(最終更新日:2021年3月)
WiMAX2+を扱うプロバイダは多く、契約の際にどこを選べばよいか迷ってしまいがち。
機種にもよりますが下り最大1.2Gbpsの高速通信と、月間データ通信量の上限がないギガ放題などの通信プランはどこも変わらないので、価格で選んでも安かろう悪かろうがありません。
主要なプロバイダが行っているキャンペーンを確認し、よりお得にWiMAXを使いましょう。
月額料金を口座振替で支払う予定の場合、こちらから口座振替に対応したプロバイダをチェックしてください。
WiMAXプロバイダ支払い方法まとめ | 口座振替対応プロバイダを紹介
WiMAXのキャンペーン価格比較
WiMAXのプロバイダを選ぶときに重要なのが、毎月変わる各プロバイダのキャンペーンです。
トータルコストを安くするか、月々の支払額を安くするかにもよりますが、お得に使うためには必ずチェックしましょう。
今月のWiMAXキャンペーン【2年契約】
どうしても2年でWiMAXを契約したい場合、実質的にはUQ WiMAX以外に選択肢がありませんが、ポケットWiFiでもいいのならばNEXTmobileの使い放題プランがおすすめです。
端末のスペックこそ下り最大150MbpsとWiMAXに比べて見劣りするものの、原則的には通信速度制限もなく2年間3,100円という非常に安価な価格で利用できます。
今月のWiMAXキャンペーン【3年契約】
BroadWiMAX | GMOとくとくBB | カシモWiMAX | |
---|---|---|---|
月額料金 (1・2ヶ月目) | 2,999円 | 3,969円 | 初月:1,518円 1・2ヶ月目:3,971円 |
月額料金 (3~24ヶ月目) | 3,752円 | 4,688円 | 3,971円 |
月額料金 (25ヶ月目以降) | 4,412円 | 4,688円 | 3,971円 |
キャッシュバック額 | - | 最大33,000円 | - |
36ヶ月総額 | 141,486円 | 134,330円 | 144,474円 |
詳細ページ | ![]() | ![]() | ![]() |
今月安いのはこのプロバイダ!
キャッシュバックキャンペーン
高額キャッシュバックがあるBIGLOBEやGMOとくとくBBは、月額料金は高いにもかかわらず総支払額が安いのが特徴です。
キャッシュバック額が高いのはGMOとくとくBB。
2021年3月現在、当サイト限定で最大33,000円のキャッシュバックが受け取れます。
ただし、2021年3月のキャンペーンで最大額を受け取れるのはホームルーターL02を購入したときだけで、持ち運べるWX06を購入した場合は30,000円のキャッシュバックにとどまります。
月額料金割引キャンペーン
同じWiMAX2+の回線を扱っているとはいえ、上記のように月額料金には大きな差があります。
またプロバイダによっては特典が変更になったり月額料金が変動したりなどするため、契約時期によってたまたまお得にならないこともあるのです。
そのため最新機種を安く契約するならいつ契約しても価格が変わらないBroadWiMAXで契約しましょう。
各WiMAXプロバイダの特徴
価格だけでなくサポート体制やオプションなどWiMAX2+を取り扱うプロバイダ毎に特徴があります。
価格とあわせてその特徴も把握した上で、自分にあったプロバイダを選択するのがおすすめです。
BroadWiMAX
BroadWiMAXのギガ放題月額最安プランは月額3,752円と低価格な上に、キャッシュバックキャンペーンのように煩雑な手続きが不要なので簡単に通信料金が節約できるのがメリットです。
2021年3月現在GMOとくとくBBの月額料金割引プランに最安級の座を譲ってはいますが、
- 他のWiMAXプロバイダやWi-Fiサービスから乗り換えたい場合
- 即日端末を受け取って使い始めたい場合
には前の契約先に支払う違約金を負担するサービスや東京、埼玉、大阪にあるセンターでの受け取りが可能なBroadWiMAXにアドバンテージがあります。
他にもサポートが開いている時間が長い他、WiMAXに不便を感じたときは運営会社の他サービスに乗り換え可能な「いつでも解約サポート」が魅力です。
いつでも解約サポートを使えば、万が一WiMAXが使えなかったときやサービスエリア外に引っ越すときなどに、違約金無料で固定回線のBroad 光やソフトバンク光などに乗り換えられます。
WiMAXを契約して1年未満で解約する際の解約手数料は20,900円と高額ですから、乗り換えにあたってその負担がなくなるのは安心ですね。
トータルコストは最安になりませんが、最短で申し込み当日から使い出せて乗り換えが楽なBroadWiMAXが、確実に安くかつ安心して利用できるのでおすすめです。
GMOとくとくBB
GMOとくとくBBでよく注目されるのが、高額なキャッシュバックが貰えるキャンペーンです。
しかしキャッシュバックを貰えるのが契約してから約1年先の上、振込先の口座番号を登録する手続きに煩雑な点があり、以下のレビューにあるようにキャッシュバックが受け取れないユーザーもいるようです。
GMOとくとくBBのwimaxのキャッシュバックの申請期限が過ぎてまして、3万だか4万だか損したぜ。鬼ステルスって書いてあったから気をつけてたつもりがスッカリ忘れてた。GMO、ブログでもFXでもお世話になってるけど、マジ、キャッシュバックする気ねぇだろw やり方がセコイよね。
— PANDA (@PANDA1917) June 29, 2016
他のWiMAXプロバイダと同様契約期間満了前の解約には違約金がかかりますが、確実にキャッシュバックを受け取ったうえで24ヶ月間使い切れば特に問題はありません。
GMOとくとくBBのキャッシュバックを確実に受け取るために、別の記事に詳細をまとめました。
So-net
So-netもBIGLOBEと同様に1996年からサービスを続ける老舗のインターネットサービスプロバイダで、大手が運用することの安心感がメリットです。
また、ときどき機種限定キャンペーンを行うこともSo-net モバイル WiMAX 2+の特長なので、その時期に希望の機種で契約できれば通常の期間よりお得です。
なお、2019年6月からSo-netは月額料金を1~12ヶ月目は3,380円に戻しましたが、それ以降は4,379円という高額な設定となりました。
このため36ヶ月間トータルコストはBroadWiMAXと逆転していますので、安さを求めるなら別のプロバイダにしましょう。
UQコミュニケーションズ
UQコミュニケーションズはKDDIグループの通信事業者で、WiMAX2+の通信網をプロバイダに提供する移動体通信事業者(MNO)でもあります。
そして、現在実質唯一2年契約ができる契約先でもあります。
2019年10月にスタートした「新ギガ放題」プランは月額3,880円の2年契約と4,050円の契約期間なしから選べ、2年契約はその中で自動更新ありとなしが選べます。
自動更新なしの場合は2年後に月額料金が3,880円から4,050円と170円上がる代わりに契約解除料を支払う必要がなくなり、ありの場合は契約解除料1,000円の2年契約が更新されます。
いずれにしろ端末代15,000円を支払うのは変わりありません。
UQ WiMAXは新規契約時のキャンペーンをしていないときもありますが、2020年10月現在は最大3,000円のキャッシュバックを行っています。
ただし最新機種のW06を申し込んだ場合はキャッシュバックがありません。
価格的なメリットがない反面、本家の安心感やオプション・サポートの充実度の高さが特徴と言えますが、肝心の回線については、他社と比較して有利というわけではありません。
コストとサポートのどちらに重点を置くかで契約を判断する会社といえるでしょう。
WiMAXを契約するにあたって、どのプロバイダを選んだとしても月間データ通信量実質無制限のギガ放題プランが使えることには変わりがありませんし、選べるWiMAX端末も大きく変わりません。
すべてのプロバイダがUQコミュニケーションズの通信網を利用しているため回線品質も変わらないことから、価格のみでプロバイダを選んでも使い勝手はどれも同じです。
2021年3月現在、安さでおすすめのプロバイダは次の通りです。
- GMOとくとくBB:当サイト経由で最大33,000円のキャッシュバック
- BroadWiMAX:いつ申し込んでも月額料金が安い
WiMAX最安級はBroadWiMAXやGMOとくとくBBの月額料金割引ですが、トータルコストが安いのは、GMOとくとくBBのキャッシュバックのようなキャッシュバックを行うプロバイダという傾向があります。
ただキャッシュバックのデメリットは、確実に受け取れなければ安くならないどころかかえって高くつくところにありますので、受け取りの手続きを忘れないようにしましょう。
今月は、GMOとくとくBBのほうがわずかにBroad WiMAXより安いですが、手続きの煩雑さを考えればBroad WiMAXのほうが確実に安くできます。
プロバイダの乗り換えはもちろん、新規契約でも最新機種が安く契約できるBroadWiMAXが最も安定しています。