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WiMAXとWi-Fiって具体的に何が違う?理解するべきポイントを解説!

投稿日:2016年8月28日 更新日:

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WiMAXやWi-Fi、ご自宅の無線LAN・公衆無線LANなどは、どれも無線でインターネットを行うための技術なので、その違いが分かり辛くなっているのが現状です。

この記事では、それぞれの違いやWiMAXのメリットについてわかりやすくまとめています。

無線でのインターネットに関してどのサービスを使えばよいか迷っている方は是非参考にしてください。

Wi-Fiとは?

Wi-Fiとはご自宅や会社などにおいてケーブルを使うことなく無線でインターネットをする技術のことを指します。

光ファイバーなどの固定回線で、インターネットに接続するための機器を決まった場所に置かないといけない場合でも、Wi-Fiを使えばその電波が届く範囲なら無線でインターネットが楽しむことができるわけです。

Wi-Fiの場合は、ケーブルで接続する必要がないので、ケーブルの接続口が用意されていないようなスマートフォンやタブレットをはじめとして、ゲーム機、デジタル家電のようなものまでWi-Fiで接続することができます。

Wi-Fiのことを無線LANということもありますが、その言葉の意味は少し異なるので注意して下さい。

無線LANの中でも相互接続が保証された商品に限って、Wi-Fi対応機器と呼ばれており安心して無線でのインターネット接続ができます。

Wi-Fi対応機器には、登録商標であるWi-Fiロゴが掲載されているのですぐに見分けられるでしょう。

Wi-Fiには利用する電波の周波数や技術の違いによって以下のような規格があります。

規格が異なると接続できないので注意しましょう。Wi-Fiのスポットや対応機器は以下規格の中の1つだけでなく多くの場合複数に対応しています。

Wi-Fi対応機器を購入する場合は、できるだけ多くの規格に対応し、かつ、新しくて高速な規格に対応したものを選ぶとよいでしょう。

規格の名前 特徴
IEEE 802.11a 5GHz帯の周波数を使い、最大速度54Mbpsを実現する規格。電子レンジなどの家電の周波数を受けにくい一方で、電波法の関係により屋外で利用することはできない。
IEEE 802.11b 2.4GHz帯の周波数を使い、最大速度11Mbpsを実現する規格。電子レンジなどの影響を受けやすいが屋外での利用が可能。パソコンやスマートフォンをはじめゲーム機など多くの端末がIEEE 802.11bに対応している。
IEEE 802.11g IEEE 802.11bの上位互換規格。2.4GHz帯の周波数を使い、最大速度は、IEEE 802.11aと同じ54Mbpsを実現。
IEEE 802.11n 2.4GHz/5GHzの周波数帯域を用い、最大600Mbps・実効速度(実際の速度)100Mbpsを実現。
IEEE 802.11ac 5GHzの周波数帯域を用い、最大433Mbps~6.93Gbpsの高速な通信が可能。2016年8月時点で最新の規格。
IEEE 802.11ad 60GHzのミリ波を用い、最大6.7Gbpsの通信が可能。5GHzの代用帯域として期待されている。

参照:IOデータ

なお、Wi-Fiの速度は、上記規格のうちどれが使われているかという点とあわせて、Wi-Fiが使われている回線のよって大きく異なります。

高速な光回線を使っていれば早くなり、それより遅いADSL回線であれば当然遅くなるわけです。

昨今は、カフェやレストラン、コンビニ・駅などさまざまな場所でWi-Fiによるインターネット接続を提供する公衆無線LANというサービスが提供されています。

公衆無線LANは無償で自由に使える場合や簡単な会員登録が必要なもの、お手頃な月額料金で使えるものなどいろいろありますので、興味があれば探してみるとよいでしょう。

 

特にファーストフードやコーヒーなどの大手チェーン店、コンビニエンスストアなどであればたいていの場所で公衆無線LANが使えるようになっています。

チェーン店 公衆無線LAN利用可能店舗数
マクドナルド 全国約1,500店(参照:日本マクドナルド
スターバックス 全国900店以上(参照:スターバックス
ローソン 全店舗(参照:ローソン

*2016年10月現在の数値

WiMAXとは?

WiMAXとは、自宅でも外出先でも提供エリア内ならどこでも無線によるインターネットを実現する技術です。

WiMAXでインターネット接続するためには、ポケットWi-Fiとも呼ばれるコンパクト・軽量な無線端末だけが必要です。光ファイバーなどのように面倒な回線工事も必要ありません。

さらに、最新のWiMAX2+なら最大220Mbpsという高速なインターネットを楽しめるのも魅力です。

WiMAXとWi-Fi何が違うのか?

WiMAXとWi-Fiは両方とも無線でインターネット接続をする技術なので、その違いが判らないという方も多いのではないでしょうか。

技術的な最も大きな違いは、一方がWANのための技術、もう一方がLANのための技術ということです。WANとLANの違いは以下の通りです。

WAN

(Wide Area Network)

地理的に離れたネットワークをつなぐための技術

光ファイバー・ADSL・WiMAX

LAN

(Local Area Network)

自宅内や会社内、学校内など限られた範囲内でネットワークを結ぶための技術

LANケーブルを使って構成する有線LANと、LANケーブルを使わずに無線で構成する無線LANの2種類が存在する

WiMAXのサービスに関しては、まず、WiMAXという無線通信で地理的に離れた通信局とお手元の通信端末を接続します。

その上で、お手元の通信端末とパソコンやスマートフォンの間の限られた範囲内をWi-Fiで接続します。

この通信端末のことをポケット”Wi-Fi”といったりモバイル”Wi-Fi”ルーターと言ったりするのはこのためです。

WiMAXサービスは、ポケットWi-FiによってWANとLANのネットワークをセットにして提供しています。

これをふまえて、ご自宅の無線LANとWiMAXの最も大きな違いは、WANの回線に何を利用しているかです。

ご自宅の無線LANネットワークでは、一般的にWANの回線として光ファイバーなどの固定回線を使います。

当然ですが、固定回線は使う場所が決まっている回線のことで、その他の場所で使うことはできません。

ご自宅で無線LANのネットワークをくむといっても、無線LANが使えるのは基本的にご自宅内だけです。ちなみに、この場合の無線LANではほとんどの場合でWi-Fiが使われています。

一方のWiMAXは、WANの部分にも無線で接続できる技術を利用しているので、ご自宅や会社などの他、提供エリア内であれば外出先でも利用できます。

この点が、ご自宅の無線LANとWiMAXの最も大きな違いと言えるでしょう。なお、WiMAXもLANの部分にはWi-Fiを使っています。

公衆無線LANとWiMAXの違いも、基本的なところはご自宅の無線LANの場合と同じです。

公衆無線LANの場合でも、WANの部分には光ファイバーなどの固定回線を使っています。

LANの部分は無線のWi-Fiを使っていますが、公衆無線LANが利用できるのはWiFiスポットを提供している店舗・構内だけです。

なお、公衆無線LANのWiFiと、ご自宅の無線LANやWiMAXのWi-Fiではセキュリティ的に大きな差があり注意しなければなりません。

それは、Wi-Fiの設定に使うネットワーク名や暗号化のパスワードに関してです。

ご自宅の無線LANやWiMAXのWi-Fiではユニークなもの・自分にしかわからないものを設定できる一方で、誰もが利用できる公衆無線LANではネットワーク名やパスワードが公開されています。

これによって以下のようなセキュリティーリスクが考えられます。

盗聴 暗号化のためのパスワードが公開されているため、悪意のある第三者から通信の内容を盗聴される可能性がある。
なりますし 盗聴によってショッピングサイトなどのID/パスワードを悪意のある第三者に知られてしまった場合、自分になりすましてそのID/パスワードを利用されてしまう可能性がある。
覗き見 一部のホテルなどセキュリティ意識の低い管理者によって運営されている場合、簡単に同じネットワークを利用する他のパソコンにアクセスできる設定になっていることがある。これにより悪意のある第三者によってパソコンの中身を不正に覗き見される場合がある。
公衆無線LANのなりすまし 公衆無線LANで公開されている同じネットワーク名・パスワードを使って、正式な公衆無線LANのなりすましたネットワークが存在する。このネットワークに誤って接続した場合、通信の内容が盗聴され悪用されるなどの被害が考えられる。
不正目的での公衆無線LAN利用 これは、利用者側というより運営側に被害がでる問題。公衆無線LANは誰でも使えるので、悪意のある第三者も手軽に利用できてしまう。このネットワークを不正に利用した場合、自宅や会社のネットワークを使った場合と違って、実行者(犯人)の特定がしにくくなる。

このようなセキュリティーリスクを避けるために、利用者は、以下のような対策を行う必要があります。

  • 盗聴されて困る通信は公衆無線LANでは行わない
  • SSLなど暗号化技術を使ったサイトでのみ重要な通信を行う
  • セキュリティ対策ソフトで公衆無線LAN用のセキュリティ対策を行う
  • 公衆無線LANが本来提供されている店舗などから離れた怪しいネットワークには接続しない

公衆の無線LAN(Wi-Fi)を利用すればWiMAXはいらないのでは?

誰でも無料で使うことができる公衆無線LANを利用すればWiMAXは必要ないのではと考える方もいるでしょうか。

しかし、WiMAXには公衆無線LANにはないメリットがあります。

場所に縛られず通信できる

最も大きなメリットは、WiMAXは公衆無線LANと異なり、店舗・ホテルなど決まった場所だけではなく、提供エリア内なら自宅でも外出先でもどこでも利用できる点です。

速度

また、公衆無線LANの場合、同じネットワークを多くのユーザーか同時に利用することで通信速度が遅くなってしまう可能性がある一方、基本的に自分1人で利用するWiMAXにはその心配がない点も大きなメリットと言えるでしょう。

たとえWiMAXのギガ放題で3日3GBのデータ通信量を消費して速度制限を実施されても、制限後の速度が6Mbps程度と高速なので、これでもかえって公衆無線LANよりも速い可能性さえあります。

セキュリティ

今ではWi-Fiスポットの多くがセキュリティ強度の高いWPAに対応しているため、盗み見やデータの不正取得のリスクは格段に低下しました。

docomoやauが提供するフリーWiFiであればセキュリティ面でほとんど心配はないと言われていますが、未だに暗号化されていないアクセスポイントも存在しているようなので注意するに越したことはありません。

WiMAXであれば端末で接続台数をモニタリングでき、強力な暗号化も施してあるため、特にお仕事などで利用する場合、公衆無線LANよりも安全です。

 

まとめ

ご自宅の無線LANや公衆無線LANと比較しても、WiMAXには高速な通信をどこでも利用できるなどのメリットが多いサービスです。

パソコンやスマートフォン、タブレットなど、ご自宅や外出先でインターネットを頻繁に多く利用されるユーザー程、WiMAXを利用するメリットを大きく感じられるでしょう。

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