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WiMAX2+3日10GB制限後に出来ること、出来ないこと!

投稿日:2016年12月20日 更新日:

speedlimit

WiMAX2+では3日間で10GBのデータ通信量を消費した場合に速度制限が行われます。

ただし制限後の通信速度は、標準画質のYouTube動画が鑑賞できる程度確保されるため、ネットサーフィンやLINEでの音声通話なども問題なく利用可能です。

一方、同じ回線を使って複数人が同時に動画視聴する場合や多人数でのビデオ通話など、この速度制限下で快適に利用できなくなることがあることをあらかじめ把握しておくといいでしょう。

突然使えなくなっても理由が分かっていれば、すぐにトラブルシューティングができ慌てなくてすみます。

 

3日間10GBの速度制限とは?

WiMAX2+ギガ放題プランは月間データ通信量の上限なしで最大440Mbpsのモバイル通信が利用できるサービスですが、無秩序にどれだけデータ通信量を消費してもよいというわけではありません。

他のユーザーと共有するWiMAX2+回線の混雑を予防する目的で、直近3日間という短期間に10GBのデータ通信量を消費した場合、その翌日の昼頃から翌々日の昼頃まで通信速度が制限されます。

 

制限後の通信速度はどのくらい?

速度制限がある場合、気になるのは制限後の通信速度ですね。

しかし、WiMAX2+の提供元である通信事業者(MNO)「UQコミュニケーションズ」では、具体的な数値を公開していません。

その代わりに「YouTube動画の標準画質が見られるレベルを上回る程度」という目安を示しています。

 

一方、あらかじめ契約で決められたデータ通信量を消費しきった場合の通信速度について、ドコモ・ソフトバンク・auのモバイル通信の場合は最大128Kbps、OCNモバイル ONE ・楽天モバイルといった格安SIMのモバイル通信の場合は最大200Kbpsです。※1

128Kbpsや200Kbpsでは動画鑑賞はおろか、ホームページが開くのにも時間がかかり快適にネットサーフィンもできませんから、それと比較するとWiMAX2+の「YouTube動画の標準画質が見られるレベルを上回る程度」という速度制限は緩いと考えられます。

 

3日間10GBの制限時もこんな利用は可能!

「YouTube動画の標準画質が見られるレベルを上回る程度」の通信速度があれば、以下のような利用が可能です。

標準画質の動画を鑑賞する場合1 Mbps以上の通信速度を推奨しているため、推奨速度1Mbps以下で利用できるサービスを列挙します。

  • Hulu、Netflix (SD画質)、Google Playの「ムービー&TV」、Gyao、YouTube(標準画質)、Amazonビデオ(SD画質・HD画質)での動画鑑賞
  • LINEでのメッセージ送受信
  • LINE・Skypeでの音声通話
  • Twitter・Facebook・InstagramなどのSNSの利用
  • ネットサーフィン
  • メール送受信
  • 小さいファイルのアップロード・ダウンロード

このように、たとえ3日間10GBの速度制限に抵触した場合でも多くのことができるのです。

 

 

3日間10GBの制限後にこれはできない!

制限後も「YouTube動画の標準画質が見られるレベル」以上の通信速度を確保できるWiMAX2+の3日間10GBの速度制限は緩やかと言えますが、全てのことが制限前と同じようにできるわけではありません。

ユーザーにとって全く影響のない速度制限であれば、そもそも実施する意味がないですね。実際には以下に例であげる利用に影響がでると考えられます。

 

WiMAX2+回線を使って複数人で同時に動画鑑賞する場合

月間データ通信量の制限がないWiMAX2+は固定回線の代替えとして利用されることがあります。

この場合、家族で同時に1つのWiMAX2+回線を共有して利用することが考えられますが、そうするとその分だけ速い通信速度が必要です。

たとえば、YouTubeの公式サイトでは「同時にいくつかの HD 動画のストリーミングが可能」な推奨速度を13Mbpsと記載していますが、3日10GBの速度制限時のWiMAX2+ではこの通信速度の確保は難しいでしょう。

またYouTube標準画質の動画に関しても、公式サイトでは「1 台の端末で標準画質の動画を 1 本ストリーミングできる」のが3Mbpsと書いており、2台以上の端末で同時に鑑賞する場合は規定していないので、1つのWiMAX2+を利用し複数人でYouTube標準動画を鑑賞した場合は動画が途切れたり画質が悪くなったりする可能性があります。

 

動画鑑賞に限らず1つのWiMAX2+回線を複数人で共有する場合で、なおかつ同時に2台以上の端末で高速な通信速度を必要とするインターネットのサービスを利用するには、その分大きな帯域が必要です。

そのため、速度制限前は1回線でビデオ通話やオンラインゲームなどを同時に利用できていても、制限後にはできなくなることが考えられるので注意しましょう。

 

4K画質の動画鑑賞

ここ数年で4Kの映像が観られるテレビや4Kで撮影できるビデオカメラなどが販売されていますが、インターネットの動画でも4K画質の動画が鑑賞できます。

たとえば、NetflixではUHD 4K画質の動画を鑑賞する場合は25Mbps以上、YouTubeで4K画質の動画を鑑賞する場合は100Mbps以上の通信速度を推奨していますが、いずれの場合も3日間10GBの速度制限下では視聴できません。

Skypeでの多人数ビデオ通話

Skypeのグループビデオ通話を行う場合、3人での利用の場合は下り2Mbps、5人では下り4Mbps、7 人では下り8Mbpsの通信速度が推奨されています。(上りはいずれも512Kbps)

グループビデオ通話に関して、3日間10GBの速度制限下のWiMAX2+では必要な推奨速度を確保できないので画像が途切れるなどの影響が考えられます。

制限前と同じ時間での大容量ファイルの送受信

大容量なファイルを送受信する際は、当然ですがより高速な通信速度があった方が早くすみます。

仮に50MBのファイルをダウンロードするのに必要な時間は、10Mbpsの通信速度では40秒ですが1Mbpsでは6分を超えます。

このように3日間10GBの速度制限の前後ではファイル送受信にかかる時間が大分違うので注意が必要ですね。

私は3日10GBの速度制限の抵触時には、数十MBを超えるアプリのダウンロードやインストールを後回しにすることがあります。

 

WiMAX2+は優秀な「データ通信量無制限」のモバイル通信

WiMAX2+以外にも月間データ通信量に制限を設けないモバイル通信サービスがあります。

しかし、たとえばドコモ回線を使うスマモバは3日間で一定の通信量を消費するとその日の深夜0時まで最大通信速度が200Kbpsという低速になります。

また格安SIMサービスの1つ「ぷららモバイルLTE」でも月間データ通信量に上限がないものの、最大通信速度が最初から3Mbpsです。実際は1Mbps以下のことも多く、制限前でもWiMAX2+の速度制限時程度といえます。

これらのサービスと比較すると、速度制限があるものの、制限後もYouTube動画が鑑賞できるほどの通信速度が確保できるWiMAX2+は、「データ通信量無制限」で使える優秀なサービスと言えるでしょう。

WiMAX2+なら月間データ通信量が仮に100GBを超えても高速な通信を利用することができ、なおかつ設定も簡単なので、パソコンやネットワークの設定に不慣れな初心者でも固定回線の代替えとして利用が可能です。

 

まとめ

WiMAX2+では月間データ通信量の制限がないギガ放題プランを利用していても、回線の混雑防止のため、3日間10GBの通信量を消費した場合に速度制限が行われます。

とはいえ仮にこの制限に抵触しても、YouTubeで標準画質の動画を鑑賞することができる程度の通信速度が確保されるため、ネットサーフィンやLINEの音声通話なども制限前と同様に行えます。

ただし同じ回線を使い複数端末で同時に動画視聴する場合や多人数でビデオ通話をする場合など、この速度制限で影響が出る内容をあらかじめ知っておくとよいでしょう。

内容が分かっていれば、10GBを超えることが予測できた時点で制限に備えることができますし、あれもこれもできなくなるのではないかとむやみに不安を覚える必要もなくなりますよ。

 

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