WiMAXのLTEオプションの利用は慎重に!厳しい速度制限と便利さのトレードオフ

WiMAX2+の電波が届かない場所で、よりつながりやすいau 4G LTE通信が使えるハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)はとても便利です。

しかし月に1度でもハイスピードプラスエリアモードを使えば、日割りなく1,005円のオプション料金が加算され、さらに月間データ量を合計7GB消費した場合は通信速度が最大128Kbpsまで低速するという厳しい速度制限が実行されます。

そのため、普段はハイスピードプラスエリアモードを使うのを控えたほうがよいでしょう。

ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)とは?

モバイル通信サービスのWiMAX2+には3つの通信モードがあり、それぞれ利用可能な通信方式・通信速度が異なります。

3つの通信モードとは、通信速度下り最大13.3MbpsのWiMAX通信が使えるノーリミットモード、下り最大558MbpsのWiMAX2+通信が使えるハイスピードモード、WiMAX2+通信とWiMAX2+よりも電波の届きやすいau 4G LTE通信の両方が使えるハイスピードプラスエリアモードです。

この中でも、ハイスピードプラスエリアモードを月に1度でも利用した場合は、当月の利用料金に1,005円のLTEオプション料金が加算されます。

なおハイスピードプラスエリアモード利用時のWiMAX2+とau 4G LTEの通信の切り替えは、WiMAX2+端末本体によって、その場所で最適な方が自動的に選択されます。

このように通信モードごとに通信の性格が異なるのでWiMAX2+を利用の際は、その違いを覚えておくとよいですね。

WiMAX端末によって使える通信モードが違う

WiMAX2+は端末によって使える通信モードが異なるので注意が必要です。

WiMAX端末では、3つのうち2つ以上の通信モードに対応していますが、中でもハイスピードプラスエリアモードは最も新しい通信モードで、古い機種は対応していません。

そのため、ハイスピードプラスエリアモードを利用したい場合は、申込時に購入するWiMAX端末がLTEオプションに対応しているか確認する必要があります。

ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)のメリット

WiMAX2+の3つの通信モードのうち、高速なWiMAX2+(下り最大558Mbps)通信が利用できるのはハイスピードモード・ハイスピードプラスエリアモードの2つで、中でもLTEオプション対応機器によってau 4G LTE通信が使えるのはハイスピードプラスエリアモードだけです。

これを踏まえて、ハイスピードプラスエリアモードには以下4つのメリットがあります。

WiMAX2+よりau 4G LTEの方が使えるエリアが広い

WiMAX2+とau 4G LTEを比較した場合、au 4G LTEの方が提供エリアは広いです。

そのため、ハイスピードプラスエリアモードが使えるWiMAX2+端末をもっていれば、旅行や出張などで郊外へ行った際にWiMAX2+が圏外でもau 4G LTEでインターネット通信を継続できる可能性があります。

このことからWiMAX2+の対応エリア外へ行くことが多いユーザーは、いざという時のために、契約時にLTEオプション対応のモバイルWi-Fiルーターを選んでおくとよいですね。

建物の奥まった場所ではau 4G LTEの方が繋がりやすい

WiMAX2+回線はau 4G LTE回線と比較して電波の直進性が強く、建物などの障害物を回り込む力が弱いです。

そのため、高い建物に囲まれた場所や地下街、窓から離れた閉鎖的な部屋などではインターネットに接続できず、au 4G LTEならインターネット通信が可能といったことがあります。

たとえば仕事の都合上、外出先の喫茶店やレストランなどで他の会社の人とミーティングしなければいけない場合、そこにWiMAX2+の電波が届かなければ代わりにハイスピードプラスエリアモードのau 4G LTEでデータ通信を行うことができます。

このようにWiMAX2+の通信環境が悪い場所でどうしてもインターネットに接続しないといけない場合があるのであれば、au 4G LTE通信が行えるハイスピードプラスモードは便利です。

ただし前にも述べたように、ハイスピードプラスエリアモードを月に1度でも利用すると月額1,005円のLTEオプション料金が発生するので、つながりにくい場所から少し移動してWiMAX2+通信が使えるのであれば、ハイスピードモードを利用した方がよいでしょう。

WiMAX端末の本体の設定だけで使えるようになる

ハイスピードプラスエリアモードを使うにはLTEオプション対応端末の購入が必要です。

なお、LTEオプションを利用するにあたって申込手続きは必要ありません。

設定方法は簡単で、WiMAX2+端末の通信モードをハイスピードからハイスピードプラスエリアモードに切り替えるだけです。

ハイスピードプラスエリアモードを使う必要があるのは、モバイルインターネット通信を行いたい場所でWiMAX2+の電波が届かなかったという場合なので、WiMAX2+本体設定だけでau 4G LTEをすぐに使えるようになるのは便利でうれしいですね。

通信速度下り最大558Mbpsの通信が使える

WiMAX2+は、複数の電波を束ねることで通信速度の高速化を図るキャリアアグリゲーション(CA)、基地局とWiMAXルーター各4本のアンテナを利用して複数のデータを同時に送受信できる4×4MIMO、さらに一度に送信できるデータ量を増加できる256QAM変調方式を組み合わせることで下り最大558Mbpsの高速な通信速度を実現しています。

なお、WiMAX2+機器の中でも下り最大558Mbpsに対応しているのは「W04」のみとなっており、ハイスピードプラスエリアモードでの通信時は、より高速な下り最大708Mbpsで高速通信が可能です。

また、下り最大558Mbpsのサービスエリアは東京都渋谷駅周辺エリアから提供開始され、愛知県名古屋駅周辺、大阪府梅田駅周辺、山手線 主要駅周辺などへ拡大予定となっています。

このように現時点では使えるエリアが狭いので活躍できる機会は少ないでしょう。

最大速度の数値だけでみればWiMAX2+の約1.7倍も速くなるので、提供エリアの拡大が待たれますね。

ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)のデメリット

WiMAX2+が使えない場所でau 4G LTEを使ってインターネット接続を継続できるハイスピードエリアモードは、一見すると便利なサービスです。

ただし、以下にあげる2つの大きなデメリットがあり利用にあたっては十分な注意が必要です。

1度でも使えばLTEオプションの1,005円/月が発生する

WiMAX端末の本体でハイスピードプラスエリアモードを使う設定にすると自動的にLTEオプションを契約したことになり、その月は1,005円の料金が加算されてしまいます。

LTEオプションの契約にキャンセルや日割、従量制といったシステムはありません。

ハイスピードプラスエリアモードを一度でも設定した月は1,005円が満額で発生するわけです。

そのため、WiMAX2+で通信が行える場所はもちろんのこと、仮にその場所でWiMAX2+の電波が届かなかったとしても、見通しの良い場所に移動すればWiMAX2+が使えるようならWiMAX2+を使った方が、料金が節約できてよいですね。

WiMAX2+の月額料金は3,000円~4,000円程度なので、この価格に約1,000円が追加されるのは大きいのではないでしょうか。

ただし契約期間が3年以上の料金プランでWiMAX2+を契約している場合や、auスマートバリューmineを適用できるプロバイダによってはLTEオプション料金が無料となります。

月間7GBの利用で通信速度が最大128Kbpsに制限される

ハイスピードプラスエリアモードで月間7GBのデータ通信量を消費した場合は、当月末まで通信速度が最大128Kbpsに抑えられる速度制限が実施されます。

最大128Kbpsの通信速度ではYouTubeなどの動画鑑賞はできないほか、画像の多いホームページを参照する場合も通常の何倍も時間がかかってしまうのでインターネット通信を行う際にストレスを感じやすいです。

さらに、この速度制限は月間データ通信量無制限のギガ放題プランで契約しているユーザーも例外ではありません。

ハイスピードプラスエリアモードで速度制限が適用された場合は、ハイスピードモードのWiMAX2+通信も制限の対象となり無制限にデータ通信を行えなくなりますので注意する必要があります。

そのうえWiMAX2+は、au・ドコモ・ソフトバンクのようなキャリアのデータ定額プランや格安SIMのプランのように、契約したデータ通信量を使い切った場合に新たに通信量を1GB1,000円などの追加料金で買い足すこともできません。

WiMAX2+を契約するユーザーは、月間データ通信量の心配をせずにたっぷり高速インターネット通信を楽しめることに魅力を感じています。

そのため、ハイスピードプラスエリアモードを使ってその月の料金が1,005円も高くなったうえに最大128Kbpsという低速な通信速度になってしまっては本末転倒になってしまいますね。

ハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)はこういう時だけ使おう

WiMAX2+の電波が届かない場所でハイスピードプラスエリアモードのau 4G LTE通信が利用できるLTEオプションは便利ですが、追加料金の発生や速度制限の可能性を考えると、通常利用は控えた方がよいでしょう。

WiMAX2+の電波が届かない場合、少し端末の位置を変えることでWiMAX2+通信を再開できることがありますが、それでもWiMAX2+通信を行えず、どうしてもインターネットに接続する必要がある場合に限りハイスピードプラスエリアモードを使うとよいですね。

通信料金を節約しつつ厳しい通信速度に抵触することなく快適にWiMAX2+を利用するためにもハイスピードプラスエリアモードを賢く使いましょう。

 

まとめ

LTEオプションは、WiMAX2+の電波が届かない場所でもハイスピードプラスエリアモードのau 4G LTEにてインターネット通信を継続できる便利なサービスです。

ただし、月に1度でも設定すれば1,005円のオプション料金がかかってしまううえ、月間7GBのデータ通信量を消費すると速度制限が適用され当月末まで通信速度が最大128Kbpsに低速します。

また、後からデータ追加して制限を解除することができないことから通常は使用を控えた方がよいでしょう。

旅行や出張の際にWiMAX2+の通信環境が悪い場所でどうしてもインターネットに接続する必要がある場合に限りハイスピードプラスエリアモードを利用するとよいですね。

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