auのWiMAXを使って2年経過すると契約更新時期となりますが、契約更新をするよりも解約を選択したほうが良いでしょう。
WiMAXが不要となった場合はもちろん解約をおすすめしますが、WiMAXを継続して使いたいという場合もauで契約更新するより解約して他のWiMAXプロバイダで新規契約したほうがお得になるからです。
しかしau WiMAXの解約には必要書類も多く、書類に不備があると手続きを受け付けてくれないこともあります。
更新月に焦ることのないよう、au WiMAXの解約方法や解約時に必要なものを把握しておき、スムーズにお得なプロバイダへ乗り換えができるようにしておきましょう。
auで契約したWiMAXルーターを解約する方法
au WiMAXの解約は電話やインターネットでは受け付けていないため、auショップ店頭での手続きが必要です。
契約者がショップに行ける場合はスムーズに手続きできますが、本人が出向けない理由があり代理人がショップに行く場合は必要書類が不足していたり、内容に不備があったりするなど何度もショップに行く必要が出てくる可能性があります。
特に土日などはショップに行ってから手続き開始までかなり待ち時間がありますので、1回で解約手続きができるようにしっかり準備しましょう。
さらに解約するタイミングを間違えると契約解除料が発生しますので、いつ解約するべきかしっかりチェックしてください。
解約手続きは店頭でのみ可能
auの解約手続きは基本的に契約者本人がauショップに行く必要があります。
しかし、どうしても契約者が行けない場合はauが定めている以下に該当する代理人が必要書類を揃えれば手続きをしてくれます。
- 契約者の家族または親権者
- 未成年後見人/成年後見人
- 特別養護老人ホームなど契約者が入居している施設関係者
必ず定められた代理人であることを確認してからショップに向かいましょう。
なお、法人契約の場合は社員であれば誰がショップに行っても手続きできますが、社員証または名刺と法人印が必要です。
必要な書類
auの解約は誰が手続きをしに店頭へ行くかによって必要なものが異なります。
契約者本人が手続きに行く場合
契約者がショップに行く場合に必要なのは以下の通りです。
- 印鑑(サインでも可)
- 本人確認書類(原本)
- WiMAX端末本体(なくても可)
印鑑やWiMAX端末はなくても解約できるので最低限必要なのは本人確認書類だけですね。
本人確認書類に該当するのは、運転免許証や健康保険証、パスポートが基本ですが、用意できない場合はauのサポートページで代用できる書類を確認しましょう。
なお、本人確認書類は必ず原本が必要となるので気を付けてください。
注意点として未成年者が契約者となっている場合は、親権者も同伴して来店が必須となります。
auの顧客検索システムは電話番号と氏名・生年月日で照会をかけるのですが、WiMAXの電話番号を覚えているユーザーは少ないと思います。
家族割や一括請求から探し出してくれることもありますが、すぐに契約情報が照会できないと手続きにかなり時間がかかる可能性があるので時間に余裕があるときに手続きに行きましょう。
代理人が手続きに行く場合
代理人が手続きする場合の必要書類は次の3つです。
- 契約者の本人確認書類(コピーでも可)
- 代理人の本人確認書類(原本)
- 委任状
委任状は公式サイトからダウンロードでき、記入例も一緒にダウンロードできるため、わざわざ店頭にもらいに行く必要はありません。
契約者の本人確認書類はコピーで問題ありませんが、代理人の本人確認書類は原本が必要ですので注意しましょう。
なお、代理人が手続きする場合、委任状の不備で手続きを断られるケースがかなり多くなっています。
下記のいずれかに不備があると書き直すように言われ、手続きを断られてしまいます。
- 委任状は全て契約者本人の直筆で記入する
- 日付や電話番号も忘れずに記入する
- 手続内容を記載する
- ショップに行く代理人の情報欄も契約者が記入する
特に代理人の情報欄を代理人が記入してしまう不備が後を絶ちません。
必ずショップに行く前に委任状の記入例と見比べて、全ての項目を契約者に書いてもらったかチェックしてください。
※厳密には委任状を契約者以外が記入することは私文書偽造にあたります。
さらに振り込め詐欺など携帯電話の不正利用が増えたことで携帯ショップのコンプライアンス意識は年々高くなっています。
もし不備や記入漏れを見つけても契約者以外が代筆することは止めましょう。
契約者が亡くなって解約する場合
契約者に不幸があった場合も代理人が解約できますが必要書類が変わります。
- WiMAX端末
- 代理人の本人確認書類(原本)
- 代理人の印鑑(ゴム印以外)
- 契約者が亡くなったことが確認できる書類
契約者が亡くなった場合の解約では、WiMAX端末本体で契約電話番号を確認し、通常はサインで済まされる書類も印鑑を押す必要があります。
また契約者が亡くなったことのわかる書類は次のいずれかを用意してください。
- 戸籍謄本(抄本)
- 除籍謄本(抄本)
- 除籍記載のある住民票
- 死亡診断書
- 新聞のお悔やみ欄
- 会葬御礼の挨拶状
なお、契約者本人が亡くなった場合の解約手続きでは契約解除料は免除されますが、端末代金の残債があると継続して毎月払うか一括で精算するか決めることになります。
法人の場合
法人契約を解約する場合は次の3つが必要です。
- 法人印
- 来店者の本人確認書類(原本)
- 来店者の社員証または名刺(原本)
- WiMAX端末
持ち物はすぐに用意できますが、法人の代表者以外がショップに行く場合は手続き開始時に会社に電話をかけます。
総務や代表者など決裁権を持つ人の口頭確認が必要なので、ショップに行く前に話を通しておくようにしましょう。
解約するときの注意点
auのWiMAXを解約する時期を間違えると、契約解除料金や端末の残債を支払う必要があります。
いつ解約すべきか見誤らないようにしっかりチェックしましょう。
2年契約(誰でも割シングル)に加入している場合は契約解除料の支払いが発生
auは「2年契約(誰でも割シングル)」という契約プランがあり、個人契約で家族とキャリアが違ったり、ひとり暮らしをしていたりする場合は加入しています。
契約した月の翌月を1ヶ月目として24ヶ月目までが契約期間となり、その後も解約しなければ2年毎に自動更新されます。
契約開始から25ヶ月目と26ヶ月目の2ヶ月間は更新月となり契約解除料金は発生しませんが、それ以外のタイミングで解約すると10,450円の違約金が請求されてしまいます。
契約期間の計算は非常に面倒ですし間違える人がとても多いので、解約前に以下に記載のKDDIお客さまセンターに電話をかけてしっかり確認しておくと安心です。
KDDIお客さまセンター: 0077-7-111
※営業時間:年中無休 9:00〜20:00
※ガイダンスが流れたら 1 → 1 → 0 でオペレーターに繋がります。
端末料金を分割で支払っている場合には残債の支払いが残る
WiMAX端末を分割払いで購入して残債が残っている場合は解約後も端末代を支払う必要があります。
端末代の残債は2通りの支払い方法が選べます。
- 一括で精算する
- 今まで通り分割払いを継続
機種変更をしたことがある場合は2年契約の更新月と端末代金の完済時期が違うことも多く、残債を残して解約すると毎月割などの割引がなくなります。
残債が予想以上に高額になることもあるので、契約更新月とあわせて解約前に確認しましょう。
WiMAXルーターは別プロバイダでの契約がおすすめ
auでWiMAXの契約更新をするより他のプロバイダで新規契約するほうが月額料金は安くなります。
なぜならauは元々の料金設定が他のプロバイダよりも高いからです。
なお、au WiMAXでも他社WiMAXでもUQコミュニケーションズの通信回線を借りていて通信品質は同じなので安心してください。
お得なキャンペーンを実施するプロバイダが多い
WiMAXサービスを提供しているプロバイダは20社以上あり、さまざまなキャンペーンを開催しています。
月額料金も他プロバイダを選んだほうが安く、独自のキャンペーンも相まってトータルコストに大きな差が出ます。
参考までにauのWiMAXとGMOとくとくBB、Broad WiMAXを比較しましょう。
auではキャンペーンも実施しておらず、月額料金が他社よりも高いことがわかりますね。
GMOとくとくBBも月額料金だけ見るとauとあまり差がないですが、契約して約1年後には高額キャッシュバックを受けられるので実際にはお得です。
ただしキャッシュバック特典には受取条件がいくつかあるので、条件を満たさないと受け取れないリスクがあることを理解しておきましょう。
Broad WiMAXなら月額料金が業界最安級ですし、他社WiMAXからの乗り換えの場合には前プロバイダの違約金相当額を最大20,900円まで負担してくれます。
契約解除料を払うのが嫌という理由だけで高くても更新月まで我慢して契約をし続けているのなら、すぐにでもBroad WiMAXに乗り換え、違約金負担サービスを活用しましょう。
GMOとくとくBBのようなキャッシュバック受取手続きが必要なく確実にお得に利用できます。
ブロードワイマックスの口コミや評判がよいのも、当サイトでおすすめする理由です。
手続きがネットで完結する
au以外のプロバイダを選ぶメリットは料金だけではありません。
auショップはWiMAX以外にもスマホの新規契約や解約などで、手続き待ちの人で溢れかえる日も少なくありません。
特にショップが混み合う地域や休日は、受付カウンターに通されるのは2〜3時間後などよくあることです。
一方他のWiMAXプロバイダの申し込み方法はインターネットからが基本です。
インターネット契約のメリットとして、申し込み手続きに時間の制約を受けないので、仕事の休憩時間や夜間でも待ち時間なく契約ができることが挙げられます。
空いた時間を有効活用でき、休日もWiMAX契約のために時間を割く必要がないのは有り難いですよね。
auスマートバリューmineはau以外のWiMAXプロバイダでも適用可能
auスマホとWiMAXをセットで契約すると月々最大1,000円割引が受けられるauスマートバリューmineは、au以外のWiMAXプロバイダを選んでも適用されます。
そのため、auユーザーだからといってWiMAXもauで契約するメリットは、スマホとポケットWiFiの通信料金が1つにまとめられることくらいしかありません。
もちろん、すべてのプロバイダが対応している訳ではありませんが、GMOとくとくBBやBroad WiMAXなど主要なWiMAXプロバイダの多くが対応しています。
前述したキャンペーン内容も加味するとGMOとくとくBBやBroad WiMAXはかなりお得に使えます。
どちらもauスマートバリューmineに対応しているので、高額キャッシュバックと2年総額を1番安くするならGMOとくとくBB、月々の支払いを最小限におさえるならBroad WiMAXというように、ぜひあなたに合ったキャンペーン内容を選んでください。
まとめ
auで契約したWiMAXルーターを解約するとき、手続きはauショップでしか受け付けてもらえないので長時間待たされることになりますし、誰がショップに行くかによって用意するものも異なります。
せっかく待ったのに書類不備を指摘されて手続きできないと、またショップへ出向く必要があるので時間がもったいないですよね。
特に代理人の手続きは委任状の不備で手続きができないケースが多くあります。
契約者の直筆か、日付・電話番号・手続内容の記入漏れがないか、代理人の情報欄も契約者が書いたかは必ずチェックされるので気を付けましょう。
また、解約する際には違約金がかからない更新月にすること、端末代の残債がないかという点に注意してください。
au WiMAXから他社WiMAXへ乗り換える際は、通信速度や通信エリアなどの品質はどのプロバイダを選んでも変わりませんので、キャンペーンを実施していて安い利用料金のプロバイダを選びWiMAXをお得に使いましょう。
中でもBroad WiMAXは、月額料金割引キャンペーンに加え、他社WiMAXを解約して乗り換える際の違約金相当額を最大20,900円までキャッシュバックするキャンペーンを行っています。
現在WiMAX契約中で更新月がまだ先でも我慢して使い続けることなく、月間通信量上限なしのギガ放題プランでも月額2,999円から契約できるBroad WiMAXにノーリスクで乗り換えましょう。