GMOとくとくBB WiMAX WiMAX2+

キャッシュバック最高額のとくとくBBを全力でおすすめしない理由

投稿日:2016年7月26日 更新日:

キャッシュバックの人気の高さから大人気のGMOとくとくBB。あちこちでおすすめされているWiMAXプロバイダですが、一度GMOとくとくBBを契約したことのある私は、とてもオススメではないと言い切ります。

口コミサイトをみても分かるように、実際に契約したユーザーの評判はお世辞でも良くありません。

この不満の秘密の一つの、人気の理由でもあるキャッシュバックの受け取り方も含まれています。

ここでは、ユーザーの声やGMOとくとくBBを解約した私の経験をもとに、GMOとくとくBBにどのような問題があるか解説します。GMOとくとくBBの契約を検討されている方は、この記事をお読みください。

ホントおすすめしません。マジで。

キャッシュバック業界最大のGMOとくとくBB

断っておきますと、キャッシュバックを否定するわけではありません。WiMAX2+の提供プロバイダーは販売戦略の中で、高額なキャッシュバックのキャンペーンでユーザーを集めようとします。

消費者にとって30,000円キャッシュバック!という言葉はとても魅力的ですし、実質費用も大幅に安くなるのでお得に契約できることから、市場ウケもいいので各社のキャッシュバックキャンペーンは加熱する一方です。

その中でもキャッシュバック額業界高値がGMOとくとくBBです。その差は圧倒的で他を寄せ付けません。

キャッシュバックの金額は時期や申し込み経路によって変わります。GMOとくとくBBのオフィシャルページから申し込むと平均30,000円前後がキャッシュバックされます。

ただ契約するだけで30,000円近い額がキャッシュバックされるのですから、この額にひかれて申し込むユーザーが増えることは想像に難くありません。

GMOにまつわるクチコミ

GMOとくとくBBを運営するGMOにはよくない口コミが数多く見受けられるので注意した方がよいでしょう。

まずは、楽天市場顔負けとも言えるメールマガジン爆撃でその片鱗を味わうことになるでしょう。大事な新着メールがダイレクトメールで下に押しやられる、それだけでもストレスになります。

もっと問題なのがサポートの品質です。

GMOとくとくBBは契約前のユーザーにはフリーダイヤルを設けて広く問い合わせを受け付けているのに、契約後の電話サポートでは有料の電話番号しか用意されていません。

しかもこの電話、なかなかつながらないことで有名で、問題を解決したいのに30回以上かけ繋がらなかったというユーザーもいます。

GMOとくとくBBの以下オフィシャルサイトでは、この話を裏付けるようにサポートの電話がつながりにくいことをユーザーに詫びています。

GMOとくとくBBのサポートでは、メールでの問い合わせを推奨していますが、ポケットWi-Fiでサポートが必要なことは緊急性が高いものが多く、一晩メールを待っていられる人はまずいません。

しかも肝心のメールのサポートも評判はよくありません。要領を得ない回答をされた、たらいまわしにされた、というユーザーの声が散見されます。

このように、GMOとくとくBBは、ユーザーを入会させる時だけ手厚く加入後はおろそかにしています。

さらに、契約更新月のタイミングを逃すと契約解除料がかかりますが、解約手続きについても気をつけねばなりません。

この点について理解いただくために、まず契約解除料について詳しく説明します。

WiMAX2+の契約更新月は24ヶ月ごとに設定されています。契約更新月の20日までに所定の解約申請がされた場合は、契約解除料はかかりません。

ただし、それ以外の月に解約した場合は次の表に記載する契約解除料が発生します。

解約月 契約解除料
1ヶ月目~24ヶ月目 24,800円
26ヶ月目以降 9,500円

このように、バカにならない額の契約解除料が発生するので、当然ながらユーザーは契約更新月にあわせ20日までに解約しようと手続きを急ぎます。

しかしながら、GMOは書類関連(特に解約手続き)の処理が遅いため、せっかくユーザーが間に合うように解約申請しても受付が翌月以降になった、という不満の声が時折みられます。

これで契約解除料の発生が自己責任と言われても、ユーザーが納得できないのは当たり前でしょう。

以上のことから、GMOとくとくBBを運営するGMOは、ネット上では楽天と並んで利用してはいけない会社に数えられています。

加入後のユーザーを軽く見る会社が信頼されるわけがありません。

実際に契約した私の体験談

ここでは、GMOとくとくBBでWiMAX2+の契約をした私の経験談を記載します。私は、他の多くの人と同じようにキャッシュバックの額の多さに魅力を感じGMOとくとくBBを契約しました。

インターネットの回線速度も安定性も特に不満はありません。サービスの品質そのものはごく普通のWiMAX2+です。

しかし、契約の決め手となったキャッシュバックで問題が起こります。GMOとくとくBBのキャッシュバックは待っているだけでは適用されません。

契約してから11ヵ月後に配信されるキャッシュバックの振込先口座の情報登録メールを基に1ヵ月以内に手続きをする必要があり、期限内に行われないとキャッシュバックの権利が消失します。

口座情報登録メールの配信先も問題で、GMOとくとくBB入会時に作成したメールアドレスが指定されています。このメールアドレスは契約してもほとんどの人が使っていません。

その結果、口座情報登録メールを見過ごして期限である1ヵ月が経過してしまいキャッシュバックの権利を失うという人が続出するわけです。

当然自分自身の能力によって手続きができずにキャッシュバックが行わないのは自己責任となり救済されることはありません。

私もGMOのメールアドレスを設定しておらず放置していたために、危うくキャッシュバックの権利を失うところでした。

幸いにも、期限ぎりぎりに思い出して寸前で手続きができたために、滑り込みセーフでキャッシュバックを受け取ることはできましたが…。

こんなに問題がある手続きが必要なのに、キャッシュバックが高いからと無闇にオススメされて、それを忘れたら自己責任というのは進める側も、GMOとくとくBBも無責任すぎではないでしょうか。

客観的に考えて、キャッシュバック先の口座登録が必要なら契約時に行えば問題も起こらず簡単でしょう。

申込書の記入欄に口座番号の欄を1つ増やせばいいだけです。

メールでの通知が必要だとしても、普段使っているメールアドレスが登録できるのであればこんな問題は起こりません。

GMOとくとくBBにかぎらずキャッシュバック系プロバイダは、どうしてこのような運用をするのでしょうか?

一つはキャッシュバックを1年ずらすことで、支払予定のキャッシュバック金額を損金に計上して節税するため。もう一つは未払のキャッシュを運転資金として手元に残しておくため。

ここまでは経営戦略上理解できるのですが、最後の理由だけがあまりほめられるものではありません。

それは、受取忘れを誘発して出来る限りキャッシュバックを支払わないようにするためです。

メールアドレス設定や11ヶ月後の手続きは誰にでも等しく与えられているから、手続きをしなかった方に責任がある、という支払う側の言い分もわかります。

ですがそこをブラインドして、実質価格を全面に押し出し、全員が割安なWiMAXを利用できるように錯覚させるのはあまりスマートなやり方とは言えません。

スマホの場合、ユーザーを混乱させるとして実質価格の是正に政府が乗り出しました。

同じようにGMOとくとくBBを代表するキャッシュバックは、取らぬ狸の皮算用でキャッシュバックが受け取れなければただの高額なWiMAX2+だけしか残りません。

それでいてサポートは有料電話、サポートが悪い、解約しにくいではユーザーにとって何がメリットになるのでしょうか?

このように、キャッシュバックを行うWiMAX2+のプロバイダーの中でもGMOとくとくBBの契約はお勧めできません。

キャッシュバックの金額だけにつられてGMOとくとくBBと契約してはいけません。この記事に書いた問題点を把握した上で、それでも契約するかお考えください。

実質価格に騙されてはいけない

取らぬ狸の皮算用でふれたキャッシュバックのシステムをさらに掘り下げます。

▽GMOとくとくBBギガ放題プラン・月額料金割引キャンペーン(税抜表示)

契約期間 月額料金
初月 2,590円(日割り)
1ヵ月目~2ヵ月目 2,590円
3ヵ月目~24ヵ月目 3,344円
25ヵ月目以降 4,263円

キャッシュバックキャンペーンでギガ放題プランを契約する場合、1ヵ月め~2ヵ月目は2年契約で月額3,609円(税抜)、3ヵ月目以降は4,263円(税抜)と月額割引キャンペーンの25ヵ月目以降と同じになります。

契約後24ヵ月目までの月額の差額を合計すると月額割引キャンペーンの方が合計約22,000円安くなります。

結果的にキャッシュバックの金額(29,000円)の方が値引き率は高く実質的な価格が安くなるように見えますが、この”見た目”に騙されてはいけません。

なぜ、月額料金割引よりキャッシュバックの方が値引き率が高いのでしょうか。

実質価格は「とらぬ狸の皮算用」で、約1年先のキャッシュバックの受取手続を忘れる人が多いからこそ成り立つシステムだからです。

そもそも、GMOとくとくBBに限らず日本のモバイル市場で繰り広げられる過剰なキャンペーンの数々は異常です。

ソフトバンクやドコモが顧客獲得競争の一環として展開していたスマホ実質0円(スマートフォン代金をキャッシュバック)のキャンペーンが、2016年4月に総務省から是正指示を受けたことは記憶に新しいでしょう。

このキャンペーンを展開するための費用は、ユーザーが支払う月額料金などから調達されています。

結果的に通信料金の高止まりやキャンペーンを利用しないユーザーとの公平性の欠如を招くとして、総務省が重い腰をあげたわけです。

WiMAXは生活に与える影響力や市場規模がスマホよりも小さいため、無視されがちですがその歪は確実に存在しています。

私は経験も踏まえてWiMAXはキャッシュバック金額で選ぶのではなく、ユーザーにとって確実に値引きをあたえてくれる月額料金割引型を強くおすすめしています。

だれもが、ネットに詳しくて1年先の手続きを覚えていられるほど余裕のある人ばかりではないからです。

 

他にも月額料金割引型キャンペーンを行うプロバイダの一例として、Broad WiMAXがあります。

クレジットカード払い、契約時オプション加入という条件はありますが、月額料金がGMOとくとくBBのキャッシュバック適用時と比べて安くなります。

Broad WiMAXギガ放題プラン(税抜表示)

契約期間 月額料金
初月 2,726円(日割り)
1ヵ月目~2ヵ月目 2,726円
3ヵ月目~24ヵ月目 3,411円
25ヵ月目以降 4,041円

 

まとめ

キャッシュバックのキャンペーンについて、ユーザーにとって親切ではない手続き方法を用意しておいて、その通りに手続きできなかったすべてをユーザーの責任とするのは正しい姿でしょうか。

GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンはその高額バックのおかげで、一見魅力的ですが綺麗なバラには棘があることを忘れないで下さい。

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