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W02のメリット6つとデメリット2つ!比較して分かったW03がオススメのワケ

投稿日:2016年11月28日 更新日:

 

前モデルのW01と比較すると、 W02は新たにバッテリー残量によってパフォーマンスを自動的に変更するノーマルモードと過去3日間の通信量の合計を参照できる機能を搭載しました。

その分、W01よりは使いやすくなっています。

一方W02を後継機種のW03を比較すると、W03はバッテリー使用時間が3時間以上長くなり本体デザインも洗練されました。

W02とW03を比較した場合はW03の利用がおすすめです。

W02とは?

「Speed Wi-Fi NEXT W02」(以後W02)は、2016年2月19日に発売開始されたWiMAX2+用モバイルWi-Fiルーターです。

初めてWiMAXの通信に対応しなかったW01の後継となるモデルで、バッテリーの残量によってキャリアアグリゲーション(CA)が自動的にオフとなる省電力モードと、過去3日間の通信量を本体に表示する機能が新たに追加されました。

W02のスペックについて

Speed Wi-Fi NEXT W02
発売日 2016年2月19日
対応ネットワーク WiMAX2+/au 4G LTE
通信技術 CA(キャリアアグリケーション)
Wi-Fi技術 2.4GHz:IEEE802.11n/g/b
5GHz:IEEE802.11ac/n/a
タッチパネル
サイズ W121×H59×D11.1mm
重量 119g

 

W02のメリットとデメリット

W02のメリットは以下6つ、デメリットは以下2つがあげられます。

 

CA対応で最大通信速度220Mbps実現

W02は周波数の異なる複数の周波数帯の電波(キャリア)を集めて(アグリゲーション)通信の高速化を実現するキャリアアグリゲーション(CA)に対応しました。

W02ではCAによって最大110Mbpsとなる別々の周波数帯の電波を2つ束ねて最大220Mbpsの高速通信を実現しています。

ハイスピードプラスエリアモードの利用が可能

W02は提供エリアが広いau 4G LTEの通信に対応しています。

ハイスピードプラスエリアモードを利用する設定にすることで、WiMAX2+の電波が届かない場所でもau 4G LTE回線で継続してインターネットに接続することが可能です。

WiMAX2+とau 4G LTEの通信は、ネットワークの通信状況に応じて自動的に切り替えられます。

なおハイスピードプラスエリアモードの利用にあたっては、以下2つの点に注意が必要です。

 

オプション料金(1,005円)が発生する

ハイスピードプラスエリアモードの利用にあたって契約は必要ありません。

本体の設定によって利用が可能ですが、一度でもハイスピードプラスエリアモードを利用すると、その月はLTEオプション料金として1,005円が追加されるので注意しましょう。

日割や利用したデータ通信量による割引はなく、その月は1,005円の料金が満額で加算されます。

月間データ通信量7GBの通信量制限がある

ハイスピードプラスエリアモードにて月間データ通信量が7GBを超えると、月末までのWiMAX2+及びau 4G LTEの通信速度が両方とも最大128Kbpsまで制限されます。

この通信量制限は、データ通信量が使い放題のギガ放題プランのユーザーも対象です。

WiMAX2+には月の途中でデータ通信量を追加購入するオプションはないので、仮にこの制限に抵触した場合は月末まで最大128Kbpsの通信を利用するしかありません。

最大128Kbpsの通信では動画鑑賞ができないことはもとより、ホームページが表示されるまでも時間がかかるようになります。

月末まで快適にインターネットを利用することができなくなってしまうので注意しましょう。

タッチパネルで操作が可能

W02は本体に約2.4インチのカラータッチパネルを搭載しているため、操作を直観的・簡単に行うことができます。

自宅にモバイルWi-Fiルーターが届いて接続設定をし終わった後は、操作を頻繁に行うことはないかもしれませんが、いざ設定を変更する必要が発生した際にタッチパネルを使って簡単に設定を変更できるのは助かりますよね。

省電力機能の搭載

W02は前モデルのW01と比較しても省電力に関する機能に優れています。

W02で選択できるパフォーマンス設定の選択肢は以下の3つです。

モード名 機能 バッテリー時間
ハイパフォーマンスモード パフォーマンス重視モード/キャリアアグリケーション(CA)を使用 6時間30分
ノーマル バッテリー残量によってCAの利用を停止する 7時間
バッテリーセーブ 省エネモード/CAは使用しない 8時間30分

ハイパフォーマンス・バッテリーセーブの2種類しかないと、バッテリー残量を気にしてモードを切り替えるタイミングを自分で測って操作しなければなりません。

バッテリー残量がほとんどなくなるかまったくなくなった時点で気づいて「もっと前にバッテリーセーブに切り替えればよかった」と後悔することもあるでしょう。

その点ノーマルのモードならバッテリーの残量によって自動的に省電力を実行してくれるので便利ですね。

WiMAX2+の通信を利用する場合なら、ハイパフォーマンスに比べノーマルモードでは約30分間バッテリーの持ちを長くすることができます。

通信量カウンターで過去3日間の統計表示が可能に

通信量カウンターはモバイルWi-Fiルーターで発生した通信量を統計・表示する機能です。

前モデルのW01では1か月分の通信量の統計表示のみでしたが、W02では過去3日間の統計が表示できるようになりました。

WiMAX2+には3日間で3GBのデータ通信量を消費した場合に発生する、回線混雑回避のための速度制限があります。

この通信量制限では過去3日間の通信量が3GBを超えた場合に、翌日の昼頃から翌々日の昼頃まで通信速度が制限されます。

制限後の速度に関して具体的な数値は公開されていませんが、UQコミュニケーションズによると「YouTube動画の標準画質が見られるレベルを上回るレベル」とのことです。

この程度の速度制限なら、UQコミュニケーションズが言うYouTube動画の標準画質鑑賞時だけでなく、ホームページの参照やLINEでのメッセージ送受信・音声通話を含めて制限がかかる前と同じように利用できると考えられるため、仮に速度制限が発生しても気づかない人さえいるかもしれません。

ただし、アプリのインストールや更新をする際など、10MBを超えるような重いデータファイルを送受信するような際には、この制限が発生する前後で「速度が遅くなったな」と体感することもあるでしょう。

W02で搭載された過去3日間の統計表示によって、3日間3GBの速度制限の適用状況がユーザー側で把握しやすくなりました。

過去1ヶ月の統計から過去3日間の通信量を想定するのは難しいですよね。

特に月間データ通信量の上限が設定されていないギガ放題プランのユーザーにとっては過去3日間の統計表示は便利に感じるでしょう。

バッテリーの持ちが短い

W02は他機種と比較するとバッテリーの持ちが短い部類に入ります。

W03 W02 W01 WX02 WX01
最大通信時間 11時間20分 8時間30分 8時間 10時間 10時間20分

比較した機種の中では前モデルのW01と比較するとバッテリーの持ちが長くなっています。

一方、最大10時間を下回るのはW02・W01だけです。

仮に8時間バッテリーが持つとすると、普段1日仕事や学校へ出かける程度ならバッテリー切れせずに使えるかもしれません。

しかしバッテリー充電を忘れてしまった際や遠出した場合などは、よりバッテリーの持ち時間が長い方が助かるでしょう。

モバイルバッテリーを持っていれば後で充電することもできますが、モバイルバッテリーはスマホやタブレットでも使うことが想定されますし、できるだけ外出先で充電をしないですむ機種の方が使いやすいですよね。

他機種と比較して重量がある

WiMAX用の各モバイルWi-Fiルーターのサイズと重量は以下の通りです。

W03 W02 W01 WX02 WX01
サイズ(W×H×Dmm) 120×62×11.4 121×59×11.1 120×59×10 110×66×9.3 109×66×9mm
重量 127g 119g 113g 95g 97g

サイズについてはどの機種も大差はないでしょう。

重量については特にWX02・WX01と比較すると20g以上重くなっています。

私はW03とWX02を使ったことがありますが、WX02は手に持っても気にならない程に軽かったものの、100gを超えるW03は持った時には重さを感じました。

ちょっとの差ですが日常的に利用するものですから、できるだけ重量の軽い機種の方が使いやすく感じられるでしょう。

W02とW03の比較

W02と後継機種であるW03のスペックを比較すると以下の通りです。

Speed Wi-Fi NEXT W02 Speed Wi-Fi NEXT W03
発売日 2016年2月19日 2016年7月1日
対応ネットワーク WiMAX2+/au 4G LTE WiMAX2+/au 4G LTE
通信技術 CA(キャリアアグリケーション)  CA(キャリアアグリケーション)
Wi-Fi技術 2.4GHz:IEEE802.11n/g/b 2.4GHz:IEEE802.11n/g/b
5GHz:IEEE802.11ac/n/a  5GHz:IEEE802.11ac/n/a
連続待受時間 760時間 1040時間
サイズ W121×H59×D11.1mm W120×H62×D11.4mm
重量 119g 127g

大きな差があるのは最大通信速度とバッテリー使用時間の2点です。

W03の最大通信速度370Mbpsとはハイスピードプラスエリアモードでのみ実現できます。

その上、提供エリアは東京都渋谷駅周辺エリアから、愛知県名古屋駅周辺、大阪府梅田駅周辺、山手線 主要駅周辺などへ拡大予定となっており、現時点で広くはないのでこの点だけでW03を選ぶ理由にはならないでしょう。

最大370Mbps対応は提供エリアの拡大が待たれますね。

バッテリー使用時間はハイパフォーマンス設定時で3時間、バッテリーセーブ設定時では3時間40分も差があります。これだけ差があると、普段利用する際にも使い勝手にも差が出るのではないでしょうか。

W03はNFCを採用し設定が簡単

W03ではW02と異なりNFCという技術を採用しています。

NFCはNear Field Communicationを略した用語で、注目されている近距離無線通信技術の1つです。

W03はNFCを搭載することで、NFCに対応したスマホをW03本体にかざすだけで簡単にWi-Fi設定ができるようになりました。

SSID・PWを入力する必要もありません。

モバイルルーターを使い慣れていないならば、Wi-Fiの設定が簡単になるのはうれしいですね。

W03はデザインがスタイリッシュ

W03と比較するとW02のデザインは地味で一昔前のスマートフォンのように感じます。

一方のW03はデザインが洗練されており都会的です。

デザインは各々の好みによりますが、個人的にはW03の方が優れていると感じます。

WiMAXモバイルWi-Fiルーターは普段持ち歩くものですから、気に入ったデザインの機種を選ぶとよいでしょう。

まとめ

W02は前モデルのW01から進化し、バッテリー残量によってパフォーマンスを変えるノーマルモードを備え通信量カウンターで3日間のデータ通信量の合計を参照できる機能を搭載しました。

これによってW01と比較するとW02は使いやすくなっています。

一方、後継機種のW03と比較すると、W03はバッテリー使用時間(WiMAX2+利用時)が3時間も長くなり、初期のWi-Fi設定が簡単になるNFCを搭載した上、デザインはよりスタイリッシュです。

今端末を選択するのであればW02よりW03を購入するのがおすすめです。

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