ポケットWi-Fiと無線LANルーターを接続して室内の通信を安定させる方法

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場所を問わずパソコンやタブレットをつないでインターネット通信を行える便利なモバイルWi-Fiルーターを外出先だけでなく、自宅の固定回線代わりとして使用することもあるでしょう。

しかしポケットWi-Fiによっては高い周波数帯を利用して電波を届けているので、同じ自宅内でも場所によって電波のつながりにくさを感じる場合があります。

そのような場合、ポケットWi-Fiに無線LANルーターを接続することで広範囲で安定したインターネット環境を確保することが可能です。

ポケットWi-Fiを使用しているけど、自宅内での通信が不安定という場合は無線LANルーターの導入を検討してみるとよいですね。

ポケットWi-Fiの電波の特徴

ポケットWi-Fiのユーザーの中には、定額でデータ通信量を使い放題に使用できるモバイル通信サービスとして、WiMAXのギガ放題プランやワイモバイルPocket WiFiのアドバンスオプションに加入している人は多いでしょう。

しかしデータ量を無制限に使用できるWiMAX回線やワイモバイルのAXGP回線は2.5GHzの周波数帯を利用しているため、電波の直進性が強く到達距離が短い特徴があります。

基本的に電波は利用する周波数が低いほど曲がりやすく建物などの障害物を回り込こんで遠くまで届けることができますが、周波数が高ければ電波は曲がりにくく障害物にぶつかって遠くまで届けることができません。

そのためプラチナバンドと呼ばれる700MHz〜900MHzの低い周波数帯を利用しているLTEと比較すると、WiMAXやAXGPは屋内や地下、建物の奥まった場所での通信において電波のつながりやすさに劣る傾向にあります。

また周波数の高いポケットWi-Fiを使用するにあたって、つながりにくさを感じる場合は少し端末の位置を移動させるだけで電波状況が改善されることがありますが、特に移動場所が限られる自宅内や電波を遮断しやすい鉄筋コンクリート構造のマンションなどでは安定した通信を確保することが難しい場合があります。

このような場合に無線LANルーターを子機としてモバイルWiFiルーターと接続すれば、電波状況を改善して安定したインターネット環境を整えることが可能です。

無線LANルーターを導入するメリット

ポケットWi-Fiを自宅で使用する場合に電波のつながりにくさを感じる場合、ポケットWi-Fiを親機として無線LANルーターを接続すると安定したネットワーク環境を整えることができます。

モバイルWi-Fiルーターは利用している周波数帯が高いほど電波の障害物を回り込む力が弱いので、同じ自宅内でもルーターを置く場所によって受信感度は異なります。

戸建やマンションなどの自宅で安定した通信を行いたいのであれば、基地局からの電波を拾いやすい窓際や玄関など外部と隣接した場所にモバイルルーターを置くことが理想的です。

しかしモバイルルーターの近くでは安定した高速通信が可能でも、離れた部屋だと通信が不安定になる場合があります。

だからといって部屋を移動する際にわざわざモバイルルーターを持ち運ぶのも面倒ですよね。

そこで無線LANルーターを導入することでこのような問題を解決することができます。

広い範囲で電波を届けることができる無線LANルーターは、モバイルルーターに接続することでWiFi中継機のような役割を果たしてくれるのです。

そのためモバイルルーターを挿入した設置台を電波の受信感度が良好な場所に置いておけば、充電しながら無線LANルーターを通して他の部屋でも安定した通信を行うことができます。

ポケットWi-Fiと無線LANルーターを接続しよう

モバイルWi-Fiルーターに無線LANルーターを接続する方法は、有線LANケーブルまたはWPS機能を利用した2つの方法があります。

有線LANケーブルで接続する場合

用意するもの

WiMAX2+を例に、無線LANルーターと接続するために用意するものは以下の通りです。

  • WiMAXルーター
  • クレードル
  • 有線LANケーブル
  • 無線LANルーター

まず、WiMAXルーターと無線LANルーターを接続するには有線LANケーブルを使用するのでケーブル挿入口が必要となりますが、WiMAX端末本体には有線LANポートがないので別途クレードルを用意する必要があります。

クレードルはWiMAX契約時に申し込むことが可能ですが、後日UQオンラインショップやAmazonなどでも約3,000円で購入することができます。

次に、WiMAXルーターと無線LANルーターを接続するために必要な有線LANケーブルは、2つの端末をどれほど離して設置するかによって適当な長さを選びましょう。

そして、無線LANルーターは対応している通信規格や最大通信速度だけでなく、自宅の間取りを考えて電波を広範囲に届けられるものを選ぶ必要があります。

なお無線LANルーターによって搭載しているスペックは異なるので値段もさまざまですが、たとえばバッファローのAirStationシリーズであれば数千円から数万円で販売されています。

ただ購入するだけでは快適なインターネット環境を構築することはできないので、なるべく目的に適ったもの選んで準備しましょう。

接続方法

モバイルWi-Fiルーターと無線LANルーターの接続方法は簡単です。

WiMAX端末を挿入したクレードルと無線LANルーターの各LANポートを有線LANケーブルで接続するだけです。

もちろん、WiMAX端末と無線ルーターの電源がオフの状態では使えませんので、2機の接続が完了したら、どちらも電源がオンにして使用しましょう。

WPS機能で接続する場合

用意するもの

  • モバイルWi-Fiルーター
  • 無線LANルーター

WPS機能を利用してポケットWi-Fiと無線LANルーターを接続する場合は上記2つを用意するだけなので、有線接続するよりも準備するものが少なくて済みます。

ただし、モバイルWi-Fiルーターも無線LANルーターも必ずWPS対応機器である必要があるので注意しておきましょう。

接続方法

WPS機能を利用した設定方法も特に難しい操作はなく、モバイルWi-Fiルーターと無線LANルーターのWPS機能をオンにするだけで自動的に接続することができます。

WPS機能を利用すればポケットWi-Fiと無線LANルーターを離して設置しても配線が邪魔になることもないのは嬉しいですね。

Wi-Fi接続設定

ポケットWi-Fiの中継機として利用する無線LANルーターのSSID(ネットワーク名)と暗号化キー(パスワード)は、親機であるポケットWi-Fiに設定されているものと同じです。

そのためスマートフォンやパソコンなどの通信機器でWi-Fi接続する際は、ポケットWi-FiのSSIDを選択して暗号化キーを入力すればWi-Fi設定が完了します。

ポケットWi-Fiと無線LANルーターを接続する注意点

ポケットWi-Fiと無線LANルーターを接続する場合、以下2点に注意しましょう。

ポケットWi-Fiの通信速度制限

ポケットWi-Fiは光回線などの固定回線とは違って完全無制限に使用できるものはなく、契約先のプロバイダが定める一定量以上のデータ通信量を消費すると通信速度制限が適用されてしまいます。

たとえばWiMAX2+の場合、月間データ通信量7GB上限の通常プランであれば全てのデータ通信量を消費すると当月末まで通信速度が128Kbpsに制限され、データ量使い放題のギガ放題プランであれば前日までの3日間で10GBを消費すると当日18時から翌日2時にかけて通信速度が下り最大1Mbpsに制限されます。

特にデータ通信容量の大きいネット動画を頻繁に視聴したり、自宅でモバイルWi-Fiルーターを使用する際に他の家族とも共有したりすると、その分データ通信量の消費が激しくなるので注意しなければなりません。

そのため自宅で固定回線代わりとしてポケットWi-Fiを使用する場合はデータ使用量を管理しながら使用するようにしましょう。

モバイルWi-Fiルーターの設置場所

ポケットWi-Fiに無線LANルーターを接続すると自宅内の広い範囲で安定した通信を行うことができますが、そもそも親機となるモバイルルーターを基地局からの電波の届きにくい場所に置いていては意味がありません。

前にも述べたように、モバイルルーターは窓際や玄関などに置くほうが電波を拾いやすいので、より安定した高速通信を行うためにも設置場所には気をつけましょう。

まとめ

自宅でポケットWi-Fiを使用する場合、無線LANルーターを子機として接続することで、自宅内の広い範囲で安定したインターネット通信を行うことができます。

モバイルWi-Fiルーターとは別に無線LANルーターを用意する必要がありますが、基地局からの電波を拾いやすい場所にポケットWi-Fiを置いておけば、自宅内でわざわざモバイルルーターを持ち歩くこともなく固定回線と同じように使用することができます。

ただしモバイルWi-Fiルーターの設置場所が悪かったり、データ通信量の使い過ぎによって通信速度制限が適用されたりすると、普段通りの通信が行えなくなる可能性があるので注意しておきましょう。

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