広域なエリアで使えるポケットWiFiを探していますね。
どの通信事業者でも主要都市では人口カバー率99%を達成していますが、地方や山間部ではまだ対応していないエリアもあります。
ポケットWiFiを契約する前には必ず通信事業者の公式サイト上にあるエリアマップを見て、自宅や会社などネットをよく使う場所がサービスエリアに含まれているかを確認してください。
当記事では各ポケットWiFiのエリアを比較したうえで、通信速度が速く料金も安いWiMAXをおすすめします。
ポケットWiFiのエリアの広さを事前に比較!
ポケットWiFiはスマートフォンや携帯電話と同様に電波が届くエリアでなければネットへ接続することができません。
そのためポケットWiFiを選ぶ際は自宅などネットをよく使う場所がサービスエリア内なのかを確認しておくと同時に、広域なエリアで使えるかも確認しておく必要があります。
また、料金が安いか、通信速度が速く速度制限の内容が緩いかどうかもポケットWiFiを利用するうえで重要なポイントとなりますよ。
これらの点を比較したうえでどのポケットWiFiを選ぶか決めてください。
サービスエリア・速度制限・通信速度・月額料金をポケットWiFiの通信事業者ごとに比較しました。
エリアの広さ
サービスエリアの比較表です。
事業者名 | 東北地方 | 関東地方 | 中部~近畿地方 |
---|---|---|---|
docomo | ![]() | ![]() | ![]() |
au | ![]() | ![]() | ![]() |
WiMAX | ![]() | ![]() | ![]() |
Softbank | ![]() | ![]() | ![]() |
Y!mobile | ![]() | ![]() | ![]() |
主要都市ではエリアの広さは各社差がほとんどありませんが、地方や山間部などは対応エリア外になっている場合もあるので気を付けましょう。
なかでもY!mobileのエリアマップで青色になっているアドバンスモード対応エリアはかなり狭いので注意が必要です。
アドバンスモードとは月間通信量上限なしで使える通信モードで、アドバンスオプションへ加入すれば使えるのですが、ネットを使いたい地域がアドバンスモード対応エリアでないとそのメリットを生かせません。
また、WiMAXも都市圏を離れると他社よりもエリアがやや狭いです。
しかしWiMAXではLTE対応機種ならauと同じサービスエリアでもデータ通信を利用することができます。
これはLTEオプションというサービスで申し込みは不要で、端末の通信モードをハイスピードモードからハイスピードプラスエリアモードへ変更するだけです。
ハイスピードプラスエリアモードならWiMAXの電波が届かない場所でもau 4G LTEのエリア内ならネットを楽しめるのが魅力です。
速度制限
どの通信事業者のポケットWiFiでも2つの通信制限に気を付けなければなりません。
それはデータ使用量が契約しているプランの月間容量を超えた場合と、短期間で大量のデータ通信をした場合です。
しかし制限が緩い内容のポケットWiFiを契約すれば、快適にネットを利用することができますよ。
各ポケットWiFiの制限内容についてまとめました。
事業者名 | 月間データ量が上限を超えた際の速度制限 | 短期間で大量のデータ通信をした際の速度制限 |
---|---|---|
docomo | 月末まで最大128kbpsへ低速化 ※ギガホは最大1Mbpsへ低速化 | 直近3日間のデータ利用量が特に多い場合(FOMA:約300万パケット以上)は、通信速度が遅くなる。 ・一定時間内または1接続で大量のデータ通信をしたり、長時間接続や一定時間内に連続接続したりすると、その通信が中断されることがある。 |
au | 月末まで最大128kbpsへ低速化 ※ギガ放題プランは無制限 | 3日間で10GB超過した翌日18時から翌々日2時まで最大1Mbpsへ低速化 |
WiMAX | ||
Softbank | 月末まで最大128kbpsへ低速化 | 一部のコンテンツやサービスなどを利用する際、大量のデータ通信または長時間接続をともなうパケット通信をする際に通信速度の制御を行う場合がある |
Y!mobile | 月末まで最大128kbpsへ低速化 ※アドバンスモード利用時は無制限 | 3日間で10GB超過した翌日18時から翌々日1時まで最大1Mbpsへ低速化 |
auで取り扱いしているポケットWiFiはWiMAXなので、この2社は1つにしています。
各社ともに月間通信量が上限を超えると最大128kbpsへ低速化する厳しい制限がかかります。
128kbpsの速度だとWebページを開くのも時間がかかるほか、動画視聴などのデータ消費量が多いサービスだと接続すらできない可能性が高いです。
その点、WiMAXのギガ放題プランとワイモバイルのアドバンスモードだけは無制限で使えるので他社より優位に立っていると言えますね。
また、各社ともに短期間で大量のデータ通信をした際にも混雑回避のための速度制限を設けていますが、WiMAXとY!mobileだけが制限にかかる消費データ量、制限後の速度、制限の対象となる時間帯を公表しています。
いつ制限にかかりいつ解除されるのか、制限にかかるとどれくらいの速度になるのかが明確なら安心してネットを楽しめるでしょう。
こういった点から速度制限に関しては、WiMAXとY!mobileが他社よりも緩い内容になっていると言えます。
実質月額
ポケットWiFiを契約するうえでどれくらい料金がかかるのか気になりますね。
データ量が少ないほど料金も安く済みますが、通信制限のリスクは高くなります。
そのためデータ量が多くて料金もお得なコスパの良いポケットWiFiを利用するのがおすすめですよ。
ポケットWiFiの月額料金をそれぞれ比較しました。
事業者名 | データ容量が少ないライトユーザー向けプランの月額料金 | データ容量が多いヘビーユーザー向けプランの月額料金 |
---|---|---|
docomo | 2,980円~5,980円/月間7GB | 6,980円/月間30GB |
au | 2,999円/月間7GB ※Broad WiMAXの場合 | 3,752円/データ量上限なし ※Broad WiMAXの場合 |
WiMAX | ||
Softbank | 3,696円/月間7GB | 9,380円/月間50GB ※データシェアプラスでウルトラギガモンスタープラス利用時 |
Y!mobile | 3,696円/月間7GB | 4,380円/データ量上限なし ※アドバンスオプション加入時 |
データ量も多くて料金が安いコスパの良いポケットWiFiはWiMAXとY!mobileの2社ですが、特にWiMAXは記載したBroad WiMAXのようなプロバイダと呼ばれる販売代理店だとかなり安いです。
そのため、料金面ではWiMAXが群を抜いてお得だと言えるのです。
自宅などネットをよく使う場所がサービスエリア内かどうかは契約前に確認しておきましょう。
各社公式サイトでエリアを確認できるので是非活用してくださいね。
- docomo(https://www.nttdocomo.co.jp/area/)
- au(https://www.au.com/mobile/area/)
- WiMAX(https://www.uqwimax.jp/wimax/area/)
- Softbank(https://www.softbank.jp/mobile/network/area/)
- Y!mobile(https://www.ymobile.jp/area/)
なお、auとWiMAXはどちらか一方のサイトを開けば両方の回線のエリアマップを確認できるので便利ですよ。
ネットを使う際には通信速度が遅いと、接続に時間がかかりストレスが溜まります。
ポケットWiFiは事業者や選ぶ端末によっても通信速度が異なるので、より高速な通信に対応しているものを選ぶのがおすすめです。
各ポケットWiFiの最大速度は以下の通りです。
事業者名 | 下り最大速度 | 上り最大速度 |
---|---|---|
docomo | 1,288Mbps | 131.3Mbps |
au | 1,237Mbps | 112.5Mbps |
WiMAX | ||
Softbank | 988Mbps | 37.5Mbps |
Y!mobile | 988Mbps | 37.5Mbps |
docomoとau/WiMAXはついに1Gbps(1,000Mbps)を超えて光回線並みの高速通信を実現しました。
さらに動画や写真をアップロードする際に関係する上り速度もSoftbankやY!mobileより圧倒的に高速です。
ただし各社ともに最大速度が出せるのは一部エリアに限られていること、また周辺環境や回線の混雑状況によっても速度が変動することを理解しておきましょう。
下り上りともに最も通信速度が速いのはdocomoですが、WiMAXもほとんど差はないことが分かりました。
エリアの広さ、料金の安さ、速度制限の緩さ、通信速度の速さを比較した結果、全ての項目で優れているのはWiMAXだけでした。
まとめると料金の安さと制限の緩さではWiMAXもY!mobileもほぼ差がありませんでしたが、Y!mobileは無制限で使えるエリアが狭いこと、通信速度がやや劣ることが弱点です。
さらにWiMAXはプロバイダで契約すればY!mobileより月に1,000円程安くなります。
最大通信速度が最も速いdocomoは、料金が割高なうえ、大容量の通信を行った際に通信が中断する可能性があるなど制限内容も不透明なのがデメリットです。
こういったことを踏まえて当記事ではポケットWiFiを契約するならWiMAXをおすすめします。
田舎やエリア外か不安な人はTry WiMAXがおすすめ
おすすめのポケットWiFiはWiMAXですが、その電波は障害物に弱い特徴があります。
そのため自宅の室内での電波が良いか、山間部や地方に住んでいて電波がきちんと届くか不安ならTry WiMAXを利用してみましょう。
Try WiMAXは15日間完全無料でWiMAXを試せるレンタルサービスです。
Try WiMAXは無料のお試しサービスですが、申し込み時にクレジットカード情報を登録しなければなりません。
なぜなら、返却期限を過ぎても貸出機器を返却しない場合、または貸出機器を破損・紛失した場合には登録したクレジットカードから違約金を支払ってもらうためです。
そのため申し込み手続き完了後に登録したクレジットカードのショッピング利用枠から機器購入代金相当額分を一時的に確保されるのですが、無事に貸出機器を返却できれば利用枠が戻ります。
ただし、申し込み時にクレジットカードの有効性確認を実施し、有効性が確認できなかった場合はTry WiMAXを利用できないので気を付けてください、
Try WiMAXはWiMAX端末を実際に手にとって試せるので、初めてポケットWiFiの契約を検討していて使いこなせるか不安な場合にも有り難いサービスです。
自宅のどの部屋でもWiMAXの電波が届くのか、電波状況が良いのか不安な場合にも契約前に確認できる点も魅力と言えます。
また、貸出機器は全てLTE対応端末なので、WiMAX2+回線だけでなくau 4G LTE回線の電波状況も確認できますよ。
WiMAXのLTE対応端末ならWiMAX2+回線を利用してネットへ接続するハイスピードモードと、au 4G LTE回線を利用するハイスピードプラスエリアモードの2通りの通信が行えます。
これはWiMAX2+のサービスエリア外でもau 4G LTEのエリア内ならデータ通信を可能にする便利なサービスです。
Try WiMAXを利用した際に自宅でWiMAX2+の電波が届かなければau 4G LTE回線を利用するハイスピードプラスエリアモードでの通信を検討しましょう。
ハイスピードプラスエリアモードを利用する際には端末の通信モードを切り替えるだけなのでとても手軽です。
ただし、ハイスピードプラスエリアモード利用時はギガ放題プランであっても月に7GBの上限が設けられてしまうので注意が必要です。
もしも自宅でWiMAX2+の電波が届かず、ハイスピードプラスエリアモードを常に使い月に7GBを超える場合はWiMAXではなく、他のポケットWiFiを契約しましょう。
その理由は後述しているWiMAXギガ放題プランの紹介部分で記載していますので是非読み進めてください。
ポケットWiFiにWiMAXをおすすめする理由
ポケットWiFiのなかでWiMAXをおすすめする理由はエリアが広く、速度制限が緩いうえ料金も安いからです。
その詳細をそれぞれまとめました。
WiMAXのプランは2通りあり、それぞれ月間データ容量が異なります。
ギガ放題プラン
ギガ放題プランは月間データ容量に上限がないプランで、通信制限を気にすることなくネットを楽しめます。
大容量のデータ通信を頻繁に行うヘビーユーザーや、家族など複数人でWiMAXを使用する際にもおすすめのプランです。
ただし、3日間のデータ通信量の合計が10GBを超えた場合と、ハイスピードプラスエリアモードでのデータ通信量が月に7GBを超えた場合に通信制限の対象となるので注意してください。
3日間で10GB超過後の速度制限はあまり厳しいものではありませんが、ハイスピードプラスエリアモードで7GB超過後の速度制限は厳しい内容となっています。
そもそもハイスピードプラスエリアモードとはau 4G LTE回線を利用するオプションの通信モードのことです。
WiMAX回線の提供エリア外でもau 4G LTEのエリア内であればデータ通信ができる便利なサービスですが、ハイスピードプラスエリアモードで月に7GBを超えて通信制限にかかると最大128kbpsまで低速化し、本来無制限で使えるはずのハイスピードモードも道連れで速度制限されてしまうのです。
この制限にかかると月が変わるまでまともにネットを利用できなくなるので、むやみにハイスピードプラスエリアモードを使うのは止めて、どうしても使わざるを得ないなら7GBまでに留めるようにしましょう。
そのためWiMAX2+の電波が届かず、日常的にハイスピードプラスエリアモードで通信をして月に7GBを超えるデータ通信をするのであればWiMAXの契約はおすすめできません。
自宅などがWiMAX2+のエリア外ならSoftbank回線を利用するポケットWiFiを検討すると良いですよ。
ライトプラン
ライトプランは月間データ容量が7GBのいわゆる通常プランです。
WiMAXプロバイダによっては、このプランの取り扱いをしていない場合もあるので注意しましょう。
ライトプランはギガ放題プランよりも安い料金設定にされているため、月間通信量が7GB以内で収まるライトユーザーならお得にWiMAXを利用できます。
ただし月間データ使用量が7GBを超えると、最大速度が128kbpsへ低速化する厳しい通信速度制限にかかるうえ、その制限は月が変わるまで解除されません。
そのため7GBで足りるか不安ならば、あらかじめギガ放題プランを選んでおくと安心ですよ。
最新のルーター端末が0円で手に入る
WiMAXの回線事業者であるUQコミュニケーションズでは端末費用が15,000円と有料ですが、ほとんどのWiMAXプロバイダでは端末を0円で購入することができます。
しかし、なかには36ヶ月継続利用することで実質無料としているプロバイダもあるので、そういったプロバイダで契約すると途中解約時に端末代金の残債を支払わなくてはなりません。
そのため、契約したいプロバイダが見つかったら事前に実質無料のシステムではないか確認しておくと安心ですよ。
端末無料のプロバイダだと古い機種しかないのではと心配になりますが、UQコミュニケーションズと同じように最新機種を選べますよ。
ギガ放題プランは何度でも変更できる
ギガ放題プランとライトプランの2つのプランを取り扱いしているプロバイダなら、月単位でプラン変更することができます。
そのため「ライトプランで契約したけど、出張の予定があり7GBの容量だと足りなくなる可能性がある」や「ギガ放題プランで契約したが思ったよりもネットを使わず月に7GBも消費しない」という場合にもプラン変更すれば通信制限を回避できたり、通信費の無駄を省けたりしますよ。
もし契約時にどちらか迷ったらギガ放題プランで契約するのがおすすめです。
なぜならほとんどのWiMAXプロバイダが契約してからの3ヶ月間はギガ放題プランもライトプランと同じ料金にしているからです。
この3ヶ月間で月に7GBで足りるかどうか見極めて、十分足りると判断できればライトプランへ変更し、足りないのであればギガ放題プランのままにしておくと良いですね。
ネット契約で安くなるプロバイダが多い
WiMAXは回線事業者のUQコミュニケーションズで契約すると端末代金もかかるため割高です。
一方、プロバイダと呼ばれる販売代理店のなかからキャンペーンを実施している会社で契約すれば安くWiMAXを利用できます。
キャンペーンの内容は現金キャッシュバックや月額料金割引のどちらかですが、自身の好みのキャンペーンを行っているプロバイダを自由に選べるのもWiMAXの魅力の1つと言えます。
安いプロバイダだと品質が悪いのではと思うかもしれませんが、全てのプロバイダはUQコミュニケーションズからWiMAX回線を借りてサービスを提供していて、通信速度や通信エリアといった通信品質はどこで契約しても差はないので安心してください。
見出し
auユーザーは「auスマートバリューmine」で割引
auユーザーがWiMAXを契約すると、auの利用料金が割引されるauスマートバリューmineというサービスへ加入できます。
auスマホや携帯で契約しているプランによって割引額は異なりますが、最大で毎月1,000円もの割引になりますよ。
ただし、auユーザーがWiMAXを契約しても自動的にauスマートバリューmineが適用されるわけではなく、自身でauショップへ申し込みに行くかKDDIお客様センターへ電話する必要があるので注意してください。
3日間10GB制限があるが、制限時でも1Mbps程度
無制限で使えるギガ放題プランでも、3日間で10GBを超える大量のデータ通信を行うと混雑回避のために速度制限がかかることは前述しました。
しかしこの制限にかかっても1Mbpsほどの通信速度が確保されるため、Webサイトの閲覧やメッセージの送受信といったデータ量の少ないサービスなら通常通り楽しめるでしょう。
また、比較的データ量の大きいYouTubeの動画視聴でも標準画質なら支障ないほどです。
さらにこの制限がかかるのは、3日間で10GBを超えた翌日18時から翌々日2時までの間だけです。
制限がかかる時間帯以外は通常通りの高速通信が楽しめるため、ギガ放題プランはほぼ無制限に近い環境でネットを利用できるプランというわけですね。
ポケットWiFiを選ぶならどのプロバイダがオススメ?
ポケットWiFiを選ぶ際におすすめなのはWiMAXですが、もし自宅がWiMAXのサービスエリアでないならSoftbank回線を利用するポケットWiFiを選びましょう。
WiMAXとSoftbank回線のポケットWiFiでおすすめのプロバイダをそれぞれ紹介します。
Broad WiMAXは月額料金割引キャンペーンを実施しているWiMAXプロバイダで、月額料金は以下の通りです。
プラン名 | 月額料金 |
---|---|
ギガ放題プラン | 契約開始月~2ヶ月目まで2,999円 3~24ヶ月目まで3,752円 25ヶ月目以降4,412円 |
ライトプラン | 契約開始月~24ヶ月目まで2,999円 25ヶ月目以降3,326円 |
Broad WiMAXで契約する際には、Web割キャンペーンを活用しないと初期費用18,857円を支払わなくてはならないので注意しましょう。
Web割キャンペーンは以下の条件を満たすだけで適用されますよ。
- 公式サイトでWebから申し込みする
- 支払い方法でクレジットカードを選択
- 申し込み時に2つの指定オプション(安心サポートプラス・My Broadサポート)へ加入する
Broad WiMAXは電話からの申し込みや口座振替の支払いにも対応していますが、キャンペーンの対象外となるので気を付けましょう。
また、2つの指定オプションは初回のみ加入すれば良いので、不要ならば端末到着後に解約しても問題ありません。
この条件さえ満たせば約20,000円もの初期費用を無料にすることができ、確実に安い月額料金でWiMAXを楽しめます。
GMOとくとくBBは高額な現金キャッシュバックキャンペーンを実施しているWiMAXプロバイダで、月額料金は以下の通りです。
プラン名 | 月額料金 |
---|---|
ギガ放題プラン | 契約開始月~2ヶ月目まで3,969円 3ヶ月目以降4,688円 |
ライトプラン | 3,969円 |
月額料金はやや割高ですが、契約して約1年後にキャッシュバックを受け取れれば結果的に最安値でWiMAXを利用できます。
キャッシュバック額は毎月変動しますが、2019年10月現在は最大34,500円ものキャッシュバックを実施していますよ。
GMOとくとくBBのキャッシュバックを受け取るまでは、端末発送月を含む11ヶ月目に基本メールアドレス宛に届くキャッシュバック特典の振込に関する案内メールが送信され、受取口座情報の返信があった翌月末日(営業日)に指定の口座に振り込みという流れになります。
ただし以下のいずれかに該当するとキャッシュバック特典の対象外となり、損してしまうので気を付けましょう。
- 指定口座確認の案内メールへ、メールの送信日より翌月の末日までに受取口座の連絡をしない
- 受取口座情報に不備がある
- WiMAX 2+から別のインターネットサービスへの変更
- キャッシュバック付与時期までにWiMAX 2+を解約した
- 料金未納によりサービスを一時停止または強制解約された
特に特典の案内メールが届くのはGMO入会時に作成する基本メールアドレス宛なので、メールそのものを見落としてしまわないように気を付けなければなりません。
契約したらすぐに11ヶ月目にあたる月のカレンダーへメモしておく、普段使っているアドレスへメール転送設定をしておくなどの対策をして、キャッシュバックを受け取り損ねないようにしてください。
また、GMOとくとくBBではキャッシュバックキャンペーンより総額は高くなりますが月額料金割引キャンペーンを選ぶこともできるので、キャッシュバック受取手続きが面倒ならそちらで契約を検討すると良いですよ。
ネクストモバイル(NEXTmobile)はソフトバンク回線を利用していて、月間データ量が20GB/30GB/50GBという大容量の3つのプランから選ぶことができるのが特徴です。
さらに3日10GB制限のような混雑回避のための速度制限がないのも魅力です。
ネクストモバイルの料金プランを表にしました。
プラン名 | 月額料金 | 支払い方法 |
---|---|---|
ギガネクスト20(20GBプラン) | 利用開始月~24ヶ月目2,760円 25ヶ月目以降3,695円 | クレジットカード |
ギガネクスト30(30GBプラン) | 利用開始月~24ヶ月目3,490円 25ヶ月目以降3,695円 | クレジットカード/口座振替 |
ギガネクスト50(50GBプラン) | 利用開始月~12ヶ月目3,490円 13~24ヶ月目4,880円 25ヶ月目以降5,815円 | クレジットカード |
ネクストモバイルは選ぶプランによって支払い方法が異なることを把握しておきましょう。
WiMAXのように月間通信量無制限のプランはありませんが、もし自宅がWiMAXのエリア外ならデータ量が多くコスパの良いネクストモバイルがおすすめですよ。
ワイモバイルもソフトバンク回線を主に利用するポケットWiFiを提供しています。
ワイモバイルは月間データ量7GBのプランと、海外定額プランの2通りから選択できます。
プラン名 | 月額料金 |
---|---|
Pocket WiFiプラン2(ベーシック) | 3,696円 ※アドバンスオプション加入時は4,380円 |
Pocket WiFi海外データ定額 | 3,980円+海外利用料1日あたり90円 |
Pocket WiFiプラン2は標準モードでの通信には月間7GBの上限があるのですが、アドバンスオプションに加入したうえでアドバンスモードにて通信するならば月間データ量上限なしで高速通信を楽しめます。
ただしワイモバイルは標準モードならソフトバンクの広域なサービスエリアで使えるのですが、無制限で使えるアドバンスモードは対応エリアがかなり狭くなることに注意しましょう。
また、通常モードで7GBを超えて通信制限された後にアドバンスモードへ変更しても制限が解除されないことも把握しておく必要があります。
そのためワイモバイルでアドバンスモードを使いたいなら、契約前に自宅がアドバンスモード対応エリアか確認したうえで、標準モードで7GBを超える前にアドバンスモードへ設定を変更するようにしてください。
プロバイダ別おすすめ最新ルーター
前述した4つのプロバイダのなかでおすすめの最新機種を紹介します。
WiMAXのWXシリーズ最新機種WX05は連続通信時間がスタンダード設定で約11.5時間とバッテリー持ちが良い機種です。
長時間の外出が多かったり、充電を毎日し忘れてしまうことが多かったりする場合におすすめですよ。
最大通信速度は下り最大440Mbps、上り最大75Mbpsと他のポケットWiFiと比較するとやや劣りますが、それでも十分快適な通信を楽しめますし体感としてはあまり差がありません。
また、バッテリー交換が可能な機種なので、バッテリーが経年劣化してきた際にも新しいバッテリーを使用すれば新品のような状態で使えるのも魅力です。
製造元がNECなので、WiMAXで日本製の機種にこだわるならWX05一択となります。
WiMAXのWシリーズ最新機種W06は通信速度が速いポケットWiFiなので、とにかく高速通信でネットを使いたい場合におすすめの機種です。
その通信速度は下り最大1.2Gbps、上り最大速度が75Mbpsと、下り速度はWiMAX最速を実現しました。
1.2Gbpsの速度を出すためにはUSBでの接続が条件となりますが、無線通信時でも最大867Mbpsのスペックがありますよ。
連続通信時間は約9時間とWX05に比べると短いですが、毎日充電をすれば1日外出する分には支障ないでしょう。
W06は製造元が米中問題に揺れるHUAWEIなので、その点さえ気にならなければ是非選んで欲しい機種です。
ネクストモバイルではFS030Wのみの取り扱いとなります。
通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsと決して高速とは言えませんが、一般的なネットサービスを楽しむなら十分でしょう。
また、連続通信時間20時間、同時接続台数15台と使い勝手の良さも魅力です。
電池パックが交換可能なので長期間の利用にも適している機種ですよ。
製造元は神奈川県に本社を置く富士ソフトです。
ワイモバイルの最新機種803ZTはPocket WiFiプラン2でのみ選べます。
803ZTはワイモバイルで最も通信速度が速いポケットWiFiで、通信速度はUSB接続時で下り最大988Mbps、無線接続時で下り最大866Mbpsとなり、上り速度は最大37.5Mbpsです。
連続通信時間は最長約12時間を実現しました。
ただし、803ZTの機種代金は36回払いで月額594円となり、毎月の利用料金に加えて支払う必要があります。
実際に負担する端末代金の総額は594円×36回分で21,384円となるので、もったいないと感じるならば1つ前のモデルですが総額10,584円で購入可能な801HWを検討すると良いですよ。
ポケットWiFi各社のサービスエリアを比較した結果、ほとんど違いがありませんでした。
しかしWiMAXはWiMAX2+とau 4G LTEという2つの回線の広域なサービスエリアでネットを使えるため他のポケットWiFiと差をつけています。
また速度制限の緩さや料金の安さ、通信速度の速さなども他のポケットWiFiよりWiMAXが優れていることが分かりました。
そのため当記事ではポケットWiFiを選ぶならWiMAXをおすすめします。
ただし自宅がWiMAX2+のサービスエリア外だという場合は、Softbank回線のポケットWiFiを選ぶと良いです。
WiMAXを契約するならBroad WiMAXもしくはGMOとくとくBBがお得です。
サービスエリアの広いポケットWiFiを手にできれば、旅行先や出張先などでも快適なネット環境を確保できますよ。