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WiMAXの通信速度が遅いと感じる原因と対策!接続方法や環境も一因

投稿日:2017年5月18日 更新日:

WiMAX2+を契約してみたものの思ったほど速度が出ない、実効速度が低いと感じたことがありますよね。

ベストエフォート方式のためいつでも理論値通り速度が出るわけではありませんし、混雑度合いによっても実効速度は変化します。

しかしルーターの設定を確認したり接続方法を変えたりすることにより、より高い速度を維持できるようにもなるのです。

WiMAX2+の通信速度を活かすため、端末の使用環境や設定が影響を及ぼしていないか、チェックポイントを押さえて確認しましょう。

 

WiMAXの速度が遅くなった!その原因は?

WiMAX2+の下り最大速度は440Mbpsですが、それはあくまで理論値です。

サービスエリア内にいるのにWiMAXの通信が遅いと感じる場合、次のような理由が考えられます。

  • WiMAXの電波が届きづらい環境にいる
  • 速度制限がかかっている
  • 旧WiMAX(ノーリミットモード)で通信している
  • ルーターが省電力モードになっている

それぞれについて知り、なぜWiMAXが遅くなっているのか確認しましょう。

 

WiMAXが入りづらい環境にいる

ビル街や地下道にいる場合

ビル街の屋内や地下街の場合、サービスエリア内にもかかわらずWiMAX2+の電波が届きづらいことがあります。

地下街は基地局の設置が進んでいますが、ビル街の場合は電波の性質上、どうしてもつながりにくくなります。

WiMAXが屋内でつながりにくい理由

WiMAXの電波は直進する性質があり、LTE回線のように建物を回り込みにくいのです。

そのためアンテナが整備されていない地下道やビル街の屋内では、WiMAXの電波が届きづらくなります。

都心ではLTEはつながるのにWiMAXではつながりづらいという現象が起きがちです。

 

周辺機器との電波干渉が起こっている

 

電子レンジのそばで使っていたり、近くにWi-FiやBluetoothがオンになっている機器があったりする場合、WiMAXルーターが発する電波と干渉してしまいます。

例えばBluetoothイヤホンを使ってiPhoneで音楽配信サービスのストリーミング再生を利用している場合、iPhoneとのBluetooth接続と端末のWi-Fi接続の間に干渉が起きやすいです。

 

速度制限がかかっている

WiMAX2+で速度制限がかかるのは、

  • データ通信量の上限が7GBのプラン(いわゆる通常プラン)を契約していて、当月の通信量が7GBを超えたとき
  • 当月のハイスピードプラスエリアモードの利用が7GBを超えたとき
  • 直近の3日間の通信量が10GBを超えたとき

のいずれかの場合です。

通常プラン利用時に月間通信量が7GBを超えたとき

通常プランを契約している月にデータ消費量が7GBを超えると、通信速度が月末まで128kbpsに制限されます。

128kbpsになるとメールをするのがやっと、ネットサーフィンすらできないほど遅くなりますのですぐにわかるでしょう。

 

当月のハイスピードプラスエリアモードの利用が7GBを超えたとき

WiMAX2+のルーターには、WiMAX2+がつながりにくい場所でau 4G LTEの回線が利用できる「ハイスピードプラスエリアモード」を搭載している機種があります。

1つのモバイルルーターでWiMAXもLTEも使えるので便利ですが、当月のハイスピードプラスエリアモードの利用が7GBを超えると、以降月末までハイスピードモードのWiMAX2+通信も含めて規制対象になります。

この場合も通常プランの場合と同様、通信速度が128kbpsまで落ちてしまうので使いすぎに注意しましょう。

 

直近の3日間で10GB以上消費したときの制限

直近の3日間で10GB以上データを消費した場合、超過した日の翌日18時から翌々日午前2時まで通信速度が最大1Mbpsに落ちます。

1Mbpsあればネットサーフィンは問題なくできますし、動画や音楽は低品質ならば楽しめます。

しかし超高画質の動画は観られませんし、たとえ仕事で必要であっても大容量データの送受信は難しいので、データ量を多く消費する活動は制限がかからない日中の時間帯に終えるようにしなければなりません。

 

普段のネットの利用がネットサーフィンやメッセージのやり取りがほとんどなら、10GBを3日間で消費するのは難しいです。

しかし日常的に動画のストリーミング配信サービスを利用している場合は簡単に超えてしまいますので注意してください。

 

例えばスポーツの試合を生中継するサービス「DAZN」の高画質モードの場合、推奨通信速度は9Mbpsです。

常に高画質で観戦し続ける場合、約2時間で消費する計算になり、野球の試合であれば1試合観れば翌日から速度制限にかかることになるでしょう。

 

旧WiMAX(ノーリミットモード)で通信している

最新でない端末の場合、旧WiMAX通信のノーリミットモードに対応していることがあります。

2017年5月現在WiMAX2+とWiMAXのサービスエリアの違いはほとんどありませんが、WiMAX2+の電波が拾いづらい場所で旧WiMAX通信に切り替わっている可能性も。

ただノーリミットモードの下り最大速度は13.3MbpsとWiMAX2+の440Mbpsに比べて見劣りしますし、体感的にも遅いと感じるでしょう。

 

ルーターが省電力モードになっている

端末が省電力モードになっている場合、通信機能に影響します。

機種によって設定が違いますので、自分の持っている端末の取扱説明書を確認しましょう。

なお、速さを最大限体感するならば「ハイパフォーマンスモード」に設定するのがおすすめです。

 

WiMAX通信が遅いときの対策

WiMAXの通信が遅いと感じる場合、どの理由によって遅いのかが分かれば、それに応じて対策をとることで速くなることがあります。

次の方策を試して、なぜ遅いのかを知ったうえで適切に対処しましょう。

  1.  電波の入りやすい場所に移動する
  2.  通信モードを確認する
  3. (対応機種の場合)ハイスピードプラスエリアモードを試す
  4.  速度制限中でないか確認する

 

電波の入りやすい場所に移動する

屋内や地下街にいるのならば、窓際や出口に近いところに移動しましょう。

可能であれば、WiMAXルーターだけは窓際などの場所に置くほうがつながりやすいです。

また、無線LANの中継器を使うことで、WiMAX端末から離れた部屋でも利用しやすくなることがあります。

より詳細な手順はこちらの記事で説明していますので、ぜひ参考にしてください。

周辺機器との電波干渉が考えられる場合

電波干渉が考えられる場合、ルーターをUSB接続することにより通信のロスを減らして速度を上げられます。

WiMAXの回線を提供するUQコミュニケーションズの調べによると、USBケーブルで接続した場合380Mbps以上の速度が出るようになります。

使っている環境での回線の混雑具合にもよりますが、パソコンとWiMAX機器を接続しているならUSB接続がおすすめです。

 

通信モードを確認する

旧WiMAX通信対応のルーターで、通信モードを自動的に切り替える機種の場合、WiMAX通信(ノーリミットモード)に切り替わっていることがあります。

安定して高速通信を行うなら、通信モードがハイスピードモードかハイスピードプラスエリアモードになっているか確認しましょう。

 

ハイスピードプラスエリアモードを試す

ハイスピードプラスエリアモードは、WiMAX2+の電波が届きづらい場所でau 4G LTE通信に自動的に切り替えてつながりやすさを維持する通信モードです。

1台でWiMAX2+のエリアだけでなくLTEのサービスエリアまでカバーできますが、利用には注意が必要です。

 

ハイスピードプラスエリアモードを利用するときの注意点

ハイスピードプラスエリアモードは、使うときに料金面と通信量の面で大きなデメリットがあります。

  • 利用した月にはLTEオプション料1,005円が月額利用料に加算される
  • ハイスピードプラスエリアモードでの利用は月間7GBまで
  • ハイスピードプラスエリアモードの利用が当月7GBを超えると、その月はハイスピードモードのWiMAX2+通信も含めて速度制限の対象

ただ、一時的にWiMAX2+のサービスエリア外に旅行するなど、LTEに対応したWiMAX端末を持っていたほうが良い場合もあります。

その場合、こまめに通信モードを切り替え、WiMAX2+通信が可能な場所ではハイスピードモードで通信するようにしましょう。

 

端末をハイパフォーマンスモードに設定する

長時間の外出でモバイルバッテリーを持っていない場合など、通信速度を犠牲にしてでも電池を持たせたい場合以外はハイパフォーマンスモードに設定しておきましょう。

なお、モバイルバッテリーがなくてもPCとUSBケーブルがあれば、パソコンにUSBケーブルでルーターを接続することでルーターに充電しながらWiMAXを利用できます。

Wi-Fiで使うより速度も上がるので一石二鳥ですよ。

 

速度制限中でないか確認する

速度制限にかかっている場合は、128kbpsに落とされているなら実用に耐えないレベルで遅いですし、1Mbps出ていたとしても通常のWiMAX2+の速度に比べれば遅いです。

特にハイスピードプラスエリアモードの使い過ぎや通常プランで月間7GBを超えて使ってしまったときの速度制限は、解除する方法がありません。

そのため間違って使いすぎないようにすることが重要です。

ルーターの画面で利用したデータ量の目安が確認できますから、使いすぎていないかチェックするようにしましょう。

 

また、通常プランを契約していて速度制限にかかることが多いなら、ギガ放題プランに変更しましょう。

プロバイダによって締切日が違いますが、プラン変更した翌月から変更後のプランが適用になります。

逆に、ギガ放題プランを使っているけれど月間の使用量が7GBを超える月が少ないなら、通常プランに変更することで料金の節約も可能ですよ。

 

3日で10GBを超えて使ってしまったときの制限は、2時~18時はかかりません。

そのため、データ消費量が10GBを超えてしまっても、その時間の通信には何ら影響しないのです。

お気に入りの音楽や動画はダウンロードしておく、あるいは時間をずらして動画鑑賞するなど、工夫して切り抜けましょう。

データ量通知サービスを利用する

3日間で10GBを超えて利用した場合、データ量通知サービスに登録するとその翌日午後に速度制限の対象になった旨のメールが届きます。

必要な準備や心の準備もしやすいので、特に動画をよく観るなら、必ず登録しておきましょう。

 

プロバイダによって速度が変わるわけではない

WiMAXのプロバイダはすべて、UQコミュニケーションズの回線を利用してWiMAXサービスを提供しています。

UQコミュニケーションズを選んでも、キャッシュバックや月額料金割引キャンペーンのある安いプロバイダを選んでも、通信サービスには変化がありません。

現在使っているWiMAXが遅いからと言ってプロバイダを乗り換えるのは賢い選択ではありませんし、新規に契約するのなら安さのみで選んでも通信自体には支障がないのです。

 

まとめ

WiMAXが遅くなる理由は、ビル街など電波の性質上届きにくい場所にいるか、周辺との電波干渉があるか、速度制限にかかっているかが主要なチェックポイントです。

もしあてはまるなら、電波が届きやすい場所に移動したり、USB接続に変更したりするなどして高速通信を維持しましょう。

ただ速度制限にかかっている場合、実際にかかっている間は打つ手がありません。

 

通常プランやハイスピードプラスエリアモードの7GB制限を超えたことによる通信制限の場合、かかってしまってからは月末までどうにもならないので通信量を管理しながら使うことが重要です。

直近3日間で10GBを超えて使ってしまったときの速度制限は18時から翌2時にかかるので、超高画質の動画を観るなど大容量の通信はその時間を外すようにすれば可能です。

ベストエフォート方式の通信である以上、いつでもどこでも440Mbpsに近い速度で使えるわけではありませんが、「遅い」と感じたときは何が遅くさせているのかをチェックし、より快適に使用できるようにしましょう。

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