WiMAX 速度制限

WiMAXの速度が出ない!その理由は速度制限や通信モード

投稿日:2016年11月20日 更新日:

 

せっかくWiMAX2+を契約したのであれば、できるだけ高速な通信速度でインターネットを利用したいですよね。

WiMAX2+の速度が思うように出ない理由には、低速なWiMAXに接続している、速度制限、WiMAXルーターの省電力モード、WiMAX2+やWi-Fiの電波が弱い場合があげられます。

理由を知っていれば対策をとることもできます。

旧WiMAXで接続している

WiMAX2+対応の以下のルーターは、WiMAX2+(最大220Mbps)だけでなくWiMAX(最大13.3Mbps)の両方に対応しています。

  • WX02
  • WX01
  • URoad-Home2+
  • URoad-Stick
  • HWD15
  • NAD11
  • HWD14

このうちWX02とWX01では、WiMAX2+・WiMAXの通信が自動的に切り替わります。

そのため仮にWiMAX(最大13.3Mbps)に切り替わると、WiMAX2+(最大220Mbps)より低速になると考えられるので、WiMAX対応機種を利用していて速度が遅いと感じた場合は確認してみるとよいでしょう。

WiMAXルーター本体の画面で「WX2」とピクト表示されていればWiMAX2+にて通信を行っています。

他の機種では手動で切り替えができますので、WiMAX2+通信対応エリア内ではハイスピードモードを選んでいるか確認しましょう。

WiMAXルーターが省電力モードになっている

WiMAXルーターが省電力モードの場合、電力消費を節約するために通信速度が抑えられている可能性があります。

たとえばW03では、省電力となるバッテリーセーブモード・ノーマルモードであると通信が遅くなる可能性があるので、高速な通信を利用したい場合はハイパフォーマンスモードを利用するようにしましょう。

プロバイダのサポートに問い合わせたところ、バッテリーセーブモードやノーマルモードで充電が少ない場合は、最大220Mbpsの通信を実現する技術であるキャリアアグリゲーションがオフになっているとのことでした。

W03ではハイパフォーマンスモードでのWiMAX2+の連続通信時間が約570分である一方、ノーマルモードは約610分、バッテリーセーブモードなら約730分とバッテリーの持ちを長くできるので、利用シーンによって使い分けるとよいですね。

速度制限に抵触している

WiMAX2+には利用する通信の種類や通信量によって3つの通信量制限があります。

これらの通信量制限に抵触した場合は通信速度が遅くなります。

通信する場所などの環境が変わっていないのに急に通信速度が遅くなった場合は、速度制限もその可能性の1つです。

モバイルWi-Fiルーターで通信量を確認してみるとよいでしょう。

3日3GBの通信量制限

回線の混雑を回避し多くのユーザが快適にWiMAX2+による通信を利用できるようにするため、前日までの3日間でデータ通信量が3GBを超えた場合、その日の昼頃から翌日の昼頃まで速度制限が行われます。

この制限は、月間データ通信量の上限がないギガ放題プランの利用ユーザも対象です。

この制限に抵触した場合の通信速度についてUQコミュニケーションズでは具体的な数値を公開していません。

その代わり「YouTube動画の標準画質が見られるレベルを上回るレベル」という目安は示されています。

言い換えれば、標準画質のYouTube動画の鑑賞をはじめとしてYouTube動画の鑑賞より高速な通信が必要とされないホームページの参照やLINEでのメッセージのやり取りといった通信は通常通り利用できると考えられます。

そのため仮に3日3GBの通信量制限に抵触しても気づかないかもしれません。

その一方、スマホでアプリのダウンロードなど10MBを超えるような重いデータファイルをダウンロードする際などは、この制限に抵触する前と比べて「時間がかかるな」と感じることはあるでしょう。

この速度制限に抵触した場合、すぐにWiMAX2+の通信速度を回復する手立てはありません。

通信速度が回復するまで1日程度待つ必要があります。

通常プランでデータ通信量が月間7GBを超えた場合

WiMAX2+には、月間データ通信量の上限がないギガ放題プランと月間データ通信量7GBまで高速な通信が利用できる通常プランの2種類があります。

通常プランを契約している場合、月間データ通信量が契約した7GBを超えると最大通信速度が月末まで128Kbpsに制限されます。

3日3GBの通信量制限の場合と違って、最大128Kbpsの通信速度ではYouTube動画は鑑賞できないことはもちろん、ホームページ閲覧する際もページが表示されるまで長い時間がかかると考えられるので、速度制限に抵触したことが体感ですぐにわかるでしょう。

この制限に抵触した場合、月末までこの低速な通信で我慢するしかありません。

たとえばドコモのデータ定額プランで契約した通信容量を消費し同様の通信量制限に抵触しても1,000円/1GBでデータ追加をするとすぐに通信速度を元に戻すことができます。

しかし、残念ながらWiMAX2+にはデータ追加のオプションや手続きはありません。

ハイスピードプラスエリアモードでデータ通信量が月間7GBを超えた場合

WiMAXルーターの中にはW03をはじめau 4G LTEの通信に対応した機種があります。

これらの機種では本体設定によって、WiMAX2+の通信が利用できるハイスピードモードからWiMAX2+と提供エリアが広いau 4G LTEの両方が利用できるハイスピードプラスエリアモードへ切り替えることが可能です。

ハイスピードプラスエリアモードではWiMAX2+で優先的に接続されますが、ネットワークの状況によって自動的にau 4G LTEの通信に切り替わります。

ハイスピードプラスエリアモードはWiMAX2+の電波が届かない場所でも継続してau 4G LTEによる通信が行えるので一見便利なモードです。

しかしこのモードで月間7GBを超えるデータ通信を行った場合、通常プランで月間データ通信量が7GBを超えた時と同様に、速度制限によってau 4G LTE・WiMAX2+両方の通信が最大128Kbpsの低速な速度となるので注意が必要です。

この速度制限はギガ放題プランのユーザも対象となります。

月間データ通信量の制限がないのが魅力でギガ放題プランを契約しても、ハイスピードプラスエリアモードでは月間7GBのデータ通信量の消費でこのようにWiMAX2+による全ての通信に制限がかかるので注意したいですね。

今いる場所からちょっと移動してWiMAX2+の電波が拾えるようであれば、ハイスピードプラスモードではなくハイスピードモードを利用した方がよいでしょう。

なおハイスピードプラスエリアモードを設定した場合LTEオプションの料金(1,005円/月)が日割りなしで発生する点にも注意が必要です。

WiMAX2+の電波が弱い

WiMAX2+の提供エリア内でも地下やトンネル内・高いビルの陰といった電波の届きにくい場所の場合は通信速度が低下する可能性があります。

場所を移動して通信速度が遅くなった場合は、モバイルWi-Fiルーター本体の電波表示で電波状況を確認して電波がきちんと届いているか確認してみましょう。

電波が弱かった場合は、窓際などできるだけ見晴らしのよい場所に移動すると再び受信できる可能性があります。

なお高層ビルなどの高層階では、見晴らしがよい場所でも電波が届きにくいことがあるようです。

自作パラボラアンテナ

ご自宅やオフィスで固定回線代わりにWiMAX2+を利用している場合、窓際でも電波が弱く思ったような通信速度が出ないこともあるでしょう。

その場合、100円ショップで販売されている金型のボウルなどを使ってパラボラアンテナを自作して使うと電波状況がよくなったというユーザの口コミがあります。

アンテナ自体は簡単に作れるようなので、ご自宅やオフィスでの電波状況にお困りの場合は1度試してみてはいかがでしょうか。

Wi-Fiの電波が弱い

WiMAXの電波が届いていても、Wi-Fiの電波が弱いために通信速度が遅くなる可能性はあります。

Wi-Fiの電波が弱い原因として以下3つがあげられます。

電波干渉が発生している

Wi-Fiで通信を行う場合、他のWi-FiやBluetooth、電話機、電子レンジなどの電波の干渉を受けることで通信速度が低下する可能性があります。

こういった機器から離れた場所にお手元のWi-Fiルーターを設置するか、Wi-Fiチャンネルを変更することで改善することがあります。

またWi-Fiが利用する周波数帯には2.4GHz帯と5GHz帯の2つがありますが、電波干渉を受けやすいのは2.4GHz帯です。

電波干渉を避けるには5GHz帯を利用する規格「IEEE802.11a・IEEE802.11n・IEEE802.11ac」を使うのがおすすめです。

USB端子があるパソコンでは、環境によって速度が変動するWi-FiよりもWi-FiルーターとUSB接続することをおすすめします。

Wi-Fiルーターとの距離が遠い

Wi-Fiルーターとスマホやパソコンなどの機器の距離が離れていたり間に厚いコンクリートの壁などの障害物があったりすると、Wi-Fiの電波が届きにくくなります。

その場合は、Wi-Fiルーターとスマホ・パソコンを近づけることで改善する可能性がありますが、ご自宅やオフィスで固定回線代わりに利用している場合は、窓際にモバイルWi-Fiルーターを設置しないとWiMAX2+の電波がひろえないといった理由でそれが難しいこともあるでしょう。

その場合の対応策としては以下3つがあげられます。

2.4GHz帯の無線LAN規格を利用する

電波干渉に強いのは5GHz帯の無線LAN規格ですが、距離や障害物に対しては2.4GHz帯の無線LAN規格「IEEE802.11g・IEEE802.11n・IEEE802.11ac」の方が強いです。

2.4GHz帯を試して改善があるか試してみるとよいでしょう。

IEEE802.11nとIEEE802.11acについては、同じ規格で2.4GHz帯と5GHz帯を使い分けることができます。

市販の中継機を使う

市販の無線LAN中継機を利用するとWi-Fiが利用できる範囲を広くできる可能性があります。

中継機を中間地点に設置することで、Wi-Fiルーターの電波を一旦キャッチし再配信します。

中継機は5,000円程度で入手可能です。自宅やオフィスで無線LANの電波が届かずに困っている場合は、試してみる価値はあるのではないでしょうか。

市販の無線LANルーターを利用する

市販の無線LANルーターの中には別の階でも電波が届く品質の高い商品があります。

お手元のクレードルがあれば、クレードルに市販の無線LANルーターを接続して利用することが可能です。

WiMAX2+のモバイルWi-Fiルーターと、スマホやパソコンでインターネット接続する場所が離れているのであれば、この方法も検討してみてもよいでしょう。

まとめ

WiMAX2+の速度が思うように出ない理由として、低速なWiMAXに接続していること、省電力モード、速度制限、WiMAX2+やWi-Fiの電波が弱い場合の5つがあげられます。

それぞれの内容と対策をあらかじめ知っておいて、できるだけ速い通信速度でWiMAX2+を利用したいですね。

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