WiMAX WiMAX2+

WiMAX2+の速度を徹底解説!動画や通話が出来る速度も教えます!

投稿日:2016年7月24日 更新日:

ここでは、WiMAX2+の通常時の最大速度から、今後の増速の予定、速度規制が行われた際の使い勝手などについて詳しくまとめております。

WiMAX2+の契約を検討されている場合はぜひ参考にして下さい。

WiMAX2+はさらに速くなる

WiMAX2+の現在の通信速度は、下り最大220Mbps、上り最大10Mbps。

現時点でも非常に高速と言えますが、UQコミュニケーションズ株式会社が公開している以下URLの資料によると、WiMAXに割り振られた周波数をWiMAX2+に移行することで、2018年には下り1Gbpsを超える通信速度を目指しています。

下り1Gbpsなら、たとえば2016年7月現在のフレッツ光ネクスト(ギガファミリー・スマートタイプなど)の最大速度とかわりません。

実現すればモバイル環境でも自宅並みの高速回線が利用できることになります。これは、ユーザーにとって非常に魅力的といえるでしょう。

ベストエフォートとは?実測はどれくらい?

WiMAX2+の通信速度はベストエフォートです。下り最大220Mbps・上り最大10Mbpsですが、その最大速度が保証されているわけではありません。ここで、ベストエフォートとは何かおさらいしておきましょう。

ベストエフォートとは通称理論値とも呼ばれ、品質の保証はせずその言葉の通り最大限(ベスト)の努力(エフォート)でサービスを提供するという意味です。

インターネットの通信速度は、利用するユーザーの数によって変わり常に一定ではありません。

同時に利用するユーザーが少なければ規格に近い通信速度がでますが、ユーザーの数が多くなって混雑すれば遅くなります。

その上で、どんな時でも一定の速度がでるようにすれば莫大なコストがかかり、多くの人に安価に提供することはできません。

そこで、WiMAX2+を含め多くのインターネットサービスでは、混雑などについてできる限りの対応はするが通信速度について保証はしないという意味でベストエフォート型でのサービス提供を選択しています。

WiMAX2+がベストエフォート型のインターネット回線サービスなら、次に気になるのは「実際にどの程度の速度がでるのか(実効速度)」ではないでしょうか。

UQコミュニケーションズ株式会社ではWiMAX2+の実効速度について、日本各地で実際に計測した結果(実測値)を「実測マップ」としてホームページ上で公開しています。

 

この中で記載されている実測値を以下に3つだけピックアップして紹介します。

東京駅 121Mbps
大阪城周辺 94Mbps
博多駅周辺 40.7Mbps

上記の表をみてもわかるように地域によって大きな差はあります。

しかし、抜粋した中で最も低速な博多駅の実測値でも40.7Mbpsと、快適にインターネットが楽しめる程度の実効速度が出ていると言ってよいでしょう。

 WiMAX2+が高速でありながら通信量無制限のワケ

最大速度も実測値も速いWiMAX2+が通信量無制限で運用できている理由を疑問に感じている方もいらっしゃるでしょう。

WiMAX2+は通信量無制限のサービスではありますが、秩序なくどれだけ利用してもいいわけではありません。

多くのユーザーが快適に利用できるように、混雑回避のための速度制限があります。具体的には、前日までの3日間で通信量を3GB以上利用した場合、通信速度に制限がかかります。

ちなみに3GBの通信量とは、

  • 500文字のテキストメール(約30KB)で約10万通送受信
  • Youtube動画を標準画質(5分間で約50MB)で約5時間視聴

と一般的な利用ではこの制限に抵触することはありません。

IT市場のマーケティング・リサーチを行っているMM総研の2015年3月の調査では、スマートフォン利用者の月間平均通信量は3.53GBとなっています。

この調査に基づいて考えると、「3日間で通信量が3GB以上」とは、多くの人が1ヵ月で使う通信容量をほぼ3日間で使い切ることを意味します。

その観点からみても、この制限はそう厳しいものでないことはお分かりいただけるのではないでしょうか。

ただしこの平均数値はあくまで全体の平均であり、他の調査では全体の20%以上は月7GB利用するユーザーであることも無視してはいけません。

このグラフはパケット消費量とユーザー割合のグラフになります。

 

全体の7割以上が月間通信量6GB以下に収まっていると同時に、ユーザーの20%は6GB以上利用していることもわかります。

特に10GB以上の5.6%は、7~10GB以下の層とほぼ同じ割合でユーザーが分布しています。ユーザーによっては3日3GBの速度制限は意識しなくてはいけないポイントとなっているのです。

この3日3GB制限値を超えた場合、翌日の昼頃から翌々日の昼頃まで通信速度が動画視聴に不都合のない速度にまで制限されることとなります。

たとえば、月曜日から水曜日までの利用で3GBの通信量を超えると、木曜日の昼から金曜日の昼まで速度制限が行われるのです。

なお制限が行われた後の具体的な通信速度はUQコミュニケーションズから公式にアナウンスされたことはありません。

代わりに「YouTube動画の標準画質が見られるレベルを上回る程度の速度」という目安が示されています。実際に制限がかかったユーザーの声をみると、速度制限後に実測6Mbps程度の速度がでていると言われています。

ネットを快適に利用するための理想の速度は?

通常、スマートフォンでは4Mbps、パソコンでは6Mbpsの実効速度があれば、YouTubeなどでの動画視聴も含めて快適なインターネット利用が可能でしょう。以下、各サービスのオフィシャルページから、通信の種類ごとにどの程度の実効速度が必要かの推奨値を記載します。

▽Skypeの利用(通話タイプごとの推奨下り/上り速度)

音声通話 100 kbps /100kbps
ビデオ通話 /画面共有 300 kbps / 300kbps
ビデオ通話(高品質) 500 kbps / 500kbps
ビデオ通話(HD) 1.5Mbps / 1.5Mbps
グループビデオ(3人) 2Mbps / 512kbps
グループビデオ(5人) 4Mbps / 512kbps
グループビデオ(7人) 8Mbps / 512kbps

音声通話はもちろん、ビデオ通話(HD)でも4Mbps以上の回線速度は求められていません。

この表の中では、グループビデオ(7人)に限りWiMAX2+で速度制限が行われた後の回線速度(実測6Mbps程度)は推奨速度を満たしませんが、個人で7人でのグループビデオを使う機会はほとんどないでしょう。

ちなみにこの表には記載しませんでしたが、グループビデオ(7人)を利用する場合の最低速度は下り4Mbps・上り128kbpsで、6Mbpsに収まります。

また、Skypeのように音声やビデオでの通話ができるLINEは、オフィシャルページに推奨速度の記載はありませんが、音声通話・ビデオ通話共にSkypeの場合とほぼ同程度と考えてよいでしょう。

6Mbpsの通信速度があれば十分に利用可能です。

▽Huluの視聴(下り通信速度の推奨値)

Androidスマートフォン / タブレット 1Mbps以上
iPhone / iPad / iPod touch 1Mbps以上
パソコン 3Mbps以上

Huluは月額有料の人気動画の配信サービスです。

表にある通りパソコンで視聴する場合を考えても、6Mbpsの通信速度があれば問題ありません。

その他、人気の高いAmazonプライムビデオ・YouTubeも、Huluと必要スペックはほぼ同等です。

▽データのダウンロードにかかる時間(6Mbpsの場合)

スマートフォンやパソコンでPDFや動画ファイルといった重いデータをダウンロードすることもあるでしょう。

その際の参考になるように、以下4Mbpsの回線を例に、ダウンロードにどの程度の時間が必要か記載します。

10MBのデータ 約13.3秒
100MBのデータ 約2分13秒

ある程度重いファイルでも6Mbpsの回線速度があれば、ダウンロードにそれ程の時間はかかりません。

なお、データのダウンロードの場合、データの提供元側の回線速度が6Mbpsより低いとそちらがボトルネックになり、これより時間がかかるので注意してください。

なおサービス側の通信状況に問題があると、ダウンロードする側の回線速度が100Mbpsでも、時間がかかることがあります。

さまざまなデータをみても、WiMAX2+で制限がかかった後の速度で快適にインターネット利用ができることがお分かりいただけたでしょう。

もちろん、重いデータをもっと早くダウンロードしたいと考え、インターネットの速度にもっと高い理想を求める人もいるとは考えられます。

しかしながら、多くの場合でスマートフォンで4Mbps、パソコンで6Mbpsの実効速度があれば快適にインターネットを利用できます。

クチコミでWiMAX2+が遅いと言われるワケ

WiMAX2+は、下り最大220Mbps、上り最大10Mbpsと高速ですが、その速度に満足している人ばかりではありません。

時々、WiMAX2+の速度が遅いというクチコミも見かけます。以下、どのような場合にWiMAX2+が遅いと感じるか、考えられる主な理由を記載します。

制限後の速度が700kbpsだったころに契約していた 「3日間で3GB」の通信量を利用した際の速度制限が昨年の7月まで700kbpsでした。

700kbpsでは画質の高い動画の視聴やビデオ通話などに支障がでたり、参照するウェブページによっては動作が重くなったりすると考えられます。

通信状況の悪い場所で利用している たとえサービスエリア内でも、建物の地下など通信状況が悪い場所であれば速度が遅くなります。

また、モバイルルーターとの通信にWi-Fiを利用している場合、他のWi-Fi機器・電子レンジなどの影響で速度が遅くなることがあります。

WiMAXの回線を利用している WiMAX2+リリース後も、利用しているモバイルWiFiルーターがWiMAX2+に対応していないことが原因で、低速なWiMAX回線につながっていることがあります。

WiMAXは下り最大速度が40Mbpsから13.3Mbpsへ引き下げられています。

スマートフォンやパソコンの無線機能の性能が低い スマートフォンやパソコンの無線機能が低かったり問題があったりすると速度が出ないことがあります。

この時、LANケーブルでモバイルWiFiルーターに接続したりUSBタイプを使ったりすると速度が改善します。

上記1と3の問題は、現時点でWiMAX2+を利用すれば改善します。2と4は他のポケットWi-Fiのサービスを利用したとしても問題は解決しません。

まとめ

WiMAX2+には「3日で3GB」の制限があるなどの短所があるのは事実です。しかしながら、ポケットWi-Fiの他サービスでの制限速度は128kbpsや200kbps(サービスによって異なる)と、WiMAX2+の制限より厳しいものです。

その他、使い放題のプランがあったり、将来的に最大1Gbpsに増速する予定があったりとWiMAX2+はユーザーにとって非常に魅力の高いサービスといえるでしょう。

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