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WiMAXのSSID変更方法と暗号化技術を解説

投稿日:2017年8月2日 更新日:

WiMAXにパソコンなどのWi-Fi機器を接続する際に必要なSSIDと暗号化キーですが、そもそもこれらは何なのかと思うことがあるのではないでしょうか。

簡単に言うとSSIDとはWi-Fi接続先のネットワーク名、暗号化キーとは選択したネットワークに接続するためのパスワードのことです。

しかしWiMAXルーターにはマルチSSIDの機能を搭載した端末があり、「プライマリSSID」や「セカンダリSSID」といった2つのSSIDを使用することができます。

そこで今回はWiMAXのSSIDの詳細やSSIDは変更できるのかについて説明していきます。

WiMAXルーターのSSIDって何?

特にWiMAX初心者やIT用語に詳しくない場合、SSIDという言葉を聞いても何のことか分からないと思うことがあるかもしれません。

SSID(Service Set Identifier)とは無線LAN接続設定を行う際に必要となるもので、無線LANルーターやモバイルWi-Fiルーターなどの無線アクセスポイントを識別するための名前、すなわちWi-Fi接続先のネットワーク名のことをいいます。

つまりSSID機能があることで、パソコンやタブレットのような無線LAN端末とWiMAXの接続設定を行う際に複数あるアクセスポイントの中から、どれがWiMAXのアクセスポイントなのかを正しく指定することができるのです。

WiMAXルーターにSSIDが2つある理由

WiMAXとパソコンなどの通信機器をつなぐ際に必要なSSIDですが、WiMAX本体や無線LAN初期設定シールを確認してみると、「プライマリSSID」や「セカンダリSSID」と表示してあり、なぜSSIDが2つあるのかと疑問に思うかもしれません。

実はWiMAX端末には「マルチSSID」という機能が搭載されており、1つのWiMAX端末につき複数のSSIDを持つことでそれぞれ異なるセキュリティ設定を行うことができるのです。

例えばセキュリティレベルの高いパソコンとセキュリティレベルの低いゲーム機を同じSSIDに同時接続する場合、最も低いセキュリティレベルに統一されるため、パソコンのセキュリティレベルがゲーム機と同じレベルに下がります。

このような場合に各通信機器を別々のSSIDに接続することで、もともとのセキュリティレベルを保つことができるのです。

またWiMAXを自分以外の誰かと共有する場合、相手とは別のSSIDを使用することで自分のデータを相手から傍受されることを防ぐこともできます。

このようにSSIDが複数あることで安全なデータ通信を行うことができるので、SSIDを上手に使い分けてWiMAXを使用するといいですね。

暗号化方式の違い

無線LAN通信は有線LAN通信よりも電波を傍受されやすく、最悪の場合IDやパスワードを盗まれてネットワークへ不正侵入される可能性があります。

このような事態を防ぐためにWi-FiルーターはSSIDと暗号化キー(パスワード)を設けてセキュリティを確保しています。

そのためWi-Fiルーターと通信機器をつなぐ場合、SSIDと暗号化キーが一致することで Wi-Fi接続設定を完了させることができるという仕組みとなっているのです。

なお暗号化キーには主にWEP、WPA、WPA2の3つの暗号化方式が利用されており、それぞれ特徴も異なります。

 

・WEP

WEP(Wired Equivalent Privacy)は1997年に登場した最も古い暗号化技術です。

無線LANが登場した際にセキュリティとしてWEP方式が採用されましたが、その後すぐに解読される危険性があることが判明し、今ではソフトウェアを使って誰でも簡単に解読することができます。

そのためパソコンやタブレットなど大事なデータを取り扱う端末をWi-Fi接続する場合はWEP方式よりも安全性の高い暗号化方式を利用するようにしましょう。

 

・WPA

WPA(Wi-Fi Protected Access)は脆弱性が発見されたWEPの改良版として策定された認証方式です。

WPAには一定の通信使用量ごとにセキュリティキーを更新するTKIP(Temporal Key Integrity Protocol)と呼ばれる暗号化プロトコルが採用されており、WEPよりも高い安全性を持っています。

しかしWEPよりも時間はかかるものの、WPAも解読される危険性があるので決して安全とはいえません。

 

・WPA2

WPA2はWPAをさらに改善した認証方式です。

WPA2にはWEPやTKIPで発見された脆弱性を見直したAES(Advanced Encryption Standard)と呼ばれる最もセキュリティレベルの高い暗号化方式が採用されています。

なお現時点ではAESを解読されたという例は報告されていません。

そのため安全性を確保した通信を行いたい場合はWEP2方式を利用することを推奨します。

 

このように異なる特徴を持った暗号化方式ですが、WiMAX機種は全て同じ暗号化方式が採用されているわけではありません。

そこでWiMAX機種の中で人気なW04とWX03にはどの暗号化方式が採用されているのか調べました。

W04の場合

W04にはプライマリSSIDとセカンダリSSIDがありますが、この2つのSSIDにはそれぞれ利用している暗号化方式は異なり、プライマリSSIDにはWEP2とWEP、セカンダリSSIDにはWEPが採用されています。

そのためパソコンなどでデータ通信を行う場合は安全性の高いプライマリSSIDでWi-Fi設定を行うことをおすすめします。

WX03の場合

WX03もプライマリSSIDではAES、セカンダリSSIDではWEPとそれぞれ異なる暗号方式を採用しています。

セカンダリSSIDはW04と同じくセキュリティレベルの低いWEPが利用されていますね。

WX03でもプライマリSSIDに安全性の高い暗号化方式を利用しているので、セキュリティを確保した通信を行いたい場合はプライマリSSIDで通信を行うといいです。

ただしAESは安全と言っても、設定したパスワードの桁数が少なかったり数字だけだったりすると解読されやすいので、なるべく数字と英語を組み合わせた複雑なパスワードを設定するようにしましょう。

旧型のゲーム機ではWEP方式のセカンダリSSIDを選ぶ

セキュリティの面において安全性の低いWEP方式ですが、旧型のゲーム機ではWEP方式が採用されているものが多いです。

前にも述べたように、セキュリティレベルの高い通信機器とセキュリティレベルの低い通信機器を同じSSIDに接続してしまうと、セキュリティレベルの低い方に統一されてしまいます。

そのためゲーム機と他の通信機器をWiMAXに同時接続する場合はゲーム機やWEP方式が採用されている通信機器はセカンダリSSIDを使用し、プライマリSSIDのセキュリティレベルを下げないようにしましょう。

SSIDは変更可能

WiMAXのセキュリティ面を考えて定期的にSSIDを変更したいと思うことがあるのではないでしょうか。

その場合、ブラウザのURL欄にhttp://speedwifi-next.homeと入力することでSSIDを変更できる設定画面を表示させることができます。

新しいSSIDの設定方法は下記の手順となります。

  1. 設定画面の左側にあるメニューから「無線LAN基本設定」を選択
  2. 「SSID」の欄に設定したい文字列(半角英数字1〜32文字)を入力
  3. 「設定する」をクリック
  4. 設定画面更新後、左側のメニューの「設定を反映する」をクリックして設定完了

ただしSSIDを変更後はWiMAXに接続していた通信端末のネットワークが切断されます。

そのため再度新しいSSIDにて無線LAN設定を行う必要があります。

ちなみに、もし新しく設定したSSIDや暗号化キーを忘れた場合、W04では「設定」→「情報」→「SSID情報」、WX03では「情報」→「Wi-Fi情報」の順でタップしていくとWiMAX本体の画面上で確認することができるので安心して下さい。

まとめ

WiMAXサービスを契約した際に最初に行うWi-Fi接続設定に必要なSSIDや暗号化キーは、あなたが安全にインターネット接続を行えるようセキュリティの役割を果たしています。

ただWiMAXは「プライマリSSID」と「セカンダリSSID」の2つを持っており、WiMAX端末によって利用されている暗号化方式は異なります。

WiMAXの人気機種であるW04とWX03ではどちらもプライマリSSIDのセキュリティレベルが高く、セカンダリSSIDのセキュリティレベルは低いです。

そのためパソコンやタブレット、スマホなどではプライマリSSIDを使用し、旧型のゲーム機などセキュリティレベルの低い端末はセカンダリSSIDを使用するようにしましょう。

なおSSIDはブラウザ内で変更可能となっていますので、セキュリティ面を考えて定期的に変更すると安全性を保つことができますね。

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