WiMAXを1年契約で使う一番オトクな方法

引っ越しや単身赴任などで1年間だけWiMAXを利用したいなんてこともありますよね。

WiMAXは年間の契約を基本としていますが、2019年10月より一部のプロバイダで1~2年契約ができるようになりました。

それはUQコミュニケーションズの「新ギガ放題」プランと、MVNOたるWiMAXプロバイダが販売する類似したプランです。

これらのプランは1・2年契約ができるだけでなく契約解除料がわずか1,000円と安いので、WiMAXを短期間だけ使いたい場合にぴったりです。

ただ従来のWiMAXと違い端末代を別途支払う必要があるため、その端末代が負担ならWi-Fiレンタル業者を利用するのも1つの手です。

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WiMAXを1年契約したい!どんな方法が?

WiMAXを1年契約するには3つの方法があります。

  • BIGLOBE WiMAXの「ギガ放題(1年)」を契約
  • UQコミュニケーションズの「新ギガ放題」(2年)を契約して1年で解約
  • UQコミュニケーションズ「新ギガ放題」(期間条件なし)を契約

これまでのプランの場合、例えば3年契約のプランを1年で解約した場合は20,900円の契約解除料が必要ですが、この3つのプランならば契約解除料はなしか、あっても1,000円です。

プロバイダ・プランBIGLOBE
ギガ放題
(1年)
UQ
新ギガ放題
(2年)
UQ
新ギガ放題
(期間条件なし)
契約期間1年2年なし
月額料金1~3ヶ月目:2,980円
4ヶ月目~:3,980円
3,880円4,050円
端末代19,200円
(一括または24回分割)
15,000円
(一括または分割)
15,000円
(一括または分割)
キャッシュバック7,000円
契約解除料~12ヶ月目:1,000円
13ヶ月目~:なし
1,000円

Wi-Fiルーターのレンタルショップで1年間レンタルする

正確な意味でWiMAXを契約するのとは違いますが、Wi-FiレンタルショップでWiMAX端末のレンタルを1年間利用する方法です。Wi-Fiレンタルサービス(http://wifi-rent.jp/)というショップとFUJI WiFiを例にご説明します。

契約コース

Wi-Fiレンタルショップでは2つの契約コースがあります。

WiMAX + au LTEコース

WiMAX2+、WiMAX、au 4G LTEの3つの通信モードを利用できるコースです。

端末は3つの通信モードを手動で切り替えられる代わりにWiMAX2+の速度が最大110MbpsとなるHWD15以外に、最新技術を搭載し下り最大558Mbps通信に対応した最新機種W06、W05を選べます。

WiMAX2+は通信速度が下り最大440Mbpsと高速ですが山間部や離島などはカバーできていません。

WiMAXはWiMAX2+とほぼ同じ範囲をカバーしていますが、通信速度が下り最大13.3MbpsとWiMAX2+より遅くなってしまうのが難点です。

au 4G LTEは人口カバー率が99%という広い通信範囲を持ち、通信速度も下り最大200Mbpsと快適な速度を出します。

WiMAX2+通信ができないエリアをカバーするのに適したモードです。

このように、3つの通信モードを利用できることでそれぞれをカバーできるようになっており便利です。

中でもHWD15を選んだ場合はハイスピードモードの速度こそ遅いものの、ノーリミットモードに切り替えることでハイスピードプラスエリアモードを7GB以上使った場合の速度制限を回避できます。

WiMAXノーリミットコース

2018年9月に回線事業者のUQコミュニケーションズが発表したとおり、WiMAX通信は2020年3月31日をもって利用できなくなりますが、それまではこの方法を使うことができます。

高速通信のWiMAX2+とカバー範囲の広いWiMAX通信を利用できるコースです。

レンタルできる端末はHWD15の他に下り最大558Mbps対応のW04があります。

HWD15では通信容量の上限がなく速度制限がかからないノーリミットモードを手動で選べるのがメリットです。

なおWiMAXを1年間使うなら、FUJI WiFiに代表される長期レンタルサービスなども選択肢となります。

レンタル料金

それぞれのレンタル料金をまとめます。

契約コース1年間の料金月額料金
WiMAX + au LTE59,800円約5,000円
WiMAXノーリミット54,000円4,500円
UQ Flat ツープラス ギガ放題(2年契約)4,380円

このようにUQ Flat ツープラス ギガ放題の2年契約と比較して、1年レンタルのほうが料金では割高になってしまいます。

メリットは1年間しか利用しない場合に2年契約時の違約金を払わなくても良いことぐらいでしょうか。

期間条件なしのプランで契約する

UQコミュニケーションズの新ギガ放題プラン(期間条件なし)の場合、月々4,050円+端末代15,000円です。

しかし2年契約をした場合でも違約金は1,000円ですので、6ヶ月を超えて利用すれば2年契約+違約金のほうが安くなります。

通常の3年プランを契約し解約する

3年プランで契約し、利用期間1年で解約するという方法です。

厳密には申込み月の翌月を1ヶ月目とし、13ヶ月目で解約するとします。

UQ WiMAXの「UQ Flatツープラス ギガ放題」の場合でご説明します。

 

1~3ヶ月目は体感期間として月額3,696で利用できます。

4~12ヶ月目は基本料金4,880円からお得割の500円を引いて月々4,380です。

つまり1~12ヶ月目の利用料金は全部で50,508円です

これに契約解除料の20,900円がかかって総額69,508となります。

2年契約で2年間使い続けると103,068になるので、2年間使い続けるよりは違約金を支払ってでも1年間で解約するほうが支払う料金の総額は安くなりますね。

Wi-Fiルーターのレンタル、期間条件なしのプラン、2年または3年プランの途中解約の料金比較はこうなります。

方法総額月額料金
WiMAX + LTEコース(レンタル)59,800円約5,000円
UQ 新ギガ放題(期間条件なし)
12ヶ月+端末代
63,600円4,050円
BIGLOBE ギガ放題(1年)+端末代56,960円3,980円

この3つの中ではBIGLOBEの1年プランを利用するのが最も月額料金が安いことがわかります。

しかし、実はさらにお得に1年契約する方法があるのです。

キャッシュバックを受け取れるプロバイダならさらにお得

3年プランで契約して1年で解約する場合、プロバイダによってはさらにお得になる場合があります。

それはキャッシュバック!

また、ハイスピードプラスエリアモードでは月間7GBで通信制限がかかります。

GMOとくとくBB

GMOとくとくBBならキャンペーンで約33,000円のキャッシュバックがあります。

ギガ放題プランの場合、申し込みから2ヶ月間は月額3,969円で利用できます。

3~12ヶ月目は4,688円なので、利用料金は49,848円です。

これに契約解除料24,800円がかかり、総額74,648円です。

キャッシュバック金額が2020年10月現在33,000円なので、実際には44,048円かかることになりますね。

ただしキャッシュバックは申し込みから12ヶ月後に付与されます。

キャッシュバックが振り込まれる時点ではまだ契約していないといけない点に注意が必要です。

Broad WiMAX

Broad WiMAXのギガ放題プランの場合、キャンペーンで月額料金が割引になります。

1~2ヶ月目はキャンペーンで通常月額4,412円から1,285円割引で2,999円になります。

3~12ヶ月目は通常月額から600円割引で3,752円となり、利用料金は全部で39,562円になります。

そこにキャンペーン違約金と契約解除料が乗るので、代金は68,062円です。

キャッシュバックがなくキャンペーン違約金がある分、かえって割高になってしまいます。

まとめ

WiMAXを1年間だけ利用する方法はBIGLOBE WiMAXの1年プランが第一選択で、他にレンタルや期間条件なしの契約、3年契約プランの途中解約が挙げられます。

なかでもキャッシュバックがあるプロバイダでの途中解約が最も総支払額が安くなります。

1年間だけWiMAXを利用したいのであれば、キャッシュバックがあるプロバイダを3年契約し途中で解約するといった方法をとるのがおすすめです。

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