WiMAXの電源が入らない!3つの原因と対処法

「WiMAXルーターの電源が入らない!」

「いつの間にか電源が落ちている」

このような事態に陥ったことはありませんか?このような場合に端末の故障と決め付けるのは尚早です。

今回、考えられる原因と対処法についてご説明します。

突然電源が入らなくなってもこれを読めばすべて解決しますよ。

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WiMAXルーターの電源が入らない!

WiMAXルーターの電源が入らない原因として以下の3つのことが考えられます。

WiMAXルーターの充電がない

端末の充電残量がない場合は電源が入らないので、付属のACアダプタを使って充電をしましょう。

バッテリー残量の確認はディスプレイの電池マークを見ればわかりますよ。

尚、完全に充電がなくなって過放電した場合、一定量の充電がされるまでは電源が入らないことがあります。

1時間程度を目安に充電し、再度電源を入れてみてください。

最新機種のW06と根強い人気のWX05の連続通信時間を表にまとめます。

機種によって通信モードの名前は異なりますが、W06のハイパフォーマンス設定は通信速度を優先するモードで、スマート設定は初期設定時の標準モード、バッテリーセーブ設定はバッテリー持ちを優先するモードになっています。

機種通信モード連続通信時間
W06ハイパフォーマンス設定約430分
スマート設定約540分
バッテリーセーブ設定約700分
WX05通信速度優先モード約490分
スタンダード設定約690分
バッテリー持ち優先モード約840分

W06は待受け状態ならば約800時間、WX05は約700時間バッテリーが持ちますが、連続で高速通信した場合にはバッテリーが大幅に消費されますね。

WiMAX通信速度はハイパフォーマンスモードですと、W06でハイスピードプラスエリアモードを利用した場合は下り最大867Mbps、WX05は下り最大440Mbpsとなります。

インターネットの閲覧など通常時はバッテリー持ちを優先するモードに切り替え、大容量のデータを送受信する時は高速通信を優先するモードに切り替えるなど用途に合わせて使い分けるとバッテリーが長持ちしますよ。

電池パックの不具合

電池パックを外してよく見たときに、汚れたりずれてはまっていたりしませんか?

汚れやずれなどで接触不良を起こしている場合、WiMAX端末の電源が入らないことがあります。

電池パックを外して汚れを取り除き、接続しなおして再起動してみましょう。

この方法で解決すれば電池パックの不具合が原因ということですね。

端末の故障

端末が故障している場合、当然ですが電源は入らないので修理するしか手はありません。

修理の依頼手順は以下の通りです。

修理はどこに依頼するの?

契約したプロバイダのコールセンターに電話して依頼しましょう。

連絡先は各プロバイダのホームページで確認できます。

ただし修理に時間がかかる場合もあるので依頼時に確認したほうが良いでしょう。

また、auショップでも修理依頼を受け付けているので、近くに店舗がある場合はそちらの方が早い可能性があります。

修理の料金

自然故障ならメーカー保証期間の1年間であれば修理は無償ですが、保証期間外や水濡れや落下などが原因であれば修理におよそ1~3万円かかることもあります。

場合によっては新しく端末を買い直した方がお得なこともあるので比較したほうが良いでしょう。

また、各プロバイダが提供している安心サポートのオプションサービスに加入していると修理費がお得になります。

例えばUQ WiMAXの「端末安心補償」は月に500円払えば故障時の修理費を30,000円まで払い戻してくれるので万一の時も安心ですね。

WiMAXルーターの電源が落ちるのはなぜ?

ルーターの電源は入るけどその後落ちてしまう、という場合もあります。

原因として一定時間通信がない時の休止状態が考えられます。

休止状態とは

WiMAX端末は一定時間操作や通信がない場合、消費電力を抑える休止状態に移行します。

これは無線の停止状態から素早く利用可能な状態に移行できるというもので、休止状態へ移行するまでの待機時間はECO設定で個別に設定可能です。

バッテリーの節約に有効ですね。

WiMAX機器に充電したのにすぐに電源が落ちる

事前に充電したのにすぐバッテリーがなくなる!という場合は電池の劣化が考えられます。

バッテリーは消耗品なので、充電を繰り返していると劣化してバッテリー持ちが悪くなります。

バッテリーパックを開けてみて電池が膨張していた場合は劣化しているサインなので、バッテリーを交換するかこまめに充電しましょう。

このような場合はどこでも充電ができるモバイルバッテリーを持ち運ぶと安心ですね。

モバイルバッテリーの選び方

モバイルバッテリーは様々な種類が出ていますが、WiMAX端末のみを充電するのであれば小容量タイプで十分です。

容量が大きくなると同時に複数の機器を充電できたり何回も充電できたりといったメリットがあります。

しかし大容量タイプは値段も高く消費電力も大きくなるのでむやみに大きいものは避けましょう。

大体スマートフォンを1回充電するのに3,000mAhのバッテリー容量が必要と言われているので選ぶ際の参考にしてください。

出力は充電速度に関係しますが、急速充電がしたい場合は2A以上のものをおすすめします。

使用に支障があるときは新しいWiMAXルーターに変えるのもあり

WiMAXルーターが故障したりバッテリーが劣化したりした場合には新しい端末に変更することもひとつの方法です。

その際、契約更新月以外でもお得に手に入れる方法があります。

WiMAXで機種変更は可能?

一部プロバイダに限られますが、UQコミュニケーションズの機種変更専用ページ(http://www.uqwimax.jp/lp/change/)から手続きができます。

利用した場合の機種変更時の端末料金は一律15,000円です。

WiMAXの違約金

プロバイダにもよりますが、契約更新月以外で解約や乗換えを行うと違約金が発生します。

例えばWiMAX本家のUQ WiMAXで2019年10月以降に契約した場合の違約金は1,000円です。

しかし、UQ WiMAXでも9月以前に契約しているなら以下の違約金が発生します。

契約プラン1~12ヶ月目13~24ヶ月目25~36(48)ヶ月目
2年契約20,900円15,400円10,450円
3年契約20,900円15,400円10,450円
4年契約20,900円15,400円10,450円

なお、10月以降の契約でもほとんどのプロバイダでこの表と同じ違約金を設定しています

このように途中解約すると10,000円以上の高額な違約金を取られてしまいますが、実質無料にする方法があるのです。

キャッシュバックキャンペーンを利用しよう

新規契約でのキャッシュバックキャンペーンを利用すると、違約金が実質0円に。

高額キャッシュバックがあるプロバイダとしてGMOとくとくBBがあります。

2020年10月現在GMOとくとくBBのキャッシュバック額は最大33,000円です。

例えばWiMAXを1~12ヶ月目に解約して20,900円の違約金が発生したとしても、これらのプロバイダならキャッシュバック金額が違約金を上回り損になりませんね。

ただしキャッシュバックは12ヶ月目の受け取りになるのでご注意ください。

また、どちらのプロバイダも新規契約したWiMAX端末の料金は0円!しかも最新機種でも同様に端末料金がかかりません。

費用を抑えて新しい端末を手に入れることができます。

まとめ

WiMAX端末の電源が入らない原因として、充電がなかったり電池パックが不具合を起こしていたり端末事態が故障していたりといったことが挙げられます。

このような時は充電や電池パックを入れ直したり、修理したりするといった手段で解決可能です。

またWiMAXルーターの電源が落ちる原因としては端末が休止状態になることが考えられ、これはバッテリーの消費を抑えるための機能なので、設定で変更しましょう。

端末を充電したのに電源が落ちる場合には電池が劣化している可能性があります。

この場合はモバイルバッテリーを利用するか、解約して新しい端末を手に入れるのも手段の一つです。

その際高額キャッシュバックがあるプロバイダを利用すればお得に新しい端末を手に入れることができます。

また、一部プロバイダではWiMAX端末の機種変更ができるので一つの手段として検討するのも良いでしょう。

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