ヤマダ電機でWiMAXを契約するメリットとデメリット!割引キャンペーンは本当にお得?

ヤマダ電機では店頭でWiMAX2+の申し込みを受け付けており、同時に店頭の商品から50,000円~60,000円という高額な割引をするキャンペーンを展開しています。

しかしこのキャンペーンを利用する場合、「WiMAXまとめてプラン」(1,670円×24回)というオプションサービスを別途契約する必要があり、結果的にキャンペーンを利用してお得になるのは9,920円のみです。

一方オンライン申し込みで契約できるプロバイダを選べば、ヤマダ電機で申し込みをするより2年間の総額で10,000円~20,000円程お得です。

コストパフォーマンスを重視するのであれば、オンライン申し込みを受け付けているWiMAX2+プロバイダを選択することをおすすめします。

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ヤマダ電機のWiMAX2+サービスとは?

大手家電量販店のヤマダ電機では「YAMADA Air Mobile WiMAX」という名称でWiMAX2+サービス提供をしており、店頭で申し込みを受け付けています。

YAMADA Air Mobile WiMAXはWiMAX本家のUQコミュニケーションズから回線を借りてWiMAXサービスを提供しており、通信速度や提供エリア、通信速度制限など通信品質においてUQ WiMAXと全く変わらず利用することができます。

2019年10月1日以降のYAMADA Air Mobile WiMAXの料金プランは以下の通りです。

すべてWiMAX2+通信量の上限がないギガ放題プランで、従来のFlat ツープラスにあたる上限7GBプランの設定はありません。

料金プラン3年
(分割)
3年
(一括)
2年
(分割)
2年
(一括)
月額料金3,880円3,880円3,880円3,880円
1回の端末代500円15,000円500円15,000円
支払回数30回1回30回1回
契約期間3年3年2年2年
契約解除料10,450円
+残債
10,450円1,000円
+残債
1,000円
LTEオプション
なしなし1,005円/月1,005円/月

auのスマホ/ケータイとWiMAX2+を併用する場合、au利用料金から毎月最大1,000円の割引を受けられるauスマートバリューmineにも加入することが可能です。

またヤマダ電機ではWiMAX2+申し込みの際に店頭の商品から50,000円〜60,000円を割引いて購入できるキャンペーンを実施しています。

ヤマダ電機でスマートフォンやタブレットを購入する際にあわせてWiMAX2+も契約できるのは便利ですね。

 

高額な割引キャンペーンについて

ヤマダ電機の店頭には、WiMAX2+を契約するとパソコンなどヤマダ電機の商品から50,000円~60,000円分もの高額な割引をするというキャンペーンの広告があるので、これにつられてWiMAX2+への加入を検討するユーザーもいるでしょう。

ただ、一見お得なキャンペーンに見えますが注意が必要です。

なぜなら、たとえばWiMAXキャンペーンを利用してヤマダ電機の商品から50,000円分の割引を適用する場合、WiMAX2+の料金プランに加えて月額料金1,670円(24回分)の「WiMAXまとめてプラン」への加入が必要となるからです。

結果的に1,670円×24回で合計40,080円支払うことになるので、割引でお得になるのは9,920円のみとなります。

仮に24回支払う前にWiMAX2+を解約した場合は、「まとめてプラン解除料」として1,670円×残存月数の料金がかかります。

まとめてプランは商品代金割引キャンペーンというより、後から購入時に割引かれた金額の大半を支払うことになるので、必要な機器を購入する初期費用を抑えるためのサービスと捉えた方がよさそうですね。

さらにWiMAX2+を契約更新月以外に解約する場合は、契約解除料として下記の違約金も発生するので、あわせて注意しなければなりません。

なお更新月は契約解除料が不要になる月ですが、2年契約の場合更新月でも端末代の残債の支払いが発生することには留意してください。

例えば2年契約で24ヶ月目に解約するときは、端末の支払いが残り6回ありますので3,000円を支払わなければなりません。

契約プラン更新月契約解除料
3年(分割)37ヶ月目10,450円+残債
3年(一括)37ヶ月目10,450円
2年(分割)24~26ヶ月目1,000円+残債
2年(一括)24~26ヶ月目1,000円

特に端末代を分割払いで契約した場合、最低でも契約から最初の1年間は1万円を超える契約解除料が発生することに注意しましょう。

ヤマダ電機のWiMAX2+を契約するメリット・デメリット

YAMADA Air Mobile WiMAXを契約するメリットとデメリットはそれぞれ2つあげられます。

ヤマダ電機で契約するメリット

店員の説明を聞いた上で契約ができる

WiMAX2+はヤマダ電機のような店頭での申し込み以外に、各WiMAXプロバイダのホームページからオンラインでの申し込みも可能です。

ただホームページの内容を自分で読むだけでなく店員にいろいろと質問をしながら納得して契約したいという場合は、ヤマダ電機の店頭申し込みは便利ですね。

なおオンライン申し込みを受け付けているプロバイダも、契約前の問い合わせを受け付けるコールセンターは用意しています。

コールセンターへ問い合わせをすれば、詳しくWiMAX2+のサービスについて説明してくれるので、どうしても対面での説明がよいという強い希望がない場合は、自宅から問い合わせできるコールセンターを利用してもよいですね。

契約してすぐに使える

オンライン契約の場合、最短で申し込み当日に端末が発送されますが、店頭契約なら申し込み当日にWiMAX2+機器を入手してすぐにインターネット接続が可能です。

急な出張など、とにかく早くWiMAX2+を使いたい場合は助かりますね。

ヤマダ電機で契約するデメリット

ヤマダ電機が近くにないと契約できない

YAMADA Air Mobile WiMAXは店舗契約が前提なので、近くにヤマダ電機がなければ契約できません。

一方オンライン申込なら、インターネット環境さえあればどこからでも申し込みが可能です。

同じ値段ならUQWiMAXのほうがよい

YAMADA Air Mobile WiMAXの月額利用料金は、WiMAX2+の代表的なプロバイダ「UQコミュニケーションズ」と同じ金額で設定されています。

また、YAMADA Air Mobile WiMAXが提供する以下オプションについては、サービス内容・料金ともにUQコミュニケーションズと変わらず利用可能です。

  • LTEオプション(月額1,005円)
  • グローバルIPアドレス(月額96円)
  • Wi-Fiプレミアム(無料)

またアフターサービスも本家UQ WiMAXのほうが手厚いため、ヤマダ電機で契約するメリットはかなり低いといえます。

UQコミュニケーションズの方がサポートセンターの対応時間が長い

ヤマダ電機の電話サポートの対応時間は10:00~19:00(元旦除いて年中無休)である一方、UQコミュニケーションズの電話サポートは9:00~21:00(年中無休)です。

たとえばサラリーマンの場合、サポートセンターの対応時間が19時までだと仕事中や帰宅前で問い合わせできない可能性がありますが、21時までなら帰宅後にゆっくり問い合わせできますね。

選べるオプションがUQコミュニケーションズの方が多い

トラブル時発生時にも遠隔操作でサポートしてもらえる「リモートサポート」(500円/月)やWiMAX機器の故障修理の代金を最大3万円まで支払ってもらえる「端末保証サポート」(500円月)、ウイルス・スパイウェア対策ソフトの提供(500円/月)は、UQコミュニケーションズでは利用できますが、ヤマダ電機のWiMAX2+サービスでは提供されていません。

これらの点から、ヤマダ電機の店頭で店員に説明を受けながら契約することに強いメリットを感じないのであれば、同じ月額料金でサービス品質の高いUQコミュニケーションズを選びたいですね。

申込方法

YAMADA Air Mobile WiMAXの申し込みはお近くのヤマダ電機の店舗にて行います。

契約の流れは下記の通りです。

  1. WiMAX2+対応機器・料金プランを選択
  2. 重要事項説明・約款の確認
  3. 申込書の記入
  4. 加入審査・登録処理
  5. WiMAX端末の受け取り

なお申込の際には本人確認書類が必要なので忘れずに持参するようにしましょう。

また個人申し込みの場合の支払い方法はクレジットカード払いのみとなっているので、口座引き落としを希望するのであれば他社プロバイダで契約する必要があります。

ヤマダ電機のWiMAX2+を契約するよりオンライン申込のほうがお得

コストパフォーマンスを重視してWiMAX2+を契約するなら、ヤマダ電機よりオンライン申し込みが可能なプロバイダを選ぶことをおすすめします。

WiMAX2+の回線品質はどこのプロバイダも変わりませんが、料金についてはそれぞれ異なります。

以下はギガ放題プランをもとにヤマダ電機及びオンライン申し込みが可能なWiMAX2+プロバイダでWiMAX2+を契約した際の料金比較表です。

 ヤマダ電機 WiMAXとくとくBBBroad WiMAX
月額料金3,880円(端末分割代500円)4,688円(3,969円/~2ヶ月目)3,752円(2,999円/~2ヶ月目)
事務手数料3,000円3,000円3,000円
キャッシュバック0円33,000円0円

比較したプロバイダの中で、ヤマダ電機は月額料金が最も高いうえ、仮に50,000円割引を利用するとしても実質的にお得になる金額は10,000円に足りません。

そのため料金を重視してWiMAX2+の申し込み先を選択するなら、ヤマダ電機よりインターネット契約が可能なプロバイダを選ぶとよいでしょう。

まとめ

ヤマダ電機でWiMAX2+の申し込みをすると、店頭の商品から50,000円~60,000円という高額な割引キャンペーンを利用できます。

しかしこのキャンペーンを適用する場合、1,670円×24ヶ月の料金が発生する「WiMAXまとめてプラン」への加入が必要で、結果的にお得になるのは総額9,920円のみです。

そのためコストパフォーマンスを求めるのであれば、オンライン申し込みが可能なWiMAX2+プロバイダを選ぶ方が、特に利用料金を抑えたい場合にはおすすめです。

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ネットの販売に携わった経験から、使いやすくおトクなプロバイダをピックアップして紹介します。

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ちなみに2年プランではパソコンにUSB接続できるTriprouterが指定端末ですので、ビジネスユースやより速いPCでの通信を行いたいならこのプランもおすすめですよ。

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料金が高いのが玉に瑕ですが、アドバンスオプションの利用で月間データ利用量の上限をなくせます。
また海外データ定額プランを選べば国内7GB、海外7GBまでそれぞれ利用できますので、海外出張の多いビジネスマンにもいいですね。
ただ料金プランによって使える端末が異なるのと、標準の通信モードでは通信量の上限があるので★3つです。

わいMAX!
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