自宅のネット回線にはWiMAXのホームルーターがおすすめ!

引用:BroadWiMAX公式サイト

自宅のネット回線としてWiMAXホームルーターの導入を検討していますね。

光回線だと工事が必要で日程調整や立ち合いなど面倒に感じますが、WiMAXなら端末さえ手元に届けば5分~10分程度でネット環境が整うので急ぎの場合でも安心ですし手軽に利用しやすいです。

また、1Gbpsもの最大通信速度を実現しているうえ通信費が安いWiMAXなら光回線の代用としても十分満足できるはずです。

ただし機種や契約先の選び方を誤ると後悔することになりかねませんので、当記事を参考に、最適な方法でWiMAXのホームルーターを手に入れてください。

WiMAXのホームルーターとは

無線通信回線の1つであるWiMAXからは、持ち運んで外出先でもネット環境を確保できるモバイルルーターだけでなく、据え置き型で宅内専用のホームルーターが提供されています。

ホームルーターは個人宅だけでなく小規模オフィスや自宅サロン等のネット回線にも利用できます。

モバイルルーターのように持ち運びができないなら、自宅で光回線を契約すれば良いのではと感じるかもしれませんが、実はWiMAXホームルーターには光回線にない魅力があるのです。

ホームルーターと光回線のメリット・デメリット

ホームルーターは宅内専用のデータ通信端末なので、光回線とどういった点が違い、どちらを選んだほうが良いのかといった疑問を持つことがあるでしょう。

ホームルーターと光回線にはそれぞれメリット・デメリットがあるので自身のネットを利用する環境や使いやすさで決めると良いです。

光回線ホームルーター
メリット
  • 通信速度が速く安定性が高い
  • 月間データ容量が無制限
  • 工事が不要
  • 料金が安い
  • コンパクトで配線もすっきりしている
  • 早ければ申込当日や翌日には利用できる
  • サービスエリアが広域
デメリット
  • 工事が必要
  • WiMAXホームルーターより料金設定がやや高め
  • 住んでいる場所で希望の回線が使えるとは限らない
  • 開通するまでに数週間~1ヶ月程かかる
  • 光回線よりは速度や安定性が劣る
  • 月間データ容量無制限のプランでも短期間で大量のデータ通信をすると通信制限がかかる

光回線よりもホームルーターのほうが使い勝手の良さや料金の安さなどメリットは多いです。

しかしWiMAXは無線の電波を利用して通信することから回線の混雑状況や通信する環境によって通信速度が遅くなる、電波が悪くなるといった可能性があるので、安定性はやや劣ります。

そのため数秒・数十秒の差で損してしまうことがあるデイトレードを利用するような場合にはWiMAXホームルーターよりも光回線を選んでおいたほうが安心でしょう。

とは言え、モバイル回線の速度も近年ではかなり高速になっていますし、ホームルーターは自宅での繋がりやすさに特化した機能を搭載しているので一般的なインターネットサービスを利用するには十分満足できる通信品質です。

他社ホームルーターとの違い

ホームルーターはWiMAX以外の会社からも発売されていますが、結論から言うと最もおすすめなのはWiMAXです。

なぜなら他社より通信速度が速く、思う存分ネットを楽しめるうえ料金も安いからです。

参考までにWiMAXホームルーターとSoftbankが販売しているホームルーターのSoftbankAirで最新機種のスペックや料金などを比較しました。

WiMAX
(Speed Wi-Fi HOME L02)
Softbank Air
(Airターミナル4)
通信回線
  • WiMAX2+
  • au4G LTE
  • AXGP
  • Softbank 4G LTE
月額料金約3,000円~4,000円1~12ヶ月目まで3,800円
13ヶ月目以降4,880円
端末代金無料になることが多い実質無料
最大通信速度下り1Gbps(1,000Mbps)/上り75Mbps下り962Mbps/上り不明
WiFi最大接続台数40台64台
月間通信容量ギガ放題プランなら上限なし上限なし
契約期間2年や3年が主流2年

Softbank Airは端末をレンタルか購入か選べますが、上記表では購入した場合の料金を記載しました。

比較した表を見るとWiMAXのほうがSoftbankAirより通信速度が速いうえに月額料金が安いことが分かります。

また、WiMAXサービスを取り扱いしているプロバイダの多くは端末購入代金を無料にしているのに対し、Softbank Airは端末を税込1,650円の36回分割で購入し、端末代金相当額の割引である月月割を36ヶ月間受けることで実質無料となるシステムです。

そのため36回の分割払いを終える前に解約してしまうと端末代の残債を支払わなくてはなりません。

たとえば契約期間2年を満了し違約金が発生しないタイミングで解約しようと思うと、残り12回分の端末分割代金として19,800円を請求されることになります。

つまりSoftbank Airを無料で解約するためには、端末分割払いが終わり、なおかつ契約更新月にあたる4年目まで使い続けなければならないのです。

一方、端末代を無料にしているWiMAXプロバイダならいつ解約しても端末代の残債が発生することがないので安心です。

こういったことからホームルーターを選ぶなら他社よりもWiMAXを選んだほうが良いと断言します。

WiMAXのホームルーターはこんな場合に最適

WiMAXのホームルーターがおすすめなケースをいくつかまとめました。

工事ができない物件に住んでいる

賃貸物件で大家の了承が得られなかったり、建物の構造により光回線の工事ができなかったりすることがあります。

そういった理由で光回線が契約できなくても、WiMAXなら工事不要なので安心して利用できます。

また、自分の住んでいる地域だと固定回線のエリア外になってしまうという場合があるでしょう。

しかし、モバイルルーターも提供していて持ち運んで利用することを想定しているWiMAXなら広域なサービスエリアを有しているため、固定回線が契約できない地域でもサービスエリア内になっている可能性が高いです。

引っ越しする予定がある

引っ越しの予定や引っ越す可能性があるなら光回線よりWiMAXを選びましょう。

光回線は引っ越しの際に新たに転居先での工事が必要で工事費用も発生しますし、工事が混み合う時期だと開通に1ヶ月程時間がかかってしまいます。

また、利用している固定回線が引っ越し先ではサービスエリア外になっていると解約することになり違約金も発生しかねません。

一方、WiMAXは引っ越しの際に住所変更の手続きをするだけで、ホームルーターを転居先のコンセントに挿せばすぐにネットを利用できます。

ただでさえ引っ越し準備などで忙しい中、WiMAXならプロバイダを新たに探したり工事の調整をしたりする手間がかからないのは嬉しいです。

簡単かつ手軽にネット回線を契約したい

ネット契約に手軽さを求めるなら迷わずWiMAXをおすすめします。

光回線は申し込み後に工事の日程調整や、工事の当日も立ち合いが必要になるため仕事や家事に追われていると煩わしく感じます。

また工事の業者を自宅に入れることに抵抗を感じる場合もあるはずです。

その点WiMAXは申し込みから契約までネットで完結し、端末の配達指定を自身の都合に合わせて決めるだけと手軽です。

端末到着後は簡単な設定をするだけなので、初めてWiMAXを利用するユーザーでもすぐにネットへ接続できます。

家族やルームシェアなど複数人で暮らしている

WiMAXからはホームルーター以外に持ち運び可能なモバイルルーターも発売されており、外出先で使えるモバイルルーターのほうが良いのではと思うことがあるかもしれません。

確かに一人暮らしならホームルーターよりモバイルルーターを選んだほうが良いですが、家族やルームシェアなど複数人で暮らしているならホームルーターを選びましょう。

なぜなら同時接続台数がモバイルルーターは最大16台なのに対し、ホームルーターは最大42台と多いからです。

またモバイルルーターを複数人で利用している場合、家族やルームメイトの一人が持ち出してしまうと自宅でWiMAXを利用できなくなってしまいます。

さらにホームルーターは自宅据え置きに特化した構造なのでモバイルルーターよりも自宅での繋がりやすさと安定性に優れているのです。

モバイルルーターで電波が悪い部屋でもホームルーターなら快適にネットを楽しめる期待ができます。

WiMAXの料金プラン

ほとんどのWiMAXプロバイダでは料金プランが2つから選べます。

まず1つは月間データ容量7GBが上限のいわゆる通常プランです。

このプランはプロバイダごとにライトプランや7GBプランなどという名称で呼ばれていて、月間のデータ使用量が7GBを超えると最大速度が128kbpsまで低速化する厳しい通信制限にかかります。

通常プランだとWiMAXホームルーターを複数人で利用するには物足りないデータ量かもしれませんね。

もう1つは月間データ容量上限なしのギガ放題プランです。

このプランは月間のデータ量をどれだけ消費しても厳しい通信制限にかかることはありませんが、3日間のデータ使用量が10GBを超えると一時的に速度が遅くなります。

これは回線の混雑を防ぐ目的があり、3日で10GBを超えた日の翌日18時から翌々日2時までの間最大速度が1Mbpsに制限されるという内容です。

しかし1Mbpsの速度が出ればネットサーフィンや標準画質の動画視聴も可能なのであまり支障はありません。

こういったことからギガ放題プランは光回線のように無制限でネットを楽しみたい、複数人でホームルーターを使いたいユーザー向けのプランだと言えます。

WiMAXホームルーターのラインナップ

2019年10月現在WiMAXプロバイダで取り扱いしているホームルーターは、主にL02、HOME01、L01sの3機種あります。

3機種のスペックを比較しました。

端末名Speed Wi-Fi HOME L02WiMAX HOME01Speed Wi-Fi HOME L01s
製造元HUAWEINECHUAWEI
サイズ約93(W)×178(H)×93(D)mm約70(W)×155(H)×100(D)mm約93(W)×180(H)×93(D)mm
重量約436g約338g約450g
下り最大通信速度1,237Mbps440Mbps440Mbps
上り最大通信速度75Mbps75Mbps30Mbps
最大同時接続台数計42台
(LANポート×2台、Wi-Fi 40台)
最大22台
(LANポート:2台、Wi-Fi:20台)
計42台
(LANポート×2台、Wi-Fi 40台)

WiMAXホームルーターで現在選ぶべきなのはL02です。

なぜなら比較して分かるようにL02は他の2機種より圧倒的に高速だからです。

また、4本の高感度アンテナを4方向に配置することで360度全方位カバーできるため、従来機では電波が弱かった部屋でも繋がりやすくなっています。

さらにWi-Fi TXビームフォーミングを搭載したことにより通信の安定性が向上しており、中・弱電界におけるWi-Fi電波の受信速度が前モデルL01sより約30%も向上しました。

HOME01はL02よりコンパクトで軽量なのが特徴ですが、そもそも据え置き型のホームルーターに軽さを求める必要はないでしょう。

それよりも通信速度が速く複数の通信機器を安定して接続できることが重要です。

その点HOME01はL02より速度も遅く同時接続台数も22台までと少なめなのがデメリットとなります。

一方、L01sはL02の旧モデルなので、最新端末でも無料のプロバイダが多いWiMAXであえて古い機種を選ぶメリットはありません。

おすすめの契約先

WiMAXは回線の提供元であるUQコミュニケーションズだけでなく、販売代理店のプロバイダでも契約することができます。

WiMAXプロバイダは数多くあるのでどこで契約すれば良いのか迷うでしょう。

実はWiMAXはどこで契約しても通信速度や通信エリアといった品質に差はないため料金の安さを重視して契約先を決めるのが得策です。

当記事ではBroad WiMAXとGMOとくとくBB WiMAXの2社をおすすめします。

Broad WiMAX

Broad WiMAXは月額料金割引キャンペーンを実施していて最安級でWiMAXを利用できるプロバイダです。

プラン内容は以下の通りです。

料金プラン名ギガ放題プランライトプラン
月額料金2ヶ月目まで2,999円
3~24ヶ月目まで3,752円
25ヶ月目以降4,412円
24ヶ月目まで2,999円
25ヶ月目以降3,326円
端末代金無料
契約事務手数料3,000円
初期費用18,857円→Web割キャンペーンで無料
契約期間3年

Broad WiMAXでは20,000円近い初期費用が設定されていますが、Web割キャンペーンを適用できれば初期費用が無料になるのが魅力です。

初期費用を無料にするための条件はこちらです。

  • Webサイトから申し込みする
  • クレジットカード払いを選択する
  • 安心サポートプラス・MyBroadサポートの2つのオプションに加入する

安心サポートプラスとMyBroadサポートは有料オプションなので、不要だと感じるなら端末到着後にオプション解約をしましょう。

また、Broad WiMAXは契約期間の途中でも違約金無料でBroad WiMAXが指定する回線への乗り換えができる「いつでも解約サポート」というサービスがあります。

WiMAXエリア外に引っ越すことになったり、思ったように速度が出ず光回線に変えたいと思ったりした場合でもいつでも解約サポートを利用すれば違約金を支払わなくて済むので安心です。

GMOとくとくBB WiMAX

GMOとくとくBB WiMAXは高額キャッシュバックキャンペーンを実施していてWiMAXを最安値で利用できるプロバイダです。

プラン内容は以下の通りです。

料金プラン名ギガ放題プラン7GBプラン
月額料金2ヶ月目まで3,969円
3ヶ月目以降4,688円
3,969円
端末代金無料
契約事務手数料3,000円
初期費用無料
契約期間3年

GMOとくとくBBは毎月の料金は高めですが、契約して約1年後に高額なキャッシュバックを受け取ることで結果的に安くWiMAXを利用できます。

2019年10月現在のキャッシュバック額は最大34,500円ですが、毎月変動するので注意しましょう。

ただしキャッシュバック付与時期までに以下のいずれかに該当してしまうと、特典の対象外となりキャッシュバックを受け取ることができなくなるので気を付けてください。

  • WiMAXから別のインターネットサービスへ変更した
  • WiMAXの解約をした
  • 未納によるサービス一時停止または強制解約をされた
  • 指定口座確認の案内メール送信日より翌月の末日までに受取口座の連絡をしなかった、または受取口座情報に不備があった
  • その他GMOとくとくBBが対応困難と認めるものがあった

特に指定口座確認の案内メールへの返信を期日内にし損ねてしまうユーザーが多いので注意が必要です。

その理由に、指定口座確認の案内メールが送信されるのが契約から11ヶ月目でキャッシュバックのことすら忘れている、案内メールが届くのが普段使っているアドレスではなくGMO入会時に新たに作る基本アドレスなのでメール自体に気付かないなどが挙げられます。

GMOとくとくBBで契約するならキャッシュバックを受け取れないと損なので、契約後すぐにキャッシュバック対象月のカレンダーへ書き込んでおくといった対策をしておきましょう

WiMAXホームルーターの設定方法

WiMAXの契約先が決まり、ホームルーターが手元に届いたら通信機器をネットへ接続するための設定が必要です。

WiMAXホームルーターL02を例にして設定方法を順に解説します。

  1. ホームルーターが届いたら同梱されていたICカードを本体底の挿入口に入れる
  2. ホームルーターのACアダプタをコンセントに挿して電源を入れる
  3. スマホやパソコンなどの通信機器でWi-Fi設定画面を開く
  4. Wi-Fi設定画面でホームルーター本体底に記載されているSSIDと同じネットワーク名を選ぶ
  5. パスワード欄にホームルーター本体底に記載されている暗号キーを入力すれば接続完了

このようにWiMAXホームルーターで難しい設定は必要なく、慣れれば5分もあれば接続まで完了するような簡単な作業です。

機会操作に不安がある場合でも説明書通りに進めればスムーズに設定が終わるはずです。

まとめ

WiMAXホームルーターは光回線と比べて、工事が不要な分手軽かつすぐに利用できたり通信費がお得だったりするメリットがあります。

工事ができない物件に住んでいる、すぐにネット環境が必要で開通工事までに時間がかかると困る場合にもWiMAXなら心配ありません。

また他社ホームルーターよりもWiMAXのほうが高速通信できるうえ料金も安いのが特徴です。

WiMAXホームルーターを契約する際は、Broad WiMAXもしくはGMOとくとくBB WiMAXがお得ですが、Broad WiMAXなら初期費用無料になるWeb割キャンペーンを利用すること、GMOとくとくBB WiMAXならキャッシュバックを貰い損ねないようにすることに注意しましょう。

また機種は最新のL02、プランはギガ放題プランがおすすめです。

自宅のネット環境をWiMAXホームルーターにすれば、手軽かつ簡単に家族みんなでネットを思う存分楽しむことができますよ。

About Author

15年以上様々なモバイル回線を使ってきた経験から、あなたが自分に合った回線をお得に使えるよう、複雑な契約の中身をわかりやすくお伝えします。

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