WiMAXが遅くなる理由と、スピードテストサービスを紹介

モバイル通信サービスのWiMAX2+はサービスエリア内であっても、利用する場所や時間といった様々な状況によって通信速度が変化します。

通信速度によっては思うようにインターネットのサービスが利用できません。

そこで通信速度の測定を行ってあらかじめ高速な通信を実現する場所や時間を把握しておくと、より快適にWiMAX2+によるインターネットを楽しめるでしょう。

速度測定の方法は、専用のウェブサイトを使う方法とスマホアプリを使う方法の2種類がありますが、速度測定の結果を位置情報と一緒に記録できるスマホアプリの方が便利です。

WiMAX2+の通信速度は?

WiMAX2+の下り最大速度は558Mbps・上り最大速度は30Mbpsです。

ただこの通信速度は理論上の最大速度であり、利用する機種のスペックによっても差がありますし、最大速度に対応している機種でもこの速度がそのまま実現できるわけではありません。

WiMAX2+も他のインターネット接続サービスと同様にベストエフォート式を採用していて、利用する通信環境や混雑状況によって通信速度が変動します。

そうなると気になるのは自分の環境で実際にどの程度の通信速度が実現できるかということですよね。

理論値の最大速度に対し実際の通信速度のことを実効速度といいます。

UQコミュニケーションズは、日本各地の主な市街地で実際に測った通信速度を「実測マップ」という名称で公開しているので気になる方は参考にしてみるとよいでしょう。

なお、インターネット速度はその時々の回線状況やご利用の通信環境(使っているスマートフォンの性能や周囲の障害物など)によっても異なりますから、実測マップの値は参考までにご覧ください。

速度測定とは?速度測定をする意味は?

UQコミュニケーションズが公開している実測マップは日本の一部のみなので、ご自宅やWiMAX2+を利用されるそれ以外の場所の実効速度を知りたい場合は自分で調べる必要があります。

そこで登場するのがインターネット通信の速度測定です。

速度測定では遠隔のサーバーからデータファイルをダウンロードし、その容量とダウンロードにかかった時間から実効速度を割り出します。

インターネット上では、速度測定ができるサイトやスマートフォンアプリが公開されています。

速度測定をする意味は、主に以下2つがあります。

問題切り分けのため

自分の環境で問題なくインターネットが使えている間は通信速度が気にならないかもしれませんが、使えない時には速度測定をするメリットがあります。

たとえば、スマートフォンでホームページを参照していてページ遷移するのに時間がかかる場合、その原因は使っているインターネットの通信速度が遅いことも考えられますが、その他にもそのホームページを参照するユーザーが多くサーバーが混雑している可能性もあります。

この時インターネット通信の速度測定をすれば、通信速度が原因か否か切り分けることができるわけです。

速度測定をしてみて通信速度が十分であることが確認できた場合は、そのホームページを格納しているサーバーやそのサーバーが使っているネットワークが原因である可能性が高いでしょう。

その場所でどのような通信が可能かを客観的に把握できる

スマートフォンで動画を視聴していて「画質が粗いな」と感じるとき、おそらく通信速度が遅いからだろうという推測はできます。
しかしそれは飽くまで体感の情報であり客観的な情報ではありません。

そこで速度測定をすればより客観的で正確な情報を把握することが可能です。

有名な動画サイトの1つ「Hulu」では、動画視聴の推奨速度を公開しています。

Huluの公式サイトよるとスマートフォンやタブレットで動画視聴する場合は、3Mbps以上の通信速度があることを推奨しています。

Huluの画質が粗いと感じた時に速度測定をして、たとえばその結果が2Mbpsであれば客観的に「ああ通信速度が足りないんだな」と把握できるわけです。

こういった情報を基にして、自分がWiMAX2+を利用するいろいろな環境で気になった際などに速度測定をして結果を蓄積すれば、客観的にその場所のその時間帯でどんな通信が快適に利用できるか大よそ把握できるでしょう。

大よそでもそういった情報をあらかじめ把握しておけば、より通信速度が速いとわかっている場所に移動して引き続きインターネットを使うことができます。

また、何より原因がわからずインターネットでしたいことができずにストレスを感じることも少なくなってよいですね。

ホームページの参照のように特に推奨速度が示されていない通信もあります。

こういった通信に関しても、速度測定をいくつかの場所で何回か行っていると「このぐらいの速度だとこのホームページを参照するのに時間がかかるだろうな」ということが感覚として分かってきます。

こういう情報や体験を蓄積していけば、より快適にWiMAX2+の通信が使えるようになるでしょう。

そういった意味でもインターネット通信の速度測定を活用したいですね。

速度測定の方法

速度測定は、主に専用のウェブサイトで行う方法とスマホのアプリで行う方法の2種類があります。

それぞれメリット・デメリットがありますので上手に使い分けるとよいでしょう。

ウェブサイトでの速度測定とは?

ウェブサイトの中には速度測定をサービスとして提供しているところがあります。

そういったサイトでは、ブラウザでアクセスするだけで速度測定ができるので便利です。

ただし、Flash Playerというプラグインが必要なサイトがあり、その場合はFlashが使えないスマホのブラウザでは利用できないので注意しましょう。

速度測定が可能なウェブサイトの例として以下があげられます。

概要Flash対応
USENスピードテストUSENが提供する速度測定サイト。通信速度のイメージを絵で表示
BNRスピードテストFlashと画像、2種の測定方法を選べるのでFlash未対応の端末でも利用可

スマホならRBB SPEEDがおすすめ

スマホアプリの中にも速度測定の機能を提供するものがあります。

私はシンプルなデザインで操作が簡単なRBB SPEEDを利用しています。
RBB SPEEDは下り・上り速度の測定履歴の記録が可能で、さらに履歴からMAPにも飛ぶことができる機能もあるので便利です。

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ウェブサイト・スマホアプリのどっちが便利?

ウェブサイト・スマホアプリの速度測定を比較した場合、結果を記録でき後から見直せるスマホアプリの方が便利で使いやすいでしょう。

結果が位置情報付で保存できれば、2度目はその結果を参照すればよいので、何度もその場所で速度測定する必要もなくなりますね。

パソコンで速度測定をする場合はウェブサイトを使い、スマホではアプリを使うのがおすすめです。

スマホ・タブレットでは、アプリをインストールしていない機器で一時的に速度測定をしたい時に限りウェブサイトを利用しましょう。

通信速度が変わる理由について

同じ通信回線を利用していても、主に以下にあげる3つの条件で通信速度が変わることがあります。

使用している場所

自分がネットを利用する場所で同じ通信回線を複数の人が同時に利用している場合は、回線が混雑するのでその分だけ速度が遅くなります。

同じ通信回線でも自宅では速いのに駅のホームで通信速度が遅いのは、そのホーム付近で同じ通信回線を複数の人が利用して混雑しているわけですね。

その場合は、場所を移動するしか通信速度を改善する方法はないでしょう。

使用している時間

同じ場所でも使用している時間によって通信速度が変わることはあります。

一概には言えませんが、たとえば朝や昼の方が夜よりも速度が速い傾向があるようです。

これは学校や仕事先から帰宅するなど、夜のほうがご自宅でインターネットを使うユーザーが多くなることが原因であると考えられます。

これも回避策はないので、我慢するしかないでしょう。

Wi-Fiの接続環境

Wi-Fi(無線LAN)は障害物が多いと通信速度が落ちることがあります。

その場合は、WiMAX端末とスマホやパソコンの距離を縮めるか、間の障害物を移動して改善できるか確認しましょう。

また、周りに同じような無線の電波がとびかっていて干渉していると通信速度が落ちることもあり得ます。
たとえば電子レンジやコードレス電話などの家電でもWiMAX端末と同じ周波数を利用しています。
マンションやアパートでは他の部屋からの電波干渉が影響してくる可能性もあるのです。

しかし電波干渉により通信速度が遅い場合は、モバイルWi-Fiルーターの無線LANチャンネルを変更することや、ルーターをUSB接続することで改善する可能性があります。

まとめ

WiMAX2+の通信速度は、利用する場所や時間によって違います。

インターネットのサービスによっては高速な通信速度を必要とするものがあり、速度が遅いと快適に利用できないこともあります。

そのためあらかじめWiMAX2+を利用する可能性のある場所で通信速度を測定し、高速な通信が実現できる場所や時間を把握しておけば、より快適にインターネット接続が楽しめますね。

通信速度の計測方法は、ウェブサイトを利用する方法とスマホアプリを利用する方法の2種類がありますが、速度測定の結果を位置情報と共に蓄積できるスマホアプリの方が便利です。
速度測定サービスを上手く活用し、WiMAX回線の魅力の1つでもある高速データ通信を存分に楽しみましょう。

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