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モバイルWiFiと公衆無線LANの組合せでLTEに負けない環境を作る!

投稿日:2017年2月5日 更新日:

月間データ通信量の上限なしに高速なモバイル通信が利用できるWiMAX2+ですが、LTEと比べ屋内や地下で電波が届きにくいのがデメリットです。

しかし公衆無線LANサービスを組み合わせて利用することで、その弱点を補って外出先でもより快適にモバイル通信が楽しめます

公衆無線LANサービスでは、全国のコンビニやファーストフードショップなどさまざまな場所にアクセスポイントが設置されており便利です。

データ通信量の消費量が多ければ多い程、WiMAX2+を使えば通信費用を節約できる上に、公衆無線LANを組み合わせれば、LTEよりさらに快適にモバイル通信を使えるようになるでしょう。

WiMAX2+とLTEの比較

WiMAX2+とよく比較対象となるのが、大手携帯キャリアや格安SIMが採用しているLTEの回線です。

両者の回線のメリット・デメリットが分かれば、どちらの回線が自分に適しているか判断できますね。

ここではまず、WiMAX2+・LTEそれぞれのメリット・デメリットを簡単にまとめます。

WiMAX2+のメリット

WiMAX2+の最も大きなメリットは、月間データ通信量の上限なしに、最大440Mbpsの高速なモバイル通信を利用できることです。

データ通信量を節約するために、スマホで動画鑑賞するのを我慢したり動画の画質を落としたりする必要はありません。

モバイル通信を利用するのにいちいちデータ通信量の残りを心配して、ストレスを溜めなくてすむのはモバイル通信のユーザーにとってはうれしいですね。

WiMAX2+のデメリット

月間データ通信量の上限がない代わりに、WiMAX2+でよくいえわれるデメリットは、LTEと比較して地下や屋内で繫がりにくいことです。

その主な理由は、LTEがプラチナバンドと呼ばれる700~900MHzの低い周波数の電波を利用しており、2.5GHz帯というより高い周波数を使っているモバイル通信に比べて、障害物の影響を受けずに電波を遠くまで届けやすいためです。

WiMAX2+ではこの点の改善を測ってはいますが、残念ながら現時点では、屋内でWiMAX2+では電波が届かなくてもLTEなら届くといったことがありえます。

LTEのメリット

WiMAX2+のデメリットと反対で、WiMAX2+と比較して屋内や地下でも繋がりやすいことです。地下街や大きなショッピングセンターの奥まった場所、レストランなどの窓際から離れた席などでは、WiMAX2+は圏外になるのにLTEの電波は良好ということがあります。

LTEのデメリット

LTEのデメリットはWiMAX2+と比較してデータ通信量による制限が厳しい点があげられます。

消費した月間データ通信量によらず月額定額のWiMAX2+に対して、LTE回線ではあらかじめ契約で決められたデータ通信量を超えて利用すると、消費されるデータ通信量が増えれば増える分だけ料金が高くなります。

WiMAX2+なら仮に月間データ通信量100GB消費しても、月額4,380円(UQコミュニケーションズの場合)のままです。

一方、例えばLTE回線を使う格安SIMのサービスの1つ「イオンモバイル」で100GBまで高速なモバイル通信を利用するのであれば、データ50GBプラン(月額10,300円)に加えて1GB 480円/回でデータ容量を追加購入する必要があり、結果的に月額34,300円かかる計算になります。

まとめると、WiMAX2+はモバイル通信で頻繁に動画を観たりビデオチャットなどを長時間行ったりなどして、大容量のデータ通信量を必要とし月額料金を節約したいユーザー向けですが、つながりやすさではLTEに軍配があがります。

この内容を踏まえて、WiMAX2+・LTE回線のどちらを選択するか検討するとよいでしょう。

WiMAX2+と公衆無線LANでLTEに負けない環境を作る

公衆無線LANとは、無線LAN(Wi-Fi)を利用したインターネット接続を提供するサービスのことです。

コンビニやレストラン、鉄道の駅などに設置された通信回線に無線LANの機能が付与されており、その場所にいるユーザーはWi-Fiでインターネット接続が可能です。

公衆無線LANサービスには有料のものだけでなく、無料のサービスもあります。

公衆無線LANが無料で提供されるのは、観光振興や、逼迫するモバイル回線の負荷を少しでも下げたいという通信業者の考えがあるためです。

公衆無線LANは建物の奥まった場所や地下に設置されていることもあるので、WiMAX2+の電波が届かない場所でも接続できる可能性があります。

賢くWiMAX2+と組み合わせて使えば、通常はWiMAX2+を利用し電波の届かないところだけ公衆無線LANを使うといった補完をして、LTEに劣る点をカバーすることができます。

WiMAX2+を利用する際は、組み合わせて使うのに適切な公衆無線LANのサービスを探してみるのもよいですね。

公衆無線LANを利用する際の注意点

WiMAX2+などのモバイル通信と異なり、公衆無線LANは設置された場所でしか利用できません。

また公衆無線LANには複数のサービスがあり、アクセスポイント毎に対応したサービスに加入していないと使えない点には注意しましょう。

公衆無線LANのサービスを選ぶ際には、目的の店舗などの場所で使えるかどうか必ず確認するようにしましょう。

通信速度についても注意が必要です。

公衆無線LANは1つの回線契約をその場所にいる複数のユーザーが共有して使うので、1つの回線を1ユーザーが占有できるWiMAX2+と比較して、通信速度が遅くなる可能性が高いです。

同じ場所でWiMAX2+・公衆無線LANの両方が使える場合は、WiMAX2+の方が通信速度は速く快適にインターネットを楽しめる可能性が高いでしょう。

公衆無線LANはセキュリティに注意!

公衆無線LANを利用する場合に、最も注意が必要なのはセキュリティに関してです。

公衆無線LANの中には、利便性を優先して暗号化のためのパスワードを施していないサービスやアクセスポイントがあります。

暗号化されていないと通信の内容が、悪意のある第三者により簡単に傍受されてしまいす。

またWPA2のように仮に比較的強度の強いパスワードを使用していたとしても、安全とはいえません。

暗号化されていないよりましですが、公衆無線LANではパスワードが公開されているので、そのパスワードさえ分かれば仮に暗号化されても復号できるためです。

結果的に暗号化されていてもいなくても、どちらでも通信の盗聴が行われる可能性があります。

そのため公衆無線LANを使う場合は、重要なファイルのやり取りのように高いセキュリティが求められる通信はそもそも行わないとか、盗聴されて困る内容はHTTPSなど暗号化された通信を使うようにするといった工夫が必要です。

もしくは公衆無線LANは、ネット検索をしてちょっと情報を調べたりYouTubeの動画を視聴したりなど、万が一盗聴されたとしても差し支えない通信のみ行う手段と割り切って使うのもよいのではないでしょうか。

セキュリティに気を付けるべき内容の通信は、利用者専用のパスワードが設定できるWiMAX2+に任せた方が安全です。

WiMAX2+で活用したい便利な公衆無線LANサービスの例

今や町のいたるところで見つけることができる公衆無線LANサービスのアクセスポイントのうち、ここではWiMAX2+と組み合わせて使いたいおすすめのサービス「Wi2 300」「Yahoo!無線LANスポット」「Japan Connected-free Wi-Fi」の3つを紹介します。

これらのサービスで使えるアクセスポイント設置場所の主な例として以下があげられます。

コンビニ

ローソン、セブンイレブン、ファミリーマートなど

カフェ

スターバックス、ドトール、タリーズコーヒー、コメダ珈琲、銀座ルノアールなど

ファミリーレストラン・ファーストフード

マクドナルド・モスバーガー・ガスト・ジョナサンなど

鉄道

東京メトロ、JR東日本、都営地下鉄・近畿日本鉄道などの主要駅

次に各サービスの特徴は以下の通りです。

Wi2 300

株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスが運用する公衆無線LANサービスです。

利用できるアクセスポイントの設置場所は、以下の通りファーストフードやカフェ、ファミリーレストランなど多岐に渡ります。

月額料金362円でベーシックエリアと呼ばれるアクセスポイントを利用できます。

一方オプションエリアと呼ばれるアクセスポイントを利用する場合は別途93円/時間の追加料金が必要です。

その他、6時間(325円)・24時間(741円)・3日間(1,389円)・1週間(1,852円)の短期利用向けのワンタイムプランもあります。

ワンタイムプランではオプションエリアが追加費用なしで利用可能です。

それぞれで利用できるアクセスポイントのSSIDは以下の通りで、一部SSIDは暗号化されています。

ベーシックエリア

  • Wi2(暗号化なし)
  • Wi2_club(WPA2)
  • Wi2_free
  • mobilepoint(WEP)
  • mobilepoint2(WPA2)
  • UQ_Wi-Fi(WEP)
  • wifi_square(暗号化なし)

オプションエリア

  • Wi2premium(暗号化なし)
  • Wi2premium_club(WPA2)

私はWi2 300を利用したことがありますが、1つのアクセスポイントで複数のSSIDが選択できるようになっていることを確認しています。

非対応のゲーム機以外は、暗号化強度の高いWPA2に対応したSSIDを利用したいものですね。

Yahoo!無線LANスポット

Yahoo!無線LANスポットはYahoo! Japanが提供する公衆無線LANサービスです。

月額500円(Yahoo!プレミアム会員だと200円)で利用できます。

主なアクセスポイントとして以下があげられます。

マクドナルド・銀座ルノアール・JR主要駅・東海道新幹線(東京駅-新大阪駅区間・N700系車両内)

利用できるSSIDの種類は以下3つで、最もセキュリティの高いmobilepoint2を使うのがおすすめです。

mobilepoint(WEP)・mobilepoint1(WEP)・mobilepoint2(WPA2)

Japan Connected-free Wi-Fi

Japan Connected-free Wi-Fi はNTTBP(エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社)が提供する法人外国人向けの公衆無線LANサービスですが、日本人でも利用できます。

全国の提携公衆無線LANのアクセススポットが利用可能で、その数は15万にのぼります。

Japan Connected-free Wi-Fi は、1度登録すれば無料で利用できるので便利ですね。

ただしAndroid・iOS対応の専用アプリを利用して使う必要があり、パソコンでは利用できない点には注意しましょう。

また全てのアクセスポイントが暗号化されておらず、盗聴されては困る通信は控えた方がよいですね。

主要なコンビニなどで利用できるので、ちょっと立ち寄ってネットで情報検索する程度の利用がよいのではないでしょうか。

Japan Connected-free Wi-Fiで利用できる主要なアクセスポイントとして、以下があげられます。

セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・東京メトロ、JR東日本、都営地下鉄・近畿日本鉄道などの主要駅

まとめ

月間データ通信量の上限がないWiMAX2+は、データ通信量の消費が膨大となる程、LTEと比較して通信費用の節約ができます。

その上、LTEと比較して屋内や地下で電波が届きにくいとされるWiMAX2+の弱点も、公衆無線LANで補うことが可能。

今や、コーヒーショップやファミレスなど町のさまざまな場所に公衆無線LANのアクセスポイントがひろがっています。

WiMAXのように断続的な接続ができないため移動中の利用には向かないものの、WiMAX2+が弱い地下や屋内のエリアを補うには十分な対応スポット数です。

WiMAXと公衆無線Wi-Fiの組み合わせは、WiMAX2+でデータ通信量と高速通信を利用しつつ、屋内や地下街でつながりにくいという弱点を公衆無線LANで補完することで、LTEに負けないモバイル通信の環境を確保できるのです。

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