Biglobe WiMAXの解約の流れと注意点!

BIGLOBE WiMAX2+は、大手インターネットサービスプロバイダー「ビッグローブ株式会社」によるWiMAX2+サービスです。

解約はオンラインもしくは電話で申し込むことができますが、気を付ける必要があるのはタイミングです。

タイミングを間違えると、キャッシュバックの受け取り漏れと違約金の支払いにより最大で49,000円の損をしてしまうことになります。

損をしないためには、キャッシュバックを受け取れる時期、違約金を支払わないですむ方法をあらかじめ確認しておくことが必要です。

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BIGLOBE WiMAX 2+を解約したい

BIGLOBE WiMAX 2+はKDDI子会社である老舗インターネットサービスプロバイダー「ビッグローブ株式会社」によるWiMAX2+を使った通信サービスです。

最大30,000円の高額キャッシュバック、月額料金大幅値引き特典のいずれかからキャンペーンを選択出来るのが主な特長です。

退会と解約の違い

BIGLOBE WiMAXの利用をやめるには、BIGLOBE自体を退会するか接続サービスだけを解約するか2通りの方法があります。

退会すると会員登録も抹消されBIGLOBEのサービス全てを利用出来なくなりますが、解約の場合はWiMAXなど一部のサービスだけをやめることができます。

WiMAXを解約してもコース基本料金の200円が毎月発生するので、BIGLOBEで他のサービスを利用しないのであれば退会するのがおすすめです。

実際の解約手続きは?

BIGLOBE WiMAX2+の解約はオンラインもしくは以下のWiMAX2+解約者向けカスタマーサポートインフォメーションデスクに電話で申し込みます。

BIGLOBEカスタマーサポート インフォメーションデスク
0120-827-193
※携帯電話などでつながらないときは「03-6385-0962」
(9:00~18:00 365日受付・当日付けの解約は16:30まで受付)

なおインフォメーションデスクは混みあっていてつながらないことがあるので、オンラインで手続きした方が簡単で手間がないでしょう。

オペレーターに質問しながら手続きしたいといった希望がないのであれば、オンラインでの手続きがおすすめです。

解約を申し込むとその月の末日に回線が停止されるので、それまではBIGLOBE WiMAX2+を利用できます。

また解約月の料金は日割りとならずに満額請求されます。

もう使わない契約に対して日割が行われないのは残念ですが、逆に月初に解約しても料金は変わらないので慌てて解約する必要もないですね。

解約手続き上の注意点

オンライン・電話いずれの場合でも、注意すべきなのは解約の手続きが毎月25日受付分までが、当月解約の扱いになるということです。

26日以降に解約を申し込むと翌月末日が解約日となり、その分余計に料金が発生してしまいます。

さらにWiMAX契約後24ヶ月以内に解約する場合は、データ端末代金の残債を一括で支払わなければなりません。

BIGLOBE WiMAXではクレジットカード払いの場合は毎月の利用料金に端末代として800円上乗せしており、24回払いを前提に毎月800円割り引く形でWiMAXルーター代金を実質無料としています。

また、口座振替の場合でも端末受取時に端末代金4,800円を一括で支払い、毎月600円を24ヶ月にわたり割り引く形でWiMAXルーター代金相当額以上の14,400円を還元し実質無料にしているのです。

そのため24ヶ月以内の解約では、クレジットカード決済なら残りの契約月数×800円の残債を一括で支払う必要がある、口座振替なら後から受けられるはずの割引が無くなってしまうので注意しましょう。

キャッシュバック受け取り後の解約がおすすめ

BIGLOBE WiMAXでキャッシュバックをもらう手順は2通りあります。

マイページの特典一覧に「キャッシュバック特典(指定口座受取)」と記載されている場合は、キャッシュバック対象月の月初1日目に口座指定案内メールが届き、その後マイページにてキャッシュバック受取を希望する口座の登録をするという流れになります。

なお、マイページにて受取口座の登録ができるのは、キャッシュバック対象月の月初2日目午後から45日間となるので注意しましょう。

口座情報に不備がなければ、口座登録後数日以内に振り込みが完了します。

また、マイページの特典一覧にて「キャッシュバック特典(払出証書受取)」と記載がある場合はサービス開始から12ヶ月目までに継続利用されていることが確認された後で、振替払出証書が郵送されます。

この場合は口座登録の手続きは不要で、手元に振替払出証書が届いたら郵便局もしくはゆうちょ銀行で換金可能です。

このいずれかでキャッシュバックの手続きが出来ずキャッシュバックをもらい忘れると、最大30,000円の損になってしまいます。

特別な理由がなければ、キャッシュバックを受け取ってから解約した方がよいですね。

手数料がかからないタイミングは

WiMAX2+は2年以上の長期契約を前提として設計されたサービスです。

これは申込時の説明や契約書などにも記載があり、仮に2年や3年毎の契約が更新されるタイミング(契約更新月)以外に解約すると、以下の契約解除料(違約金)が発生することになります。

2年契約の場合

サービス開始月を0ヶ月目とした利用期間契約解除料
0ヶ月目~12カ月目20,900円
13ヶ月目~23ヶ月目15,400円
24ヶ月目(契約更新月)0円
25ヶ月目以降10,450円

 

3年契約の場合

サービス開始月を0ヶ月目とした利用期間契約解除料
0ヶ月目~12カ月目20,900円
13ヶ月目~23ヶ月目15,400円
24ヶ月目~35ヶ月目10,450円
36ヶ月目(契約更新月)0円
37ヶ月目以降10,450円

 

違約金を支払いたくないのであれば、契約更新月に解約する必要がありますので、可能であれば契約更新月まで待って手続きするのがおすすめです。

なお繰り返しになりますが、解約の受け付けは毎月25日までなので、仮に契約更新月の26日以降に手続きをすると翌月末での解約扱いとなり、違約金の対象になってしまうので遅れないようにしましょう。

契約更新月の解約は必ず25日までに済ませるか、前月の26日以降に手続きしておいてもいいですね。

1年プランで契約している場合

1年プランで契約している場合、12ヶ月目までの解約は1,000円の契約解除料がかかります。

これまでの20,900円と比べればはるかに安く、手軽に解約できます。

しかしクレジットカードで料金を支払っている場合、WiMAXだけの解約とBIGLOBE自体から退会するのとでは残債の取り扱いが異なることに注意しましょう。

  • BIGLOBEとの契約を続ける ⇒ 解約前と同様分割払い
  • BIGLOBEから退会する ⇒ 一括払い

コンテンツなどWiMAX以外にBIGLOBEを利用している場合は端末代の支払いがある点に注意してください。

解約金を払ってまでBIGLOBEから乗り換える価値はある?

BIGLOBE WiMAX2+を解約して、他社プロバイダへ乗り換えることで月額料金を安くできる場合がありますが、高額な違約金を支払ってまで乗り換えるメリットはありません。

BIGLOBE WiMAX2+の月額大幅値引き+キャッシュバック特典でギガ放題プランの月額料金は2ヶ月目まで2,595円、3ヶ月以降3,880円です。

たとえば月額業界最安級のBroad WiMAXでギガ放題プランを新規契約すると月額料金は2ヶ月目まで2,999円、3ヶ月以降は3,752円で3ヶ月以降はBIGLOBE WiMAX2+よりも安くなるのです。

さらにBroad WiMAXは他社WiMAXからの乗り換え時に違約金を負担してくれるサービスがあります。

一方、BIGLOBE WiMAX2+の違約金は契約期間によっても異なりますが、最大で20,900円の違約金が発生しますし、クレジットカード払いなら端末の利用月数に応じて端末代金の残債を支払う必要があります。

口座振替払いの場合でも、本来受けられるはずだった14,400円もの割引が受けられなくなってしまいます。

Broad WiMAXに移行するとしても違約金負担サービスの上限は20,900円までなので、BIGLOBE WiMAX2+の端末代金は自己負担しなければなりません。

そうなるとたとえ違約金を負担してくれるBroad WiMAXを利用するとしても、プロバイダの乗り換えで節約するというのは現実的ではないですね。

そのためBIGLOBE WiMAX2+を解約してプロバイダを乗り換えるのであれば、特別な理由がない限り端末代金の分割支払いが終わる契約24ヶ月目まで利用を続けてからにした方がよいでしょう。

なお、契約が25ヶ月続いている場合はその後の違約金が10,450円となるので、解約の意志が決まっているなら次の更新月を待つより早めに解約した方が負担は少ないです。

まとめ

BIGLOBE WiMAX2+の解約手続き自体はオンラインか電話で申し込みが可能ですが、気を付ける必要があるのは解約のタイミングです。

WiMAX2+サービス違約金の支払いに加え、キャッシュバックをもらえなければ49,000円もの損をすることになります。

さらにBIGLOBE WiMAX2+では24ヶ月以内の解約の場合、端末代金は自己負担になりです。

そのため解約するのはキャッシュバックがもらえて、なおかつ違約金や端末代金も発生しない最初の契約更新月まで待つことをおすすめします。

それより先に解約する場合も契約更新月での解約がベストですが、契約更新月がまだ先なら契約25ヶ月目以降は違約金が10,450円に下がるので、月額料金の負担を考えると早めに解約してしまった方が安上がりです。

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15年以上様々なモバイル回線を使ってきた経験から、あなたが自分に合った回線をお得に使えるよう、複雑な契約の中身をわかりやすくお伝えします。

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