WiMAX WiMAX2+

WiMAX2+とWi-Fiスポットの違いと活用方法のすべて

投稿日:2016年9月30日 更新日:

無料もしくは低価格な料金で利用できるWi-Fiスポットは非常に便利なサービスです。

しかし決まった場所でしか利用できないといったデメリットの他、セキュリティ的な問題や速度がでないといった問題があり、WiMAXの代わりとすることはできません。

その一方で、WiMAXの電波が届かない場所でもインターネットが使える可能性があったり、通常プランの利用なら月間データ通信量の節約になったりといったメリットもあります。

Wi-FiスポットとWiMAXは単純に優劣を比較して損得で考えるのではなく、互いを賢く併用して短所を補い合えるサービスだといえるでしょう。

Wi-Fiスポット(公衆無線LAN)とは

Wi-Fiスポット(公衆無線LAN)とは、コンビニやファーストフードなどの店舗、または駅や空港などの公共の場所で提供される無線LANによるインターネット接続のサービスです。

申し込み手続きなしで誰でも利用できる無料のものから月額数百円程度で利用できるものまで、いろいろな会社がさまざまなWi-Fiスポットサービスを展開しています。

街を歩けばWi-Fiスポットが提供されていることを示すシールや看板を見ない日はありません。

近年モバイル通信の利用者が急激に増えたことから、モバイル回線の混雑を緩和する目的で移動体キャリアが急速にWi-Fiスポットを増やしています。

また、増加する外国人旅行者に対するサービスを目的として、駅や観光地などでもWi-Fiスポットは次々と追加されています。

このようなことから、今後Wi-Fiスポットのサービスはより身近になっていくはずです。

Wi-Fiスポット(公衆無線LAN)利用の際のメリット

無料もしくは低額な料金で、外出先で高速なブロードバンド通信が利用できるWi-Fiスポットには、ユーザにとって主に2つのメリットがあります。

スマートフォンの通信データ量節約

Wi-Fiスポットでインターネット接続すれば、もちろんWiMAX2+などのモバイル通信側のデータ通信量はカウントされません。

一方、Wi-Fiスポットはプロバイダによって従量制の料金で提供される場合があるものの、ほとんどは無料もしくは定額の月額料金で提供されています。

そのため、Wi-Fiスポットをどんなに使ってもそれによって高額な請求が行われるといったことはありません。

モバイルWi-Fiの電波が届かない場所でインターネットができる

建物の地下や郊外の観光地などモバイル通信の電波が届かない場合でも、Wi-FiスポットならWi-Fiの電波を拾ってインターネット接続ができます。

Wi-Fiスポットでは多くの場合で光ファイバーなどの固定回線が利用されているので、ビルの奥のような場所や町から外れた場所でも提供が可能です。

Wi-Fiスポット(公衆無線LAN)利用の際の注意点

Wi-Fiスポットサービスはユーザにとってメリットの多いサービスではあります。

しかし、利用にあたっては以下にあげる2つの注意点があります。

通信の盗聴について

Wi-Fiスポットは公開されたサービスであるために、多くの場合、利用者は同じIDや暗号化用のパスワードが用意されます。

Wi-Fiスポットによっては暗号化がされない場合もあります。

そのためWi-Fiスポットを使った通信では悪意のある第三者に盗聴される可能性があり注意が必要です。

万が一、ショッピングサイトなどのID/パスワードが知られてしまった場合には、なりすまして悪用される可能性があります。

そのため第三者には知られてはいけない通信は、そもそもWi-Fiスポットでは行い方がよいでしょう。

仮に盗聴されては困る通信をWi-Fiスポットで行う場合は、SSLなどによる暗号化が行われたサイトを利用することをおすすめします。

Wi-Fiスポット利用のセキュリティの危険性は盗聴だけではありません。

Wi-Fiスポットの管理者によっては、同じWi-Fiスポットを使う他ユーザのパソコンやスマートフォンなどの端末にアクセスできる設定になっていることもあります。

この場合、悪意のある第三者にパソコンやスマートフォンに不正にアクセスされ中身のデータを覗き見される可能性があります。

管理者側の設定はユーザには防げないので、あらかじめセキュリティ対策ソフトをパソコンやスマートフォンにインストールして対策しておくとよいでしょう。

Wi-Fiスポットの中には、盗聴を前提とした悪意のあるアクセスポイントもあります。

特にパスワードがかかっていないWi-Fiスポットには接続しない方が無難です。

また、正常なWi-Fiスポットの「なりすまし」もあります。

「なりすまし」は簡単には見破れないので、その可能性もあることを前提として重要な通信は行わない、行うとしてもSSLなどの暗号化を利用するといった注意は最低限必要です。

通信速度について

セキュリティ以外のWi-Fiスポットの問題としては通信速度があげられます。

Wi-Fiスポットは多くの人が同時に利用する可能性があることから通信速度には期待できません。

ホームページの閲覧程度であれば問題ないことが多いですが、大容量のファイルをダウンロードしたりYouTubeなどで高画質な動画を参照したりは快適に行えない可能性があります。

Wi-Fiスポットを利用すればWiMAXは必要ない?

Wi-Fiスポットは無料もしくは低価格な月額料金で利用できるため、外出先での通信を全てそれですませようとする人もいるかもしれませんが、WiMAXの完全な代替にはなりません。

特にモバイル通信を日常的に行うのであれば、Wi-FiスポットだけでなくWiMAXのようなモバイル通信を利用することをおすすめします。Wi-FiスポットにはないWiMAXのメリットとしては以下2つがあげられます。

場所に縛られずインターネット接続ができる

Wi-Fiスポットがいくら増えているとはいえ店舗や駅など決まった場所でしか利用できないので、提供エリア内で電波が届きさえすれば利用できるWiMAXとの利便性は比較になりません。

レストランやファーストフードなどの店舗でWi-Fiスポットが提供されている場合は、当然その店舗でのサービスの利用が前提となります。

一方WiMAXであれば道の端や公園のような場所でも利用できます。

通信速度が速い

WiMAXとWi-Fiスポットを比較した場合、1つの通信回線を自分だけで利用できるWiMAXの方が、大人数で利用するWi-Fiスポットよりはるかに高速を期待できます。

外出先で快適なインターネットを利用したいのであれば、高速かつ月間データ通信量の制限がないWiMAX2+のギガ放題プランがおすすめです。

またセキュリティについてもWiMAXを使った方がはるかに安全です。

モバイルWi-Fiルーターを利用する場合、Wi-Fiスポットの場合と違って暗号化用のキーはもちろん第三者に知らせる必要はありません。

なりすましの悪意あるWi-Fiスポットに誤って接続してしまう可能性も防ぐことができます。

そのため暗号化の設定さえしっかりしておけば、WiMAXの方がWi-Fiに比べて安心して利用できます。

このようにWi-Fiスポットにはない魅力がWiMAXには多くあるため、Wi-Fiスポットはその代替として使うことはできません。

日常的に外出先でインターネットをされる場合は、WiMAXの利用を検討することをおすすめします。

WiMAXプロバイダが提供しているWi-Fiスポットサービスの紹介

頻繁に外出先でモバイル通信を行う場合は、Wi-FiスポットよりWiMAXの方がおすすめです。

しかし、WiMAXとWi-Fiスポットはスマートに併用することでより快適なインターネットライフを実現できるでしょう。

たとえば、WiMAXの電波が届かない郊外や地下の店舗などでインターネットをしたい場合はWi-Fiスポットは非常に便利です。

また、WiMAX2+で月間7GBまで高速な通信が行える通常プランを利用している場合は、データ通信量の節約のためにWi-Fiスポットの利用は有効です。

そのため、WiMAXのプロバイダの中によってはWi-Fiスポットのサービスを提供しています。

WiMAXプロバイダが提供しているWi-Fiサービスとしては以下があげられます。

サービス名 概要
UQ Wi-Fiプレミアム UQコミュニケーションズが提供している公衆無線LANサービスです。

駅、列車、空港などのUQ Wi-Fiエリアの他、株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)が全国に展開する無線LANサービスの利用が可能です。

このサービスは、UQコミュニケーションズのユーザが無料で利用できます。

その他、niftyなど一部WiMAXプロバイダでも同じサービスが提供されています。

au WiFi auがカフェや駅などで展開しているWi-Fiスポットサービスです。

UQコミュニケーションズやSo-net・BIGLOBEなどのWiMAXプロバイダが対応しています。

Wi2 300 KDDIグループのワイヤ・アンド・ワイヤレスが展開する有料の公衆無線LANサービスです。

UQコミュニケーションズやniftyのユーザなら無料で利用できます。

なお、au Wi-Fi SPOTは、モバイルWi-Fiルーターを経由して利用するサービスであり、仕様上WX02/W02/W03は利用できないのでご注意ください。

プロバイダを問わず利用できるWi-Fiスポットも

WiMAXプロバイダによってはWi-Fiスポットを提供していない場合もあります。

しかし、その場合でも、プロバイダを問わずに無料もしくは一定の月額料金で利用できるサービスもあるのであわせて検討するとよいでしょう。

一例として以下があげられます。

サービス名 概要
Japan Connected free Wi-Fi AndroidもしくはiPhoneユーザが無料で利用できるWi-Fiスポットサービスです。

セブンイレブンやローソンなどのコンビニをはじめ全国に14万5千箇所のアクセスポイントがあります。

Wi2 300 KDDIグループのワイヤ・アンド・ワイヤレスが展開する有料の公衆無線LANサービスです。

駅や空港などの他、レストラン、カフェなどさまざまな場所でWi-Fiスポットが提供されています。

一定の月額料金で利用できます。なお、一部アクセスポイントの利用には別途追加で料金が必要です。

at_STARBUCKS_Wi2 スターバックス店舗内で使える無料のWi-Fiサービスです。全国のスターバックスで展開されています。

まとめ

Wi-FiスポットにはWi-Fiスポットが提供された場所でしか利用できないといった特徴の他、セキュリティ的な問題や速度がでにくいといった問題があります。

そのためWiMAXの代替えにはなりません。

しかし、WiMAXの電波が届かない場所でも利用できる可能性があったり、通常プラン利用なら月間データ通信量の節約になったりといったメリットもあります。

そのため、Wi-FiスポットはWiMAXとかしこく併用することをおすすめします。

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