大手家電量販店「ビックカメラ」が運営するBIC WiMAX SERVICEを解約するためには、サポートセンターへ電話するか解約届を郵送します。
なお解約のタイミングによっては、最大20,900円の契約解除料が発生するので注意してください。
契約解除料の支払いを避けるためには、2年や3年毎に訪れる契約更新月中に解約する必要があります。
ただし契約更新月が3ヶ月以上先の場合は、それまでに加算される月額料金の方が高くなるので、契約更新月を待たずに解約した方が安上がりです。
ビックカメラのWiMAX(BIC WiMAX SERVICE)とは
BIC WiMAX SERVICEは大手家電量販店「ビックカメラ」が運営するWiMAX2+サービスです。
データ通信量月間上限なしの「BIC定額 ギガ放題プラン」が4,380円/月で提供されています。
またBIC WiMAX SERVICEでは、WiMAX2+加入時に「まとめてプラン」(L8の場合は1,547円/月)というオプションサービスも契約することでパソコンなどの購入価格が割引になるキャンペーンを展開しています。
BIC WiMAX SERVICEの解約方法
BIC WiMAX SERVICEの解約は、サポートセンターへ電話で連絡する方法と解約届を郵送する方法の2種類があります。
サポートセンターへ電話して解約する方法
以下に記載のサポートセンターへ契約者本人から連絡し、オペレーターへ解約したい旨を申し出ます。
電話番号:0120-99-5151(9:00~21:00/年中無休)
携帯電話からの場合:042-310-3710(有料)
21:00まで受け付けていれば会社帰りなどでもゆっくり連絡できそうですね。
ただし月末は混雑することが考えられるので、早めに連絡することをおすすめします。
解約日は当日から30日後まで選べるので、余裕をもって連絡して少し先の日付を指定しておく方が安心でしょう。
仮に翌月になったとしても、日付をさかのぼって解約日を指定することはできません。
なお解約月は基本使用料が日割で請求されます。
解約届を郵送して解約する方法
ダウンロードページから、解約届・封筒貼付用紙(法人の場合はあわせて解約届別紙)を取得します。
ダウンロードできない時は、お客様サポートセンターへ連絡して取り寄せることも可能です。
ダウンロードページには解約届の記入例もあるので一緒にダウンロードすると参考になるでしょう。
解約届に必要事項を記入してお客様サポートセンターへ郵送します。
郵送の場合、解約希望日は投函日から6営業日以降の指定しか出来ませんので、早めに手続きするようにしましょう。
BIC WiMAX SERVICE解約時に発生する違約金とは?
BIC WiMAX SERVICEに限らず、WiMAX2+は最低でも2年間の長期契約を前提とすることで月額料金が下げられています。
そのため2年や3年毎に訪れる契約更新月以外に解約すると、以下違約金(契約解除料)が発生します。
2019年9月以前に契約した場合
解約までの期間 | 契約解除料 |
1~13ヶ月 | 20,900円 |
14~25ヶ月 | 15,400円 |
26ヶ月以降 | 10,450円 |
2019年10月以降に契約した場合
UQコミュニケーションズの「新ギガ放題」に対応したプラン「BICギガ放題」には2年プラン、3年プラン、期間条件なしのプランが有り、うち2年プランは自動更新ありとなしに分かれています。
契約解除料は期間条件なしのプランでは発生しませんが、その他のプランでは次の通り発生します。
契約期間 | 契約解除料 |
2年(自動更新あり) | 1~23ヶ月目:1,000円 24~26ヶ月目:なし 27ヶ月目以降:1,000円 |
2年(自動更新なし) | 1~23ヶ月目:1,000円 24ヶ月目以降:なし |
3年 | 1~36ヶ月目:10,450円 37ヶ月目:なし 38ヶ月目以降:10,450円 |
なおこれらのプランは端末代の残債が別途かかることに注意が必要です。
解約する際は、BIC WiMAX SERVICEを契約した日付から更新月がいつなのか、更新月以外の場合は契約解除料がいくらになるのか事前に確認しましょう。
WiMAX2+加入でまとめてプランを適用していた場合
BIC WiMAX SERVICEの契約時に同時に「WiMAXまとめてプラン」に加入していた場合、基本使用料(4,380円/月)にオプション料金(例:L8プランなら1,547円/月×24回分)が加算されています。
このオプションサービスは2年間継続利用することが条件となっており、仮にその前に解約するのであれば残りの料金(WiMAXまとめてプラン月額料金×残存月数)が解除料として追加されるので注意しましょう。
BIC WiMAX SERVICEの違約金の負担を減らす方法
違約金を支払わないためには、契約更新月を待って解約するしかありません。
ただし契約更新月が3ヶ月以上先なら、それまでにかかる基本使用料の方が高くなってしまうので早めに解約するとよいでしょう。
たとえば13ヶ月目以降の解約であれば契約解除料が15,400円となり、基本使用料を3ヶ月分以上(4,380円×1.08×3=14,190円)支払えば契約解除料よりも高くなります。
そのため違約金負担の面から考えると、更新月まであと3ヶ月を切っているならば性急な解約はお勧めできません。
再契約先として月額最安級のBroad WiMAXがおすすめ
月額料金がネックでBIC WiMAX SERVICEを解約するのであれば、再契約先としてBroad WiMAXをおすすめします。
なぜならBroadWiMAXへ乗り換えをした際に、ビックカメラに支払う違約金分をキャッシュバックしてもらえるからです。
最大20,900円ですのでまとめてプランの上乗せ分は無理ですが、WiMAX本体の解約手数料分はペイできます。
Broad WiMAXのWiMAX2+プラン「ギガ放題月額最安プラン」は月額料金3,752円(契約1~2ヶ月目は2,999円、25ヶ月目以降は4,412円)で、BIC定額 ギガ放題プラン(月額4,380円)より約900円安いです。
手軽に乗り換えられる上に違約金も返ってきて利用料金の負担も軽くなるので、WiMAX2+を継続するなら乗り換え先としてぜひ候補に入れたいWiMAXプロバイダといえますね。
まとめ
ビックカメラのWiMAX2+サービス「BIC WiMAX SERVICE」を解約するには、お客様サポートセンターへ電話するか解約届を郵送することが必要です。
なお新しい端末を使いたかったり月額料金を安くしたかったりする場合は、Broad WiMAXへの乗り換えをおすすめします。
Broad WiMAXのギガ放題月額最安プランは月額料金3,752円で、BIC WiMAX SERVICEのBIC定額 ギガ放題プラン(4,380円/月)より約900円安い上に、キャンペーン適用により契約事務手数料3,000円だけで契約可能です。