕事の都合で外出先の喫茶店やレストランなどで他の会社の人とミーティングしなければいけない場合で、そこでWiMAX2+の電波が届かなければau 4G LTEを代わりに使うことができます。

こういったWiMAX2+の電波がとどかない場所でどうしてもインターネット接続しないといけない場合があるのであれば、au 4G LTEの通信が使えるハイスピードプラスモードは便利ですね。

 

WiMAX端末の本体の設定だけで使えるようになる

ハイスピードプラスエリアモードを使うにはLTEオプション(1,005円/月)の契約が必要です。

ただ、LTEオプションの契約にあたって申込手続きは必要ありません。

WiMAX端末でハイスピードプラスエリアモードを使う設定にするだけでLTEオプションの契約手続きが完了しau 4G LTEの通信が使えるようになります。

ハイスピードプラスエリアモードを使う必要があるのは、モバイルでインターネット使用した場所でWiMAX2+の電波が届かなかったといういざという場合なのでWiMAX本体設定だけですぐに使えるようになるのは便利でうれしいですね。

 

最大370Mbpsの通信が使える

WiMAX2+の最大通信速度は220Mbpsです。

しかし、複数の電波(キャリア)を束ねる(アグリゲーション)ことのできるCA(キャリアアグリゲーション)に対応したW03では、WiMAX2+の最大220Mbpsの電波とau 4G LTEの最大150Mbpsの電波を束ねることで最大370Mbpsの通信が実現できます。

なお、CAに対応した機種の中でも最大370Mbpsの通信に対応するのはW03だけです。※7

また、最大370Mbpsのサービスは東京都渋谷駅周辺エリアから提供開始され、愛知県名古屋駅周辺、大阪府梅田駅周辺、山手線 主要駅周辺などへ拡大予定となっています。

このように現時点では使えるエリアが狭いので活躍できる機会は少ないでしょう。

最大速度の数値だけでみればWiMAX2+の約1.7倍も速くなるので、提供エリアの拡大が待たれますね。

 

ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)のデメリット

WiMAX2+が使えない場所でau 4G LTEを使ってインターネット接続を継続できるハイスピードエリアモードは、一見すると便利なサービスです。

ただし、以下にあげる2つの大きなデメリットがあり利用にあたっては十分な注意が必要です。

 

1度でも使えばLTEオプションの1,005円/月が発生する

WiMAX端末の本体でハイスピードプラスエリアモードを使う設定にすると自動的にLTEオプションを契約したことになり、その月は1,005円の料金が加算されてしまいます。※8

LTEオプションの契約にキャンセルや日割、従量制といったシステムはありません。

ハイスピードプラスエリアモードを一度でも設定した月は1,005円が満額で発生するわけです。

 

そのため、WiMAX2+で通信が行える場所はもちろんのこと、仮にその場所でWiMAX2+の電波が届かなかったとしても、見通しの良い場所に移動すればWiMAX2+が使えるようならWiMAX2+を使った方が、料金が節約できてよいですね。

WiMAX2+の月額料金は3,000円~4,000円程度なので、この価格に1,000円が追加されるのは大きいのではないでしょうか。

 

月間7GBの利用で通信速度が最大128Kbpsに制限される

ハイスピードプラスエリアモードで月間7GBのデータ通信量を消費した場合は速度制限が実施されます。

この速度制限ではその月まで最大128Kbpsという非常に低速な通信速度におさえられてしまいます。※9

最大128KbpsではYouTubeなどの動画鑑賞はできないでしょう。

また画像の多いホームページを参照する場合も通常の何倍も時間がかかってしまい快適ではないと考えられます。

 

なお、ハイスピードプラスエリアモードの制限はWiMAX2+の通信も対象です。

さらに、月間データ通信量の契約が無制限のギガ放題プランのユーザーも例外ではありません。

その上、au・ドコモ・ソフトバンクのようなキャリアのデータ定額プランや格安SIMのプランのように、契約したデータ通信量を使い切った場合に新たに通信量を1GB1,000円などで買い足すこともできません。

そのため、1度でも月間7GBのデータ通信量に抵触した場合は、その月は月末まで最大128Kbpsの通信で我慢しないといけないわけです。

 

WiMAX2+を契約するユーザーは高速な通信を月間データ通信量の心配をせずにたっぷり使えることに魅力を感じています。

そのため、ハイスピードプラスエリアモードを使ってその月の料金が1,005円も高くなった上に最大128Kbpsという低速な通信になってしまっては本末転倒になってしまいますね。

 

ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)はこういう時だけ使おう

WiMAX2+の電波が届かない場所でハイスピードプラスエリアモードを使い、au 4G LTEによる高速な通信が継続できるのは便利です。

しかし1度でも使えばLTEオプション(1,005円/月)の料金がかかってしまう上、ハイスピードプラスエリアモードを月間7GB利用すると最大128Kbpsという厳しい通信速度制限に抵触してしまいます。※10

 

このことを考えると、ハイスピードプラスエリアモード利用は通常は控えた方がよいでしょう。

仮にWiMAX2+の電波が届かなかったとしても、少し移動することでWiMAX2+が利用できるようであれば、ハイスピードプラスエリアモードではなくWiMAX2+(ハイスピードモード)を使った方がよいですね。

 

出張先・旅行先でどうしてもインターネット接続する必要がある場合や建物の地下にある喫茶店で取引先とミーティングする必要がある場合などで、そこでWiMAX2+の電波が届かないがどうしてもインターネットを使う必要があるといった際に限りハイスピードプラスエリアモードを使うようにしましょう。

ハイスピードプラスエリアモードの使い方を賢く選んで、通信料金を節約しつつ厳しい通信速度に抵触することなく快適にWiMAX2+のインターネット接続を利用したいものですね。

 

まとめ

ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)は、WiMAX2+の電波が届かない場所でもau 4G LTEによるインターネット接続が継続でき便利です。

ただし、1度でも設定すれば1,005円/月の料金がかかってしまうこと、月間7GBのデータ通信量を消費すると最大128Kbpsという低速な速度制限が行われ、なおかつ後からデータ追加して制限を解除することができないことから通常は使用を控えた方がよいでしょう。

旅行や出張でWiMAX2+の電波が届かない場所や、WiMAX2+の電場が届かない建物の奥まった場所で取引先とミーティングする必要があるなどで、どうしてもインターネット接続する必要がある際に限りハイスピードプラスエリアモードを利用するとよいですね。※13

 

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